三井住友Oliveフレキシブルについて検討している方は多いことでしょう。
クレジットカードを複数持つのが煩わしいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
デジタル社会の進展の中で、Oliveに入会するべきなのか、あるいはOliveフレキシブルに加入するのが適切ではないのかという疑問を一緒に解決していきましょう。
この記事では、Oliveのメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。
ぜひ参考としてご覧いただければと思います。
三井住友Oliveに入会するべきではないのか?
三井住友Oliveへの入会が不適切な方はどのような人でしょうか。
- コンビニをあまり利用しない方
- 行動範囲が都市部ではなく、地方に居住している方
- デジタル機器に不慣れな方
- 投資を行っていない方
さまざまな理由が考えられますが、Oliveのメリットが自分に当てはまらない方は、入会を検討するべきではないかもしれません。
Oliveに入会する際のデメリットは何か?
1・Oliveフレキシブルカードは、国際ブランドがVISAのみのため、他のブランドであるマスターカードやJCBカードを選ぶことができず、選択肢が限られてしまい、自分のライフスタイルに合った選択が難しくなります。
2・銀行業務、証券取引、クレジットカード、デビットカードがすべてこの1枚で完結します。
そのため、もし不具合が生じると、カード全てが使用不可になるリスクがあります。
また、暗証番号を変更しないと、万が一紛失した場合には悪用されるリスクが高まります。
3・地方に居住している場合、カードの指定店舗で還元率がアップする特典を受けることが難しいデメリットがあります。
これは、地方の指定店舗の数が少ないからです。
4・コンビニでの還元率が高くなりますが、利用頻度が少ない方にとっては、そのメリットが薄れることがあります。
5・投資を行う証券会社がSBI証券でない場合、還元率のアップが期待できません。
Oliveとは何か?
三井住友フィナンシャルグループの証券部門であるSMBCグループは、SBI証券と提携しており、銀行業務、証券取引、クレジットカードが統合された総合金融サービスを提供しています。
さらにOliveフレキシブル機能により、三井住友カードのクレジットカードと三井住友銀行のキャッシュカード、デビットカード、ポイントカードが1枚に集約された新しいカードとして登場しました。
いつから始まったのか
Oliveは2023年3月からサービスを開始し、1枚のカードで金融サービスの全てを完結できるため、多くの人々に支持されています。
5年以内に1200万件の登録者数、アカウント開設を目指しているとのことです。
三井住友Olive入会のメリット
Oliveにはデメリットだけではなく、さまざまなメリットも存在します。
利用者のニーズに応じたカード選択ではなく、すべての方の生活にフィットするように集約されたカードです。
どのようなメリットが得られるのか、一緒に見ていきましょう。
金融機関の一括管理が可能
何と言っても、カード1枚で金融サービス全てを完結できる点が大きな魅力です。
これにより、お財布の中にカードが乱雑に入っているという状況が解消されます。
また、スマートフォンのアプリも1つで取引ができるため、スマホの中身もすっきり整理され、設定も簡単で使い勝手が非常に良いです。
利用した分の高還元率
特に、日常的に利用する飲食店やコンビニでの決済が、タッチ決済を利用すると5%の還元を受けられるのが大きなポイントです。
さらに、Vポイントアッププログラムを利用することで、最大18%のポイント還元を受けられることも魅力の一つです。
住宅ローンに関する特典は少々難しいかもしれませんが、アプリに毎月ログインすることで1%の還元が得られる簡単な条件も用意されており、他社と比較しても高い還元率が魅力です。
入会条件が緩く幅広い
クレジットカードや金融サービスには、一般的に入会条件や審査がありますが、Oliveではその入会条件が非常に緩やかで、なんと0歳から申し込みが可能という点が特筆すべきポイントです。
15歳未満の方は親権者の同意が必要ですが、クレジットカードを作るよりもずっと申し込みやすく、誰でも簡単に作成できるカードとして注目されています。
未成年の方については、使い過ぎの心配がありますが、未成年者はデビットカードのみの利用となり、限度額も0円に設定されていますので安心です。
もしクレジットカードが必要になった際には、18歳以上から作成申し込みを行うことができます。
この点に関しては、通常のクレジットカードの条件と同様で安心して利用できますね。
三井住友Oliveフレキシブルペイは入会を控えるべきか?まとめ
三井住友Oliveフレキシブルは、便利に一括管理ができるサービスを提供しています。
しかし、生活スタイルを考慮した際に、自身のニーズに合わない場合は、三井住友Oliveに入会するべきではないかもしれません。
Oliveを利用して一括管理を行いながら、支出を分けたい場合は、通常のクレジットカードも所持することでそれぞれのやりくりがしやすくなり、仕分けが容易になります。
たとえば、Oliveを貯金用や投資運用に使い、日々の支出には別のカードを利用するという方法も考えられます。
また、個人事業主や副業をされている方にとっては、経費や利益についてOliveを利用することで一括管理が可能になり、年末調整もスムーズに行えるようになります。
ぜひ自分自身のニーズに最適な金融サービスを選んで、活用してみてください。
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