お座りや掴まり立ちができるようになった赤ちゃんは、ついつい転倒してしまうことがよくありますよね。
好奇心が旺盛な赤ちゃんたち。8か月を過ぎると、ハイハイでの移動を楽しんだり、立ち上がる練習に励んだりします。
そんな成長する姿を見守るママたちも、目を離すことができず、常に注意を払わなければならない状況ですよね。
実際に、赤ちゃんの転倒に関する統計データも存在しています。
０歳児の転倒による死亡事故が現実に起きている
0歳の赤ちゃんに関する死亡率は、他の年齢層と比較して高いとされています。
子どもの事故には、成長段階が深く関わっています。まず、年齢別に不慮の事故がどの程度発生しているかを見ていきましょう。
人口動態特別集計結果によると、「不慮の事故（交通事故、自然災害を除く）」における死亡数は、「0歳」で9.9人/10万人と、他の年齢層よりも多くなっています。「1歳」では3.7人/10万人に減少し、「7-14歳」では1.0人/10万人と、年齢が上がるにつれて事故のリスクは減少しています。引用元：消費者庁
※不慮の事故の中には転倒も含まれています。
この数字からもわかる通り、転倒によって死亡する事故は実際に多く発生しているのです。
このようなデータを見ていると、不安を感じることもあるでしょう。
実際、私の子供も0歳の頃に何度も転倒し、頭を打ったことがありました。
そのたびにヒヤッとした経験があります・・・
そんな中、赤ちゃんの転倒防止クッションを購入しようと考えている方も多いのではないでしょうか？
転倒防止クッションについては「赤ちゃんの頭を守るために必要だ」という意見もあれば、「特に必要ではなかった」という先輩ママの声もあるため、どちらにするべきか迷ってしまうところですよね。
今回は購入を検討しているママたちに向けて、本当に必要なのか、そしてそのメリットやデメリットについて詳しくお話ししていきますので、ぜひ参考にしてくださいね！
赤ちゃんに転倒防止クッションは本当に必要なのか？
数年前にAmazonのCMで話題になった、可愛らしいハチの形をしたリュックは、赤ちゃんの頭を守るためのアイテムです。
このCMをきっかけに、転倒防止用リュックの存在を知った方も多いのではないでしょうか。
この転倒防止リュックの最大の利点は、赤ちゃんが転倒しても頭にかかる衝撃を和らげてくれるという点です。
赤ちゃんは体に対して頭が大きく、また体も十分に安定していないため、すぐに転んでしまうことがよくあります。
常にそばにいて見守ってあげるのが理想ですが、実際にはずっと赤ちゃんのそばにいることは難しいですよね。
そんな時に転倒防止リュックがあれば、目を離している間に万が一転倒してしまった場合でも、少しは安心できるというのは大きなメリットだと思います。
しかし、転倒防止リュックには一方で、実際に使ってみた方の口コミなどを見ていると、助けられたという意見がある一方で、赤ちゃんが嫌がることが多いという声もあるようです・・・
嫌がる赤ちゃんが多いという現実
Googleで「転倒防止リュック」と検索すると、
「いらない」
「嫌がる」
といったキーワードが表示されます。
実際、私も子供がつかまり立ちをするようになった時期に、ハチ型の転倒防止用リュックを購入したことがありましたが、案の定、嫌がって泣いてしまいました・・・
どうやら、背中に何かが付いている感覚が不快で、自由に体を動かせないために遊びに集中できず、気になってしまったのではないかと思います。
また、選んだ商品によっては、私の子供はリュックの重さで後ろに転んでしまうという事態もありました。
これでは、せっかく購入した意味がなくなってしまいますよね。
実際、ネット上でも似たような意見が多く見受けられました。
前に転んだ時には頭を守れないなどの声もありました・・・。
では、赤ちゃんの頭を守るためにはどうすればよいのでしょうか？
さまざまなアイデアやアイテムをまとめてみました。
転倒防止用リュック以外の対策方法
授乳クッションを活用する
赤ちゃんに授乳する際に授乳クッションを使っているママは多いと思いますが、実は授乳の時以外にも、転倒防止のアイテムとしても非常に役立つのです。
お座りしている赤ちゃんを授乳クッションで囲むように配置すれば、倒れにくくガードしてくれますし、万が一転んでも衝撃を吸収してくれる役割を果たしてくれますよ！
ヘッドガード用のヘルメットを活用する
室内でのヘルメット使用・・・？
と疑問に思われるかもしれませんが、実はかわいいデザインのものがたくさん販売されています！
ヘルメット型であれば、前に転ぶ際にも安心感がありますよね。
ポチップバンボにお座りしてもらう
バンボを使ったことはありますか？
首がすわったら使用できるバンボは、お座りの練習や離乳食をあげる際、赤ちゃんと向き合って遊ぶときに大変便利です。また、付属のベルトもついているため、安全性も十分です。
「ちょっと待っててね」とママが目を離したいときでも安心して使えます。
ポチップ衝撃吸収マットを敷く
たっちの練習やひとり座りができるようになったら、赤ちゃんが遊ぶスペースに衝撃吸収マットを敷いてあげると良いでしょう。頭を守るだけでなく、音の対策にも効果的で、ジョイントマットなら汚れにも強いので、赤ちゃんが自分で遊べるようになると、多くのママがマットを敷くようになります。
このように、転倒防止リュック以外にも赤ちゃんの転倒事故を防ぐためのさまざまな方法をご紹介しましたが、いかがでしたか？
結局、転倒防止リュックは本当に必要なのか？
そう思われる方も多いかもしれません。
転倒防止リュックを使用したママたちの意見を集めてみると、賛否が分かれるところですが、彼女たちが口を揃えて言っているのは背負っている赤ちゃんの姿は本当に可愛いということです（笑）
実際に私も購入し、何度か使ってみたことがありますが、確かにとても可愛かったです！
もしかしたら赤ちゃんによっては気に入って使ってくれる子もいるかもしれませんね。
デメリットについて多くを挙げてしまいましたが、見た目が可愛いという点は大きな魅力ですので、一度試しに購入してみるのも良いかもしれませんよ！
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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