初めてメイクをする際には、自分自身がどのように変身するのか、その過程を楽しむ気持ちが高まりますよね。また、新しいコスメやスキンケア製品を初めて購入する瞬間は、期待に胸が膨らむものです。しかし、正直なところ、「何を購入すれば良いのか全くわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
わからないままに適当にコスメを選んでしまうと、思いもよらぬ結果を引き起こすことがあるのです。コスメ売り場には、魅力的で可愛い化粧品がたくさん並んでいますが、その中には特にメイク初心者が避けるべきアイテムも存在します。これから、メイク歴の長い筆者がそのような買ってはいけないコスメについて詳しく解説していきます。
メイク初心者さんが買ってはいけないコスメ
メイク初心者が避けるべきコスメの特徴としては、主に「派手な色」や「使い方が難しい」という2点が挙げられます。それでは、これらの特徴に該当する具体的なコスメを見ていきましょう。
派手な色のアイシャドウ
派手な色のアイシャドウとは、鮮やかな赤や青、緑、紫といった色合いを持つアイシャドウのことを指します。特に夏になると、カラフルなメイクを楽しむ人が増え、自分も挑戦したいと考えるメイク初心者も多いでしょう。しかし、カラーメイクはやりすぎると、逆効果になることがあります。
例えば、赤や紫のアイシャドウを使うとしましょう。メイク初心者は、アイシャドウの塗り方や適切な量の調整がまだ難しいため、つい塗り過ぎてしまうことがしばしばあります。その結果、赤や紫のアイシャドウを過剰に塗布すると、目の周りが腫れているように見えることがあります。アイシャドウを使用したカラーメイクでは、位置や量が重要です。メイクに慣れるまでは、これらの派手な色は避けるのが賢明です。
真っ赤な口紅
強い女性を象徴する赤リップは、非常に魅力的でスタイリッシュに見えます。しかし、赤リップは、しっかりとメイクができる方が使用することでその美しさが引き立ちます。初心者が赤リップを使うと、口元だけが目立ってしまったり、全体的に派手な印象を与えてしまったりする可能性が高いです。メイクにおいては、引き算の技術も重要ですので、強弱をつけられるようになるまでは、憧れの赤リップは一旦お預けにしましょう。
リキッドファンデーション
リキッドファンデーションは、均一に塗るのが非常に難しいため、メイク初心者にはおすすめできません。初めてメイクをする年代の多くは、高校生から大学生であり、10代から20代の若い肌は、そもそもファンデーションが必要ないほどきれいなことが多いです。また、ニキビに悩まされることも多い年代ですので、下手にニキビの上に化粧品を重ねてしまうと、悪化の原因になることも。若い時期には、日焼け止めだけで十分です。もし少し物足りなさを感じるなら、化粧下地を取り入れてみるのが良いでしょう。
シェーディング
シェーディングは、顔の凹凸を際立たせるために使用するアイテムです。専用のブラシで塗布し、きれいにぼかすことで、非常に明確な顔立ちを作り出すことができるため、メイク上級者向けのアイテムです。しかし、もしメイク初心者がシェーディングを使うと、塗る位置や量を誤ってしまい、肌が不自然に茶色っぽく見えたり、汚く見えることがあります。上級者になるまでは、シェーディングには手を出さない方が良いでしょう。
眉マスカラ
眉マスカラもまた、メイク初心者が避けるべき化粧品の一つです。眉毛の色を明るくすることで、垢抜けた印象を与えることができることは多くの人が知っていますが、眉マスカラはその選び方や使い方が難しいため、初心者には扱いが難しいアイテムです。眉マスカラを選ぶ際には、色だけでなく、眉の毛質や量も考慮して選ばなければなりません。過剰に塗布したり、逆に少なすぎたりすると、のっぺりとした眉や色ムラのひどい眉になってしまうことがあります。眉毛は顔の印象を大きく左右する重要なパーツですので、失敗を避けるためにも、初心者の方は眉マスカラを購入しないことをお勧めします。
メイク初心者さんは何を揃えるべき?
メイク初心者が最初に揃えるべきアイテムは、以下の3つです。
- アイブロウパウダー
- ペンシルアイライナー
- ベージュリップ
初めから多数のコスメを揃えようとすると、メイク初心者にとっては使いこなすのが難しくなります。最初は基本的な3つを揃え、メイクの練習に励むことが大切です。それぞれのアイテムについて、簡単に説明します。
アイブロウパウダー
アイブロウとは眉毛のことであり、アイブロウパウダーは眉を書くためのアイテムです。眉毛を描くためのアイテムには、アイブロウパウダーだけでなく、アイブロウペンシルや眉マスカラもあります。どれを使うべきか悩むこともあるでしょう。
パウダータイプは、ペンシルや眉マスカラに比べて薄く色づきやすいため、初心者でも失敗しにくく、簡単に落とすことが可能です。購入する際は、自分の髪の毛の色に近いアイブロウパウダーを選ぶことが望ましいです。
ペンシルアイライナー
アイラインを書くのは難しく、練習が必要です。アイライナーには、ペンシルアイライナーの他にリキッドアイライナーやジェルアイライナーが存在します。リキッドアイライナーやジェルアイライナーは非常に滲みやすく、扱いが難しいため、初心者にはペンシルアイライナーを使用することをお勧めします。
ベージュリップ
ベージュリップは、つけすぎても派手になりにくく、自然に血色をアップさせるのに適しています。まずはベージュリップを使って、ナチュラルなメイクからスタートしてみると良いでしょう。
まとめ
メイク初心者が買ってはいけない化粧品は、以下の5つです。
- 派手な色のアイシャドウ
- 真っ赤な口紅
- リキッドファンデーション
- シェーディング
- 眉マスカラ
メイクにおいては基本が非常に重要です。しっかりと練習を重ねて、少しずつ上達を目指しましょう!
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