買ってはいけないお茶とは?その理由や美味しい緑茶の入れ方を解説

お茶は、日本人の生活において非常に重要な位置を占めており、日常的に食事や仕事の会議、さらには外出時に喉の渇きを癒すために利用されています。私たちにとって欠かせない身近な飲み物といえます。

熱中症対策としての水分補給に最適なお茶や、昔から親しまれている伝統的なお茶など、現在では様々な種類のお茶が販売されています。

しかし、実は多くの人々がスーパーやコンビニで手軽に購入している茶葉やペットボトルのお茶には、農薬が含まれていることをご存知でしょうか?

この記事では、農薬が含まれているお茶と、逆に農薬が入っていない健康に良いお茶について詳しく解説します。ぜひお読みいただき、有害なお茶を避けるための参考にしてください。

農薬が含まれているお茶は絶対に買ってはいけない!

日本で流通しているお茶には、他国と比較しても圧倒的に高濃度な農薬が含まれていることが問題視されています。

これらの農薬は水に溶けやすく、また270度以上の温度で分解される性質を持っています。スーパーやコンビニで販売されている茶葉やペットボトルの緑茶には、検体1g当たり10億分の1gのネオニコチノイド系農薬が含まれています。

このような濃度は、競技用のプールにインクを1、2滴垂らした程度の微少な量だと思われるかもしれませんが、EUやカナダ、台湾、韓国などに輸出した場合には、検疫で拒否されるほどの高水準なのです。日本国内では、厚生労働省が許可している濃度の8分の1にすぎません。

検査したほぼ全ての子供たちの尿から農薬が検出された!

農林水産省の「品目別残留農薬基準値」を見てみると、お茶に関連する項目には約200種類の農薬がリストされています。

これはつまり、お茶の栽培において、これだけ多くの農薬の使用が許可されていることを意味します。しかし、具体的にどの茶葉にどの農薬が使われているかは、農家のみが知っていることであり、一般には公開されていないのが現状です。

そこで、調査を行ったチームの一員である北海道大学の池中良徳准教授が、リストに挙げられた農薬の一つ「ネオニコ」に関して詳細な調査を行いました。

池中氏が、お茶を研究することになったきっかけは、長野県における子供たちの尿に含まれるネオニコの成分分析でした。驚くことに、ほとんど全員から農薬が検出され、その摂取元がお茶であることが判明しました。つまり、日本人は日常的にお茶などを通じて農薬を体内に取り込んでいるのです。

多量摂取による急性中毒の危険性

お茶に含まれるネオニコを過剰に摂取することで、急性中毒を引き起こす可能性があります。その症状としては、

1. 呼吸困難 2. 昏睡 3. 頻脈 4. 低血圧 5. 吐き気 6. 嘔吐 7. 発汗などが挙げられます。これらの急性中毒の事例から、ネオニコには神経系に影響を及ぼす毒性があることが明らかです。

「神経系に作用する毒性」とは、発達神経毒性のことを指します。これは、胎児期から幼児期にかけて化学物質に接触することで生じる神経系への悪影響であり、農薬による自閉症スペクトラム障害や注意欠陥・多動性障害(ADHD)などの発達障害への影響が研究され始めています。

美味しい緑茶の淹れ方

1. おすすめの急須

おすすめしたい急須は、内側全体が網状になっているタイプです。このような急須であれば、目詰まりのリスクが少なく、スムーズにお茶を淹れることができます。

2.お茶に適した水

お茶を淹れる際には、軟水のミネラルウォーターが最適で、これによりお茶の『甘味』が引き立ちます。逆に硬水を使用すると、苦味が強くなります。水は5分ほど沸騰させてカルキを抜き、その後使用することが推奨されます。日本の水道水は硬度50%以下の軟水であり、沸騰させることで熱分解が起こり、炭酸ガスが飛んでより軟水化します。

3.お茶の量

お茶の適量は、1人あたり2gが目安です。ティースプーンを使う場合は、普通に盛って約2杯程度がその目安となります。

4.お湯の温度

お湯の適温は大体80℃前後が理想です。一度コップにお湯を注いで湯冷ましをする方法をお勧めします。

5.抽出時間

お茶を淹れる際は、30秒から40秒程度急須を回しながら抽出することがポイントです。この方法でしっかりと濃く入れることが可能です。

6.注ぎ方

お茶を注ぐ際は、量と濃度を均一に保つように心掛けます。何回かに分けて入れ、最後の一滴までしっかりと注ぎきることが大切です。お湯が残っていると、二煎目のうまみが失われてしまいます。

お茶の保存方法

  • 未開封のお茶は、袋のまま冷蔵庫に保存することをお勧めします。長期保存を希望する場合は、冷凍庫が最適です。冷凍庫から出した際は、常温に戻してから開封してください。
  • 封を開けたお茶は、茶缶などの密閉容器に移し、冷暗所で保存することが重要です。お茶を購入する際には、100gごとに小分けしてもらうことをお勧めします。
  • お茶は鮮度が非常に大切で、特に高級品ほど変質が早いので、開封後は早めに消費するよう心がけましょう。湿度、温度、酵素、光によって変質しやすく、他の臭いも移りやすいので、注意が必要です!

まとめ

今回は、買ってはいけないお茶についてお伝えしました。何気なく購入しているお茶に農薬が含まれているなんて、驚くべき事実ですね。

最近では、温暖化が進展し、夏以外の季節でも猛暑が続くことが増えています。そのため、熱中症を防ぐために水分補給としてお茶を飲む機会が多くなっているのではないでしょうか。

体に良いとされるお茶でも、大量に摂取することは健康には良くないようです。適量をこまめに飲むことが重要です。また、有機栽培や無農薬の緑茶なども市販されているため、そちらを選んで飲まれることを強くお勧めいたします。

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コメント

  1. 名無しさん より:

    無農薬のお茶は、どこで販売してますか?

  2. 名無しさん より:

    はいはい。国産緑茶葉39検体、ペットボトル緑茶に至っては9検体しか調べなかったあれね。
    そんな検体数で何が語れるのかな

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