買ってはいけない!スマートフォン5選。選ぶ注意点とおすすめ機種

今やスマートフォンやタブレットは、私たちの仕事やプライベートにおいて欠かせない存在となっています。これらのデバイスは、パソコンに匹敵するほどの進化を遂げており、多機能を備えた高価なモデルも増えてきました。そのため、選択肢が豊富になりすぎて、どれを選べばよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。

購入後に「なんか思っていたのと違った」と感じたことはありませんか?種類が多すぎるため、どれが自分に合っているのかを見極めるのは難しいですよね。特に多機能なスマートフォンは、10万円以上する高額なものも少なくありません。そこで、失敗しないために避けるべきスマートフォンについてご紹介します。

Android(アンドロイド)で買ってはいけない5選

     Pixabay のDariuszSankowskiによる

  • AQUOS sense5G

こちらのモデルは価格が約4万円と手頃ですが、不具合が多く、その評価が低下しています。再起動を繰り返すトラブルや、Wi-Fiに接続できない、さらには電源が入らなくなることがあり、最悪の場合、数か月で故障してしまうこともあるようです。『製造分の一部で発生した製造上の不具合であり、現在は対策済みで修理の対応を行っている』とのことです。

Buzzap!編集部https://buzzap.jp/news/20220124-sharp-aquos-sense5g-too-much-problem-4/ではシャープの広報に『AQUOS sense5Gの不具合について以下のような問い合わせを実施。同社は初期生産分の一部で製造上の不具合が発生したこと、問題が発生したユーザーには修理対応を行っている』旨を回答した上で謝罪しました。”とあります。
  • Galaxy A21 SCV49

このモデルは発売からの時間が経過しているため、価格は約2万円前後となっています。しかし、年々進化しているスマートフォンの中で、型落ちの低価格モデルは性能面が厳しいことが多いです。最新の機種と同じ価格帯でどのような選択肢があるかを確認することをお勧めします。例えば、AQUOS wishやArrows Weなど、同程度の性能を持つ製品を選ぶと良いでしょう。

  • Android one S9

価格は約4万円です。このシリーズはGoogleが各国のメーカーと協力して作り上げたモデルで、京セラが協力している商品です。性能としては、低価格スマートフォンにほんの少しだけ機能追加している程度なのに、ミドルクラスの価格帯に位置しています。安心でシンプルなコンセプトを掲げていますが、月に一度のアップグレードが必要になるなど、少し考慮が必要かもしれません。

  • Huawei製のスマートフォン

このブランドは低価格ながら素晴らしいクオリティを誇っていますが、GoogleからAndroidのライセンスを剥奪されてしまったため、Googleサービスのアプリをすべて使用できないという大きな不便が生じています。Huawei独自のアプリストアでアプリをダウンロードする必要がありますので、選ぶ際には十分な注意が必要です。

  • BALMUDAバルミューダのスマートフォン

おしゃれな家電で知られるメーカーが手がけたスマートフォンですが、高価格にもかかわらず性能が低く、CPUも非力でバッテリー容量もかなり少ないのに10万円を超える価格設定となっています。軽量で小型の丸みを帯びたデザインが特徴で、京セラと協力して製造された純国産スマートフォンです。

選ぶときの大切なこと・避けるべきスマホ

  • CPU性能が低いスマートフォン

スマートフォンにはCPUが搭載されており、脳の役割を果たし、処理能力を担っています。せっかく購入したものの、スペックが低ければやりたいことができなくなってしまいます。Snapdragonの400や600番台は、性能が非常に低いため、選ぶ際には注意が必要です。

CPUが低いと動作が遅く、読み込みに時間がかかるなどのストレスを感じることになりますので、何をしたいのかを明確にし、それに適した商品を選ぶようにしましょう。

  • RAM(メモリー)が少ないスマートフォン

RAMが不足していると、作業効率が大きく損なわれます。デバイスの作業領域として、多くのアプリを同時に起動することが求められるため、RAMが少ないと同時に多くの作業ができなくなり、スマートフォンの動作に悪影響を及ぼします。CPUが作業するときの作業スペース、つまり机の広さとも言えます。狭いスペースでは多くの書類を置いたり作業を行ったりすることができないため、スムーズに動かなくなります。特にゲームや動画を利用する方にとっては大きなストレスとなるでしょう。

  • 内部ストレージがかなり少ないスマートフォン(ROM)

データの保管場所として機能し、アプリや写真、動画などを保存するためのスペースです。容量が少ないと動作が遅くなったり、再起動ループなどの様々な不具合が発生する可能性があります。

ストレージがmicroSDに対応していても、16GB以下のものは避けるべきです。最低でも36GBは必要であり、外部ストレージmicroSDが使えない機種では128GB以上をおすすめします。実際に、標準でインストールされているアプリやシステムに一部の容量が使われてしまうため、うっかりするとすぐにいっぱいになってしまいます。基本的に交換ができないため、購入前に十分に選ぶことが大切です。

ストレージとROMはどちらもデータの保存領域ですが、違いは書き込みが可能かどうかで、ストレージは追記や書き込みが可能です。

お勧めとしては、ハイスペックを求めるのであれば、RAMが12GBでROMが256GB程度はほしいところです。それほど必要ない場合は、RAMが8GB・ROMが128GB程度を選ぶと良いでしょう。

ROM・RAMが低いと動作が遅くなることや、強制的にアプリが落ちることがありますので、日常的に使用するものはストレスなく使えるものを選ぶことが重要です!ROMが6GB・RAMが64GB以下だとスムーズに動作しない可能性があります。
  • バッテリー容量が少ないスマートフォン

本体を小型化し薄型軽量化を追求すると、どうしてもバッテリーの容量が小さくなってしまうことがあります。バッテリーの消耗は、OSや有機EL画面、ゲームや動画の視聴によっても影響を受け、日常的に使用するには一日も持たないこともあります。通信回線に異常が発生した場合や、料金を安くするために便利なデュアルSIMを利用する場合には、特にバッテリー容量が重要になります。

平均的には4000mAh~5000mAhのバッテリー容量が必要ですので、4000mAh以下のものは選ばないようにしましょう。スマートフォンのスペック性能のページで確認できます。

ちなみに勝手におすすめ機種

各メーカーは毎年進化したモデルを発表しており、iPhone12を持っている人にはあまり変化が感じられないかもしれませんが、iPhone13Proはカメラ性能が向上し、高スペックで安定感もありおすすめです。

Galaxy S21は写真や動画のカメラ性能がiPhoneよりも優れており、軽量で全体的にバランスの良いおすすめモデルです。最新のS22にも期待が高まり、高評価が予想されています。

OPPO Find X3 Proは有機ELディスプレイや画像、性能に優れており、防水防塵にも対応しています。ただし、おサイフケータイには非対応という点が少し残念ですが、おサイフケータイが不要な方には高性能なモデルとしてお買い得です。

AQUOS R6は、重さはありますが、カメラの性能はデジタルカメラに匹敵するほどで、ハイエンド機としてのコストパフォーマンスが良好です。どの年代の方にも適応できる万能な機種と言えるでしょう。

まとめ・買ってはいけないスマホ

バッテリー容量が小さい、価格に対して性能が低い、容量が不足しているスマートフォンは、購入を避けるべきです。

あれもこれも欲張ってハイスペックにするのではなく、安さだけで選ぶのでもなく、自分の日常生活に合ったスマートフォンを選ぶことが非常に重要です。毎日使うものですから、ストレスを感じることのないスマートフォンを手に入れましょう。

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