スマートフォンを機種変更する際、画面が大きいものを選ぶことが良いと考える方は多いのではないでしょうか？確かに、画面が大きいと文字が見やすくなるといった利点があります。
しかし、実はあなたにとっては不向きであり、大画面スマホは避けた方が良い可能性もあるのです。
今回は、大画面スマートフォンのデメリットやスマホの選び方について詳しく解説いたします。
機種変更を考えている方にとって、ぜひ参考にしていただければと思います。
大画面スマホのデメリットとは
大画面のスマートフォンを持つことには、いくつかのデメリットが存在します。
出し入れしやすい大きめのカバンが必要
例えば、トイレに行く際やレジでの支払い後など、急いでいる場面でポケットにスマホをしまいたくなることがありますよね。
しかし、その場合、ポケットにスマホが収まらないために落とすリスクが高まるのです。
大画面スマホは、その名の通り画面が大きい分、本体自体も大きくなります。
小さなカバンに入れようとすると、スペースも必要となり、結局は必要最低限の物しか持ち運べなくなります。
そのため、大画面スマホを持ち運ぶには、出し入れが楽な大きめのカバンが必須になります。
価格が高い
スマートフォンの画面が大きくなると、本体もそれに伴ってサイズが増します。
その結果、本体が大きいことから高機能、高性能かつバッテリーも長持ちするため、価格も高めになることが一般的です。
もし、動画やゲーム、音楽などをスマートフォンで楽しむことが少ないのであれば、バッテリーの持ちについて気にする必要もないでしょう。
さらに、内蔵アプリの利用頻度が少ない場合、大画面スマホを使うメリットは薄くなるのではないでしょうか。
万が一落としてしまって破損した時には、修理代も高くつく可能性があります。
近視やスマホ老眼などの目の不調リスクが高くなる
大画面スマホは、動画やゲーム、電子書籍など、さまざまな娯楽をスマートフォン内で楽しむことが容易になります。
しかし、その反面、1日に何時間もスマホを見続けることになりがちです。
スクリーンタイムは、2時間程度が理想とされています。
長時間にわたってスマートフォンを見続けることで、近視やスマホ老眼といった目に関する不調のリスクが高まるのです。
スマートフォンを長時間見続けることで、目の筋肉が凝り固まって一時的にピント調整機能が低下する状態を指します。
老眼のように近くの物が見えにくくなる症状が現れ、肩こりや頭痛、集中力の低下なども引き起こす原因となります。
操作がしにくい
大画面スマホは、片手での操作が難しいと感じることが多いでしょう。
無理に片手で操作しようとすることで、落としてしまうリスクが高まるのです。
文字入力は通常、両手を使わないと指が届かないということもあります。
片手モードという機能を利用することで、片手での入力は可能ですが、小さな画面での操作は見づらくなります。
腱鞘炎などのリスクが高くなる
スマートフォンを操作する際は、片方の手で本体を支え、もう一方の手の指で操作を行います。
大画面のスマートフォンは、本体のサイズが大きくなるため、その分重さも増します。
そのため、支える手にかかる負担も大画面スマホの方が大きくなります。
無意識に長時間スマートフォンを持ちながら操作を続けることで、腱鞘炎や手首、肘の痛み、さらには腕のしびれなど、さまざまな症状が出ることがあります。
大画面スマホは、その大きな画面で多様な娯楽を楽しむことができるため、無意識に長時間使用してしまう傾向があります。
身体への負担を軽減したいのであれば、大画面スマホは避ける方が賢明です。
自分に合うスマホの選び方とは
自分に適したスマートフォンを選ぶ際、画面のサイズが大きい方が良いのか、小さい方が良いのかで悩むことがあるでしょう。
現在使用しているスマホの使い勝手はどうでしょうか？
◯◯をもっと楽しみたいなら大画面スマホにメリットあり
次のような娯楽を今よりもっと楽しみたいと考えるのであれば、大画面スマホを選ぶことにはメリットがあるでしょう。
- 動画、ゲーム、写真、音楽を楽しみたい
- 漫画や本を読みたい
娯楽を最大限楽しむことが最優先であれば、大画面スマホが最適です。
大画面スマホ、やはり買う必要がありません
もし娯楽が最優先ではなく、日常生活の中で以下のようなことを感じているのであれば、やはり大画面スマホを購入する必要はないでしょう。
文字が小さい
文字が小さいと感じる場合は、スマホの設定で文字の大きさを調整することができます。
LINEを利用したりニュースをチェックすることが主な用途であれば、文字サイズを変更するだけで十分です。
もちろん、画面が大きい方が視認性が良いことは否定できませんが、画面スクロールを目で追う必要があることには変わりありません。
これまでにも、スクロール操作で疲れを感じた経験があるかもしれません。
今よりも大きな画面にすることで、見やすさが向上するかもしれませんが、無意識に長時間スクロールし続けることにより、近視などの目の症状が悪化する可能性も考えられます。
目の疲れや肩こりなど体の不調
スマートフォンを長時間見続けることは、身体的な不調の主な原因となります。
同じ姿勢で画面を見続けることによって、目や肩の筋肉が長時間緊張した状態になり、不快な症状を引き起こします。
これを防ぐためには、スマートフォンを見る時間を減らすことに意識することが重要であり、娯楽を楽しむために大画面スマホを選ぶのは避けるべきです。
また、以下のような方も大画面スマホを購入するべきではありません。
- 手が小さい
- 自分のパソコンやタブレットがある
電車内などでスマートフォンを持っているだけで、手が疲れると感じていませんか？
車両内でスマートフォンを頻繁に使用する場合、持ち手の指に違和感を感じることはないでしょうか。
手や指への負担を考慮すれば、大画面スマホの必要性は低いと言えるでしょう。
もしパソコンやタブレットを所有しているのであれば、娯楽はそちらで楽しむ方が大画面で快適に楽しむことができます。
娯楽のアプリは、パソコンやタブレットで楽しむという選択肢もあります。
これにより、いつでもどこでもスマートフォンの画面を見続けることを避けることができます。
まとめ
大画面スマートフォンは娯楽を楽しむのに適していますが、長時間スマホを見続けることで目や身体に悪影響を及ぼすリスクが高まります。
スマートフォンの長時間使用は、目の不調だけでなく、頭痛や手から腕の痛み、肩こりなど、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。
したがって、スマートフォンの長時間使用を避けたいのであれば、大画面スマホは購入しないことを強くおすすめします。
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