買ってはいけない?韓国のリップ(特徴もご紹介)

今注目を集めている韓国コスメ。


K-popの人気が高まる中、数年前に比べると、韓国コスメが一層身近な存在になりました。新しい流行のアイテムが次々と登場し、どれも魅力的なパッケージで私たちを惹きつけます。

特にリップは手頃な価格で購入できるため、種類も豊富で、最も手軽に手に入れられるコスメの一つではないでしょうか。しかし、韓国リップの口コミを見ていると、「購入してからしばらく経つと色が変わってしまった」「色持ちが良すぎて逆に落としにくい」といったネガティブな意見もよく見受けられます。

そこで今回は、韓国リップに焦点を当て、その特徴を詳しく解説していきます。おすすめの商品も併せてご紹介しますので、最後までお付き合いください!

韓国リップの代名詞「ティント」

今話題の韓国コスメの中でも、特に多様な種類があり手に取りやすいのがリップ(口紅・グロス)です。その中でも特に注目すべきは「ティント」です。

韓国のリップには、日本のリップと同様に多くのバリエーションがありますが、特に象徴的と言えるのは「ティント」です。

ティント(リップティント)は、「tint₌染める」という英単語が由来です。細かい粒子の染料を主成分としており、唇の表面を染色することで色を付けます。最も大きな特徴は、色落ちしにくいことです。商品によりますが、一度使えば飲食をしても、時間が経過しても色が持続するため、メイクを直す必要がないのが嬉しいポイントです。また、ティントは唇の水分量や温度によって発色が変わります。同じカラーでも使用する人によって微妙に異なる発色を楽しめるのも魅力の一つです。

染料は色を付ける成分を指します。染料は他の顔料に比べて粒子が非常に細かいため、唇の角質層までしっかりと浸透します。そのため、口紅やグロスと比較して落ちにくさが際立ちます。

韓国コスメといえばティントを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。とにかく色が落ちにくく、色持ちが優れているため、マスクを着用する生活が続く現在でも非常に重宝しています!

ティントを使うと蛍光ピンクに変化!?

韓国のティントを使用していると、時間が経つにつれて蛍光ピンクに色が変わることがあるのをご存知でしょうか?時間が経過すると、なぜかリップが蛍光ピンクに変化してしまうのです。その変化があまりにも鮮やかなピンクになるため、驚かれる方も多いでしょう。(筆者自身もこの経験をしています!)

この現象は蛍光転びとも呼ばれます。

結論から言うと、この変化は使用されている染料が原因です。蛍光ピンクに変化するのは、赤218号という染料が含まれているからです。赤218号を含むティントは、時間が経つと蛍光ピンク(青みがかったピンク)に変化してしまいます。この現象は染料自体の特性によるものであり、使用方法の誤りやティントが期限切れであるといったことではありません。

蛍光転びを防ぐためには赤227号が含まれているティントを選ぶことが重要です。この染料を使用したティントでは、蛍光転びの心配はありません。

成分表を必ず確認しましょうとまでは言いませんが、蛍光転びが気になる方は染料に注目してみてください。意外と簡単に見極めることができます。

ティントは落ちない?色素沈着する?

一度つけたら色持ちが良く、こすっても落ちにくいとされているティントですが、逆に落ちにくさから色素沈着の悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

確かに一度つけると落ちにくいという特性がありますが、毎日の使用が重なることで色素沈着が起こる可能性もあります。これを防ぐためには、専用のリムーバーやクレンジングを使用することが推奨されます。色が付きやすい分、しっかりとメイクを落としきることが大切です。

手軽に購入できるおすすめのリムーバーは、
「ソフティモ スーパーポイントメイクアップリムーバー」¥748

(参考:https://www.kosecosmeport.co.jp/face/cleansing/wjpn.html)

ソフティモのポイントメイクリムーバーは、田中みな実さんが紹介したことでも話題になりました。目元専用のリムーバーと思われがちですが、口元のメイクも確実に落とすことができます。高い洗浄力を持ちながら、保湿力も兼ね備えています。
ポイントメイクリムーバーと言えばソフティモですので、ティントの落ちにくさに悩んでいる方はぜひ試してみてください。

おすすめのティント

ティントには落ちづらさや蛍光転びといったマイナスな側面もありますが、優れたおすすめティントも存在します。それらを総合的にご紹介します。

★AMUSE デューティント / 10 朝イチジク ¥2,200


(参考:https://amusemakeup.jp/category/lip/45/)

こちらのアイテムは、ティントの概念を見事に覆してくれました。良くも悪くもティントらしさを感じさせないAMUSEのティントです。みずみずしい使い心地で、香りもグレープフルーツのように爽やかです。カラーはややオレンジがかったレッドで、イエベ・ブルべを問わず、多くの方に受け入れられる色合いです。

また、蛍光転びが起きることなく、乾燥もしにくいのが特徴です。グロスのような透明感のある仕上がりでありながら、色持ちはしっかりしています。ティント特有の鮮やかな発色ではなく、自然に色が残ります。

AMUSEのティントは軽やかな着け心地と透明感のある仕上がりに魅了されることでしょう。他にも多くのカラーがあり、現在はロフトや韓国コスメ専門店などで簡単に購入できるので、ぜひ一度試してみていただきたい商品です。

最後に

今回は韓国コスメの中でもティントに焦点を当てて解説しました。色持ちが最大の特徴でありながら、同時に落ちにくいことが最大のデメリットでもあります。また、染料によっては蛍光転びが起こる場合もありますので、その際は使用する染料に注意が必要です。蛍光転びの原因となる染料、赤218号は避けるべきです。さらに、ティントを使用する際にはポイントメイクリムーバーの使用も必須です。

数多くの種類が存在するティントですが、自分にぴったりのアイテムを見つけることが大切です!

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