若い世代を中心に、近年注目を集めているのが韓国コスメです。オシャレで目を引くデザインのパッケージや、優れた発色力、さらに価格が手頃であることなど、多くの魅力を持つ韓国コスメは、ネット通販や店舗のコスメコーナーに多種多様な商品が並んでいます。
しかし、そんな韓国コスメには危険が潜んでいると噂されています。今回は、なぜ韓国コスメが危険視されているのか、その理由や具体的なブランド名などを詳しくご紹介していきます。
韓国コスメが危険またはあまり良くないと言われる理由
①韓国コスメの化粧用顔料から発がん性物質が見つかる
韓国の化粧用顔料からは、発がん性のある成分の基準値が5倍以上となる商品が見つかっており、2016年には韓国消費者院が実施した品質サンプリング検査によって、韓国で流通している化粧品の顔料の中には基準値を超えるものが多々存在することが確認されました。また、韓国で過去に大量の被害者を出した加湿器に使用されていたはずの、韓国で禁止された殺菌剤が含まれた化粧品が赤ちゃん用のベビーローションにも使用されていたことが判明したこともあります。
②安全性の基準が日本と韓国では異なる
各国には薬事法という法律があり、国によってその基準は異なります。日本と韓国でもこの基準が異なり、日本は他国に比べても非常に厳しい規制を設けているとされています。一方で、韓国は日本ほどの厳格な規制が存在しないため、安全性に対して不安があるとの声もあります。
③韓国コスメから魚が奇形する原因物質が検出された
韓国コスメに含まれる成分の中には、ムスクケトンという物質があり、これに長期間さらされた魚が奇形を引き起こしたり、内臓や組織に損傷を与えることが報告されています。この物質は、日本や欧州では使用が禁止されている化学物質の一つです。
④韓国コスメ使用時のトラブル対応が難しい
韓国やその他の国で購入したコスメについて、もしトラブルが発生した場合、日本に進出している韓国コスメブランドであれば、問い合わせを通じて対応してくれることが多いですが、日本に未進出のブランドの場合、直接韓国のメーカーに問い合わせる必要があるため、トラブル対応が非常に難しくなります。従って、購入する際は日本語で対応可能な店舗やブランドを選ぶことをお勧めします。
⑤肌トラブルを引き起こす可能性がある
日本国内の製品でも、韓国の製品でも、肌タイプによって合う合わないが当然存在します。しかしながら、前述のように日本と韓国では安全性基準が異なり、韓国の方が規制が緩やかであるため、さらに韓国コスメは多くのネット通販サイトで手軽に購入できる一方で、実際に商品を試すテスターがないブランドも多く、自分の肌に合うかどうかを確認することが非常に困難です。そのため、口コミを参考にするしかなく、韓国コスメによる肌トラブルが多発していると考えられます。
⑥日本と海外(韓国など)では製品作成の目的が異なる
日本では薬事法が厳しく、安全性を最優先に考えることが求められていますが、海外(特に韓国)では肌に有効な成分をできる限り多く配合し、効果を最大限に引き出すことに重点を置いています。このため、海外製品は効果が出やすい傾向にありますが、敏感肌の方が韓国などの海外製品を使用することで肌トラブルを起こしやすいのは当然のことと言えるでしょう。
⑦韓国コスメには並行輸入品という名の偽物が多い
最近、韓国コスメが日本で非常に人気を博しているため、並行輸入品を装った偽物が増加しているとの報告があります。いい加減な平行輸入業者は製品の管理が不十分なことが多く、製品の品質が低下し、実際にトラブルが発生した事例も存在します。
危険だと言われているブランド
韓国ブランドを使用する方であれば、誰もが知る有名ブランド『ミシャ』の存在があります。
ミシャの大人気商品であるクッションファンデーションには、成分として合成界面活性剤、合成ポリマー、紫外線吸収剤が含まれていることが確認されています。これらの成分は、ニキビ、発疹、かゆみといった肌トラブルを引き起こす原因になる可能性があるため、特に敏感肌の方は注意が必要です。ファンデーション以外の化粧品にもこれらの成分が含まれているかどうか、しっかりと確認しましょう。
このように、韓国コスメには実際に発がん性物質などの危険な成分が検出された事例があり、薬事法に関する観点からも、日本の製品と比較して安全性が劣るという印象を持たれることが多いでしょう。
特に注意が必要なのは、眉ティントやリップティントといった商品の使用です。これらのティントは本来、衣服を染色するための染料であり、長期間使用すると色素沈着やかぶれなどの肌トラブルを引き起こす危険性があり、場合によっては発がん性物質である可能性もあるため、短期間の使用であればともかく、長期間の使用にはためらいを感じてしまいますよね。
日本で販売されている韓国コスメは、日本の薬事法をクリアしているため、問題がないと思われますが、韓国から直接購入したり、個人輸入で購入した場合には偽物のリスクもあるため、特に注意が必要です。
化粧品の安全性の基準はブランドによって異なるため、購入時には成分表記をしっかりと確認することが重要です。
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