買ってはいけないキャットフードの特徴とその理由も解説

「愛猫には安全なキャットフードを食べさせたい」
「買ってはいけないキャットフードはどんな特徴があるの?」

このような疑問を持つ飼い主の方々に向けて、今回は詳しく解説していきます。

キャットフードの中には、安全性が疑わしいものが多く存在しており、時には表示されている成分と異なる危険な成分が含まれていることもあります。

この記事では、

・買ってはいけないキャットフードの特徴
・安心安全なキャットフードの特徴

について詳しくお話しします。

この記事を読むことで、危険なキャットフードの特徴や、安全なキャットフードを見極めるための知識を得ることができるでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。

買ってはいけないキャットフードの6つの特徴

原材料が不明なキャットフード

買ってはいけないキャットフードの中には、原材料が明確に記載されていないものがあります。これは非常に危険なサインです。

中には、コスト削減を目的にして、亡くなった動物の肉を混ぜて作られているキャットフードも存在するため、注意が必要です。

キャットフードを購入する際は、必ず原材料の表記をしっかりと確認することが大切です。

合成酸化防止剤が入っていないか

合成酸化防止剤とは、食品の酸化を防ぐために使用される化学物質であり、食品の腐敗を防ぐ効果がある一方で、発がん性が疑われる物質でもあります。

したがって、買ってはいけないキャットフードには、この合成酸化防止剤が含まれている場合があるため、十分に注意する必要があります。

人工的な添加物

本来、猫がエサを選ぶ際には着色料や発色剤といった人工的な添加物は必要ないはずです。

しかし、実際には人工的な添加物が使用されているキャットフードが存在します。これは、粗悪な食材を隠すための手段として使われていることがあるからです。

キャットフードを購入する際には、人工添加物の使用量にも気を配ることが大切です。

タンパク質が最低限満たされているか


肉食性の強い猫にとって、タンパク質の量は非常に重要な要素です。

タンパク質の量に関しては、AAFCO(Association of American Feed Control Official)という機関が基準を定めています。

この基準によると、子猫は30.0%、成猫は26.0%のタンパク質(乾燥重量比)が最低限必要とされています。

この基準を満たしていないキャットフードは、購入を避けるべきです。

粗脂肪

粗脂肪に関する基準も非常に重要です。粗脂肪が不足していると、猫の被毛に不調が現れることがあります。

AAFCOの基準では、子猫と成猫ともに最低9.0%の粗脂肪が必要です。

この基準をしっかりと満たしているキャットフードを選ぶことが望ましいです。

コスト

愛猫に良いものを食べさせてあげたいという気持ちは、飼い主として自然なものですが、あまりにも高額なキャットフードを選ぶことで家計が圧迫されてしまっては困ります。

愛猫にとって適切なキャットフードと、家計とのバランスを考えながら選ぶことが大切です。

安全なキャットフードの特徴

ここまで、買ってはいけないキャットフードについて詳しくお話ししてきました。

次に、安全なキャットフードの特徴についてご説明します。

人間でも食べられる原材料が入っている

質の高いキャットフードには、人間が食べることができる原材料が使われています。

コンビニで販売されている食品が身体に良くないとされる理由は、合成着色料や人工添加物が含まれているからです。

同様に、人間もそのような食品を長期間摂取すると、体調に悪影響を及ぼす可能性があると言われています。

したがって、キャットフードもチキン(生肉)やさつまいもなど、人間が食べても問題ない安全な食品が含まれているものが、良質なキャットフードとされています。

動物性タンパク質の成分表が上に表示されている

チキン(生肉)や魚、卵といった動物性タンパク質の成分が、成分表の最初に表示されている場合、そのキャットフードは安全で良質であると言えます。

キャットフードの成分表は、含有量が多い順に記載されています。タンパク質は猫にとって非常に大切な成分であり、その成分が豊富に含まれていることが、安全な良質なキャットフードの証です。

安価ではない


あまりにも安価なキャットフードは危険な場合があります。良質なキャットフードは、良い原材料を使用しているため、価格がそれなりに高くなるのが一般的です。

家計に過度な負担をかけるのは好ましくありませんが、愛猫の健康を考えると、ある程度の価格を支払う必要があるでしょう。

安価なキャットフードは、賞味期限を延長するために添加物を使用したり、肉や魚の代わりに穀物を多く含んでいることが多いです。

安全性の観点から見ても危険なため、賢明な消費者として家計と相談しつつ、良質なキャットフードを選ぶようにしましょう。

まとめ:良いキャットフードを選んで幸せなペットライフを

今回は、買ってはいけないキャットフードの特徴と、安全に選ぶべきキャットフードについてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか。

ある程度の価格のキャットフードを選ぶことは、猫の健康を考えた場合、トータル的に見て良い選択となります。

安価なキャットフードを与え続けた結果、病気になってしまい、結局高額な医療費を支払う羽目になるのであれば、最初から高品質で安全なキャットフードを選んで、病気を未然に防ぐ方が賢明ではないでしょうか。

愛猫と共に幸せなペットライフを送るためにも、キャットフードにはしっかりとこだわりを持って選ぶことが大切です。

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