買ってはいけない!フリスクに含まれる危険性

買ってはいけないフリスク

あなたは今、お昼ご飯を終えたばかりで、午後の仕事や授業が行われている会社や教室にいるところでしょう。

お昼の食事でお腹も満たされ、温かい午後の部屋の中で、しっかりとした仕事や授業に取り組んでいます。

「少し眠いな」と感じて、ポケットからフリスクを取り出して一粒口に放り込んでみる。

その瞬間、口の中に広がる爽快感が、眠気を一気に吹き飛ばしてくれます。

このようにフリスクは本当に便利な存在ですね。

2〜3粒を口に含むと、爽快感が広がり、その気持ちよさをもう一度味わいたくなって、ついつい購入してしまうこともあるでしょう。

私自身も日常的にお世話になっています。

そんな私たちにとってありがたいフリスクですが、実は体に良くない成分も含まれていることをご存じでしょうか。

「えっ、毎日食べているけど、全く体に問題ないよ」と思われるかもしれません。

そんなはずはありません。

多くの方がそう感じているのではないかと思います。

私もかつてはそのように考えていました。

では、なぜフリスクが体にとって良くない可能性があるのでしょうか。

少し詳しく説明していきます。

この記事を通じて、以下のことが理解できるでしょう。

・フリスクに含まれる成分について知ることができる。

・フリスクがなぜ体に危険である可能性があるのかを理解できる。

フリスクに含まれる成分

それでは、フリスクにはどのような成分が含まれているのか見ていきましょう。

フリスクはシュガーレスとして販売されていますが、甘みを出すために以下の香料や甘味料が使用されています。

・ソルビトール

・アスパルテーム

・L-フェニルアラニン化合物

これから、それぞれの成分について詳しく見ていきます。

・ソルビトール

この成分は、口の中でひんやりとした感触をもたらします。

カロリーは砂糖の約75%となっており、砂糖よりも低カロリーです。その清涼感から、世界中の飲料にもよく使用されています。

・アスパルテーム

・L-フェニルアラニン化合物

これらの成分は、フリスクだけでなく、ゼロカロリーコーラなどの清涼飲料にも広く使われています。

これらの人工甘味料は、世界中の多くの飲料や食品に利用されているのです。

一時、アメリカでは人工甘味料の安全性に関して議論が巻き起こったことがありました。

結果的に、現在では微量であれば人体への影響はないとの結論に至っています。

フリスクがなぜ身体に危険な可能性があるのか

フリスクには、多くの人工的な香料や甘味料が使用されています。

今回調査したところ、ミントなど爽快感を与える香料「ソルビトール」は、大量に摂取すると下痢を引き起こす可能性があります。

ただし、その関連性については明確にはわかっておらず、現時点では身体への悪影響は確認されていません。

しかしながら、「アスパルテーム」や「L-フェニルアラニン化合物」などの人工甘味料については、国内でも以下のような指摘がなされています。

人工甘味料を過剰に摂取することで、肥満や糖尿病のリスクが高まる可能性が示唆されています。

通常、人間は甘さを感じると血糖値が上昇するように条件づけられています。

人工甘味料を摂取した際、甘いものを食べても血糖値の上昇が見られないため、脳が混乱し、過食してしまう可能性が考えられています。

また、味覚を感じる細胞が腸内に存在していて、強い甘みを感じることでインスリンの分泌が過剰に促進されたり、腸での糖の吸収が促進されたりすることも報告されています。

出典:独立行政法人 農畜産業振興機構「人工甘味料と糖代謝」

このように、人工甘味料を大量かつ長期間にわたって摂取することにより、以下のリスクが考えられます。

・味覚障害が生じる可能性。

・体重が増加する可能性。

・口臭が悪化する可能性。

これらの甘味料は一般的な砂糖の数百倍の甘さを持っています。

その強烈な甘さによって、脳が甘味に対する依存を高める危険性も考えられます。

その結果、より甘さを求めて味覚に異常をきたす可能性があるのです。

また、腸内で「インスリン」という物質が多く分泌されることで、太りやすい体質に変わる可能性も存在します。

「インスリン」が急激に増加すると、消化されなかった糖分が体内で脂肪として蓄積されやすくなります。

最後に、口臭への影響として、人工甘味料によって唾液の分泌量が減少する可能性も指摘されています。

唾液が減少することで、歯垢が増えたり、口内の細菌が増殖する原因となることがあります。

その結果、口臭が悪化するリスクが高まるかもしれません。

さわやかな息を保つために食べているフリスクが、逆に口臭の原因になっている可能性もあるのです。

まとめ

このように、フリスクには人工甘味料や香料に関する危険性が存在します。

さらに、フリスクには毎日食べたくなるような依存性があることも指摘されています。

100%身体に悪影響が出るという証拠は現時点では示されていませんので、フリスクを食べること自体が危険だとは言えないでしょう。

フリスクだけに限らず、人工合成物質を長期間かつ大量に摂取することにはリスクが伴うことを考慮する必要があります。

脳や腸に悪影響が出る可能性があっても不思議ではありません。

フリスクには「眠気を覚ます」「気分をリフレッシュさせる」といった良い面も多く存在します。

私もこれまで多くの場面でフリスクに助けられてきました。

適切な量を守りながら、健康的に付き合っていきたいものですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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