赤くて瑞々しいトマトは、本当に美味しいですよね。
子供の頃、暑い夏の日に冷やしたトマトを食べると、その甘さはまるで果物のようで、特別な楽しみでした。
私自身もその味が大好きです。
さらに、トマトをジュースにしても非常に美味しく、さまざまな楽しみ方ができるのが魅力です。
また、トマトは美味しいだけでなく、健康にも良いとされ、ダイエットにも効果的なイメージがあります。
実際、私も長い間その健康的なイメージを信じて、トマトを食べたり飲んだりしてきました。
しかし、実はその健康的なイメージには、意外な側面も存在するのです。
今回は、その点について詳しくお伝えしようと思います。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
・トマトを食べることのメリットが理解できる
・トマトを食べることのデメリットがわかる
・トマトの適切な食べ方がわかる
トマトを食べるメリット
まずは、トマトを食べることのメリットについてご紹介します。
トマトの赤い色は、実はリコピンという成分によるものです。このリコピンは非常に強力な抗酸化作用を持っています。
身体が酸化してしまうと、しわやシミが増え、老化が進む原因となります。
身体が錆びていくようなイメージを持っていただければわかりやすいかもしれません。
リコピンは、その酸化を防ぐ働きがあり、私たちの健康を守ってくれるのです。
皆さんにも想像していただきたいのですが、10年後に今と変わらない瑞々しい肌や健康を保っている自分を鏡で見たとき、どんな気持ちになるでしょうか?
ワクワクしますよね。
次に、非常に有名なビタミンであるビタミンCが豊富に含まれていることも見逃せません。
ビタミンCは、風邪やウイルスに対する抵抗力を高める効果があり、自分自身を守るためにも積極的に摂取したい栄養素です。
さらに、厚生労働省の資料でも、ビタミンCが鉄の吸収を促進する働きがあるとされています。
ビタミンCだけでなく、他の栄養素にも良い影響を与えるのです。
また、トマトにはペクチンという食物繊維が豊富に含まれており、血中のコレステロールを下げる効果があります。
コレステロールが高くなると、血液が固まり、放置すると脳梗塞や心筋梗塞などの深刻な病気に繋がる可能性があります。
そのため、トマトは危険なコレステロールの値を下げる助けとなります。
実際に、私もトマトを毎日摂取するようにした結果、約1ヶ月後にはコレステロールの数値が目に見えて改善されたことがあります。
その瞬間は本当に驚きました。
さらに、食物繊維が豊富であることは腸内細菌のエサとなり、腸内環境の改善にも寄与します。
その結果、毎日のお通じも快適になります。
便秘に悩んでいる方も多いと思いますので、そんな方々にも非常におすすめできる食材です。
本当に素晴らしい効果がたくさんありますね。
トマトを食べるデメリット
これほど多くの健康効果があるトマトが、身体に悪いわけがないと思う方も多いでしょう。
私自身もそう考えていました。
しかし、結論から申し上げると、トマトを食べすぎることは健康に悪影響を及ぼすことがあるのです。
まず、トマトを過剰に摂取すると、身体が冷えすぎることがあります。
これはトマトが夏の野菜とされている理由の一つでもあります。
その結果、下痢を引き起こすこともあります。
さらに、トマトにはシュウ酸という酸が含まれており、これが胆石や腎結石を引き起こす可能性があります。
また、アセチルコリンという物質も含まれていて、この成分が原因で身体にかゆみやじんましんが生じることもあります。
適切な食べ方とは?
このように、トマトには老化防止やコレステロール低下などの健康に良い面が多く存在しますが、一方で身体を冷やしたり結石のリスクもあるため注意が必要です。
では、実際にどれくらいの量を食べるのが良いのでしょうか?
どのくらいの量が適切なのか、これからお伝えします。
結論としては、Mサイズのトマトであれば1日1〜2個、ミニトマトであれば1日10〜15個前後が目安となります。
ただし、その量を超えたからといって、すぐにデメリットが生じるわけではありません。
あくまで目安として考えていただければと思います。
また、トマトの皮は消化吸収されにくい食物繊維が含まれているため、皮をむいて調理することをおすすめします。
トマトジュースも良い選択肢です。
果実系のジュースは栄養素が失われていることが多いですが、トマトジュースはそのリスクが低いです。
ただし、食塩が含まれているトマトジュースよりも、無添加のものを選んだ方が良いでしょう。
まとめ
このように、トマトには多くの健康効果があるものの、過剰に摂取することは身体に良くない影響を及ぼすこともあります。
トマトに限らず、一つの食品を大量に摂取することは偏った食事に繋がる可能性もあるのです。
人生100年時代において、いつまでも健康で元気に楽しく生きるためには、バランスの取れた食事を心がけたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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