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私たちの日常生活に欠かせない存在となっている日焼け止めですが、特に夏が近づくにつれてその需要が一段と高まっています。夏だけでなく、年間を通じて日焼け対策を徹底している方も多いのではないでしょうか。
そんな中、最近注目を集めているのが「飲むタイプの日焼け止め」です。従来の外用日焼け止めの概念を覆し、内服するだけで日焼け対策ができるというのはとても魅力的で、新しい選択肢として多くの人の関心を引いています。
とはいえ、実際にその効果がどれほど期待できるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、「飲む日焼け止め」について詳しく解説していきます!
飲む日焼け止めとは?
まず初めに、飲む日焼け止めとは何かを理解しておきましょう。これは「フェーンブロック/ファーンブロック」や「ニュートロックスサン」といった成分が配合された、飲むことで日焼け防止効果が期待できるサプリメント(健康食品)を指します。
「フェーンブロック/ファーンブロック」と「ニュートロックスサン」は、主にローズマリーやシダ植物から抽出された自然由来の成分です。ただし、実際に日焼け防止効果についての科学的根拠はまだ確立されていないのが現状です。
これらの成分は主に「抗酸化」を目的としており、紫外線を浴びることで皮膚の基底層に存在するメラノサイトでメラニンが生成され、そのメラニンが酸化することで黒くなる現象が「日焼け」と呼ばれています。このプロセスを抗酸化作用で防ぐことが、飲む日焼け止めの役割です。
なお、余談ですが、この飲む日焼け止めの発祥はヨーロッパであり、日焼けによって引き起こされる痛みやかゆみ、赤みといった症状を軽減するためにサプリメントとして使用され始めたのがきっかけです。
効果は期待できるのか?
現時点では科学的な根拠は証明されていませんが、全く効果がないというわけではありません。期待できる効果には以下のようなものがあります。
★目からの日焼けを防ぐ効果が期待できる
★塗るタイプの日焼け止めだけでは不安な場合、併用することでより肌を健康に保つことができる
ここで挙げた期待される効果はあくまでもサプリメントとしてのものです。つまり、飲む日焼け止めだけでなく、塗る日焼け止めと併用することが重要です。
「飲む日焼け止め」というよりも、「日焼けによる肌トラブルを軽減する可能性があるサプリメント」と考えるべきです。塗る日焼け止めを使用せずに、飲む日焼け止めだけに頼るのは大きな誤解ですので、注意が必要です。
塗る日焼け止めに関する様々な疑問
塗るタイプの日焼け止めについては、その良し悪しや効果についてますます多くの疑問が生じていることと思います。次に、さまざまな疑問にお答えしていきます!
Q.飲む日焼け止めの飲み方は?
A.飲んですぐに効果が現れるわけではありません。一般的には、摂取から消化、吸収までに最低でも3時間はかかると言われています。そのため、紫外線を浴びる(外出する)3時間前を目安に服用することをお勧めします。
Q.妊娠中でも服用できる?
A.服用は可能ですが、あまりお勧めはできません。妊娠中は一般的な薬の服用にも制限があり、飲む日焼け止め(サプリメント)も同様に、胎児に影響を与える可能性がゼロではないため、薬やサプリメントの使用は推奨されていません。
Q.副作用はあるの?
A.基本的にはサプリメントであるため、通常の副作用はありません。ただし、天然由来のハーブを原料としているため、アレルギーを持っている方は特に注意が必要です。
飲む日焼け止めに関する疑問について解説しましたので、購入を検討している方はぜひ上記の情報を参考にしてください!
おススメの日焼け対策方法
最後に、おすすめの日焼け対策方法をご紹介します。日焼け止めの正しい使い方からアフターケアまで、全てをお伝えします!
重要なポイントは以下の4つです。
②物理的に紫外線をカットする。
③体の内側からケアを行う。
④日焼け後はしっかりと冷やす。
それでは、一つずつ詳しく解説していきます。
①日焼け止めは使用量を守り、こまめに塗りなおす。
日焼け対策の基本は塗る日焼け止めです。1度塗りだけではなく、2度塗りをすることが非常に重要です。2度塗りを行うことで、塗り残しやムラを防ぐことができます。また、日焼け止めの効果はおおよそ2~3時間と言われており、特に夏場は汗やメイク崩れが気になりますが、汗や摩擦によって効果が失われてしまうため、塗り直しは必須です。日焼け止めには必ず表示があるSPFやPAは、日焼け止めの効果の高さを示す指標です。したがって、こまめに塗り直すことでその効果を持続させることが非常に大切です。
②物理的に紫外線をカットする。
日焼け止めだけに頼らず、日傘やアームカバーを利用して紫外線をカットするのも非常に効果的です。特に、遮光率100%の日傘を使用することをお勧めします。サンバリア(https://uv100.jp/)や芦屋ロサブラン(https://www.ashiya-roseblanc.com/)の日傘は、遮光率が100%で種類も豊富です。日傘を使うだけで体感温度が格段に違うので、ぜひ活用してみることをお勧めします。
③体の内側からケアする。
ここでお勧めするのが、『飲む日焼け止め』です。前述の通り、サプリメントとして服用することで日焼けを抑制する働きがあります。また、ビタミンCには紫外線による酸化を防ぐ効果があります。シミの原因となるメラニンの色を薄くする効果も期待できるため、特に夏場はビタミンCを意識的に摂取することが重要です。
④日焼けした後はしっかりと冷やす。
日焼けしたと感じたら、できるだけ早く冷やすことが大切です。ほてりを鎮め、炎症を防ぐ効果があります。紫外線を浴びた後、数日後には色素沈着が進行してしまうこともありますので、その前に冷やすことで日焼けの進行を抑える効果が期待できます。また、日焼け後は肌が乾燥している状態であるため、保湿ケアも丁寧に行うことが重要です。
まとめ
今回は飲む日焼け止めについて詳しくご紹介しました。結論として、日焼けを防止する効果が期待できるわけではありませんが、塗る日焼け止めと併用することで、より日焼けしにくい肌を実現することが可能です。また、物理的に紫外線をカットする日傘やアームカバーの利用、日焼け後に肌をしっかりと冷やすことも非常に効果的です。
さまざまな方法を駆使して日焼けを防ぎ、1年中美しい白い肌を保ちましょう!
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