フリマアプリで買ってはいけない!化粧品や日焼け止め

化粧品や日焼け止めは、価格が高いために「フリマアプリ」や「フリマサイト」でお手頃価格に惹かれ、ついつい購入してしまうことがありませんか?特に肌が敏感な方は、お試しのつもりで気軽にポチっと買ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、フリマで化粧品や日焼け止めを買うことはおすすめできません。えっ、そう思われる方も多いのではないでしょうか。肌に直接触れる商品ですから、注意が必要です。

では、なぜ購入することが避けられるのか、その理由と注意点について詳しくお伝えします。

日焼け止めや化粧品には消費期限や使用期限が存在します。

店頭では、エアコンが効いていて直射日光を浴びない環境でしっかりと管理されて陳列されています。しかし、実際に手に取って見ると、使用期限が記載されていない商品が多く存在します。これは、【医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律】によるもので、製造後などに適切な保存条件のもとで3年を超えて性状や品質が安定している医薬部外品・化粧品は、使用期限の記載義務がないためです。

義務がないことは知りませんでした。

☆開封後の使用期限や製造年月日、消費期限の記載方法

実際、どのくらいの期間があるのか?目安は?

保存状態にもよりますが、高温多湿を避けて冷暗所で保管しているものは、未開封で1~3年のものが多いです。稀に10年持つアイテムもあると言われています。

化粧水・乳液・美容液の場合は?

未開封で1年から2年ですが、開封後は冷蔵庫で保管しても2ヶ月程度が目安です。ついついお風呂上がりに使うために、洗面所に置いている方も多いかもしれません。しかし、お風呂場は高温多湿になりやすく、特に夏場は使用期限が短くなることに注意が必要です。

下地クリームや日焼け止めタイプはどうでしょうか?

未開封で2~3年持ちますが、開封すると使用期限が6ヶ月と短くなります。日焼け止めは化粧水と違い、冷蔵庫での保管は不向きです。成分が固まりやすく、油分が多いため酸化が進みやすいのです。

スプレータイプはどうか?

未開封でも開封後でも2~3年持ちます。ただし、無添加のものやオーガニック製品は、丁寧に扱い、早めに3~6ヶ月以内に使い切ることが望ましいです。生ものとして、早めに使い切ることが重要です。

開封後の保管に関する注意点・・

直射日光を避けて冷暗所に保管し、高温多湿も避けることが大切です。温度変化の激しい場所も避けるべきですが、実際には難しいこともあります。私もついつい出しっぱなしにしてしまうことがあります。

私もよく出しっぱなしにしちゃってます。

化粧品や日焼け止め、薬品などは使用する際にはコットンや綿棒、スパチュラを使って清潔に扱うことで、使用期限内でも安心して使用できます。*使用しすぎた分を容器に戻さないように注意してください。使用後には口元をティッシュなどで拭き取り、空気に触れないようにしっかりと蓋を閉めることが重要です。

フリマで購入することがなぜ避けられるのか?理由は4つ

Photo by Amanda Dalbjörn on Unsplash

いつ開封されたものかわからない。

フリマアプリでは、販売者が少し使った後に色が合わない、肌に合わないなどの理由で出品していることが多いです。その中には、断捨離の一環として出品しているものもあります。いつ購入したのか、いつ開封したのかが不明な商品も多く、使用期限を把握するのが難しく、かなり期限が過ぎてしまっている化粧品も存在します。

湿度や温度管理状況が不明。

上記で述べたように、消費期限があることはお伝えしましたが、管理状態によっても変わります。フリマアプリでは、どのように保管されていたのかが記載されていることは少ないです。製品によっては冷蔵庫での保管が推奨されるものもありますが、開封後の管理状況はほとんど確認できません。

変色や劣化の具合がわからない。

中身の色や香りは、実物を見ない限り確認できませんので、画像確認のみでは難しいです。保管状態が悪かったり、空気に触れすぎていると、リキッドファンデーションやクリーム系は油分が多く含まれているため、酸化している可能性があります。

使用済みの場合、どのように使用されていたか分からない。

他人の手に渡った商品ですので、手に取って使用されている可能性もあります。そのため、雑菌が繁殖している可能性も高く、肌荒れの原因になることもあります。「この化粧品、ちょっと試してみたい」と思っても、逆に肌荒れを引き起こす可能性があるのです。かぶれたり、ひどい場合は赤く炎症を起こすこともあります。リキッドファンデーションのスポンジやブラシが少し臭うことがあるのは、雑菌が増えている証拠です。

なるほど、なんだか怖いですね。納得しました!

フリマアプリなどで購入する際に気をつけたいこと

             Photo by Johanne Kristensen on Unsplash

  1. 未開封のものを選ぶ。
  2. 消費期限があれば、画像を撮影してもらい確認する。
  3. 管理場所や管理状態が確認できる商品を購入する。
  4. サンプル品や試供品を購入する。(肌に合うか確認するのに非常に良い選択です)

フリマアプリやサイトには、未使用品の出品も多数あります。化粧品や日焼け止めは、購入したら惜しまず早めに使い切ることが重要です。特に日焼け止めは、顔用としても身体にも使用できるため、ワンシーズンで使い切るのが理想的です。現在、家にある化粧品の中でいつ購入したものかわからない物や、高価なもの、パッケージが可愛いものを捨てるのがもったいないと感じるかもしれませんが、中身が交換できない商品は肌のために断捨離が必要です。今後は、ご自身が出品する際のためや、自分自身が使い続けるためにも、シールなどに開封日を記入して貼っておくことが重要です。

使っていない化粧品がたくさん置きっぱなしになっています。

放置していても使えなくなっているのですね。

まとめ

フリマアプリやフリマサイトには開封済みの商品が多く、使用状況によっては雑菌繁殖のリスクがあるため、購入は避けるべきです。また、未開封の商品であっても、いつの購入かが不明で使用期限が分からないため、やはり買うことは推奨できません。

化粧品や日焼け止めは医薬品と同様に、肌や身体に直接触れる製品であり、生ものです。そのため、安易にフリマアプリやフリマサイトで購入するのはおすすめしません。自分自身の肌や身体の健康のためにも、清潔で効果的な製品を選ぶことが大切です。

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