NUROモバイルを買ってはいけない？【メリット・デメリットを解説】

今回は、NUROモバイルの利点と欠点について詳しく解説します。

• NUROモバイルへの乗り換えを検討している方
• 格安SIMへの切り替えで月額料金を抑えたい方
• どの格安SIMが自分に最適かを知りたい方

この記事は、上記のような方々に向けて情報を提供しています。

近年、多様な格安SIMが次々と市場に登場しており、乗り換えを考える方も多くなっています。しかし、選択肢が多すぎて「どれを選べば良いのか分からない」といった悩みもよく耳にします。

そこで、今回はNUROモバイルに焦点を当て、そのメリットとデメリットについて詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

NUROモバイルとは？

NUROモバイルは、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が運営する格安SIMおよびスマートフォンのサービスです。

業界内でもトップレベルの低価格な月額料金と、LINEやTwitter、Instagramなどの特定サービスをデータフリーで利用できる「バリューデータフリー」「NEOデータフリー」が大きな特徴です。

このサービスは20代から50代まで幅広い年齢層のユーザーに支持されており、最近では利用者数が急増している注目の格安SIMの一つです。

NUROモバイルのメリット8つ

それでは、まずNUROモバイルの利点について詳しく掘り下げていきましょう。
NUROモバイルには主に以下の8つのメリットがあります。

それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。

使い方に合わせてプランを選びやすい

NUROモバイルでは、豊富なプランの選択肢が用意されており、自分のライフスタイルにぴったり合ったプランを見つけやすいのが特徴です。

SIMカードは「音声通話付き」「データ＋SMS」「データ専用」の3カテゴリーに分かれており、それぞれの用途に応じて選べるため、メインのスマートフォンだけでなく、サブ端末として利用する方も増加しています。

さらに、データ容量は3GBから20GBまで選択肢があり、全体的にコストパフォーマンスが良いという点も大きな魅力と言えるでしょう。
具体的な料金については、以下の表をご覧ください。

※バリューデータフリー：LINEの対象サービス利用時に、データフリーとなるオプション（詳細は下記参照）
※NEOバリューフリー：LINE、Twitter、Instagram、TikTokの対象サービス利用時に、データフリーとなるオプション（詳細は下記参照）
※あげ放題：上り通信でデータフリーとなるオプション
※Gigaプラス付与：3ヶ月ごとにデータ容量が追加されるオプション（詳細は下記参照）

初月の月額基本料が0円

NUROモバイルでは、契約初月の月額基本料が無料となっています。そのため、月の初めでも末尾でも、契約時期によって支払い金額に損失が出ることはありません。

ただし、注意が必要なのは、初月はプランの変更ができないという点です。

初月が無料だからといって、必要以上のプランを選択してしまうと、プラン変更ができず、2ヶ月目も同じプランを続けることになってしまいます。したがって、初月から自分に合ったプランを選ぶことが重要です。

契約プランに応じて3ヶ月ごとにデータ容量がもらえる

NUROモバイルでは、SIMのタイプに関わらず、3ヶ月ごとにデータ容量を受け取ることができる「Gigaプラス」というサービスがあります。

対象となるプランは、VMプラン、VLプラン、NEOプランの3つです。付与されるデータ容量はプランによって異なるため、以下の表をご確認ください。

データ容量の繰り越しができる

使い切れなかったデータを翌月に繰り越せるのも、NUROモバイルの大きなメリットと言えるでしょう。

毎月のデータ利用量に変動がある方や、少し余裕を持ったプランを契約している方には、非常に便利な機能です。

初速バースト機能が使える

NUROモバイルのもう一つの大きな利点は、通信速度制限がかかっている場合でも快適に通信できる「初速バースト機能」が搭載されていることです。

万が一速度制限がかかってしまった場合でも、通信開始の数秒間は高速通信が利用できるため、ウェブサイトの閲覧などもスムーズに行うことができるでしょう。

この初速バースト機能は、格安SIMの中でもかなり珍しいものであり、NUROモバイルは非常に優れた格安SIMと言えます。

オートプレフィックス機能でおトクに通話ができる

NUROモバイルが提供しているプレフィックス番号（0037692）を先頭に付けることで、お得に通話ができるのもメリットです。プレフィックス番号を使うことで、通常の料金の半額（11円/30秒）で通話が可能となるため、通話機能を利用する方にとっては非常にありがたいサービスです。

「アプリから発信するのは面倒だ」と思う方もいるでしょう。しかし、NUROモバイルでは「オートプレフィックス機能」により自動化されているため、専用アプリを使ったり、プレフィックス番号を手打ちする必要がありません。そのため、面倒な操作をしたくない方にも非常におすすめの格安SIMです。

さらに、NUROモバイルには定額かけ放題のオプションも用意されています。
かけ放題オプションは「5分かけ放題」と「10分かけ放題」の2種類があります。頻繁に通話をされる方や、メイン端末として利用する方は、かけ放題オプションに加入することで料金を気にせず通話を楽しむことができるでしょう。

データフリー機能が便利

NUROモバイルには、特定のサービスを利用する際にデータ通信量を消費しないデータフリー機能があります。
データフリー機能には「バリューデータフリー」と「NEOデータフリー」の2種類があります。

バリューデータフリーは、LINEの対象サービスを利用する時にデータ通信量を消費しないオプションです。また、NEOデータフリーはLINEだけでなく、InstagramやTwitterなど、他のサービスでもデータ量を消費しません。

このため、SNSを頻繁に利用する方には、NUROモバイルが非常に適していると言えるでしょう。

ただし、データフリー機能を利用することができるのは、特定のプラン契約者のみですので、以下に対象プランをまとめましたのでご確認ください。

期間無制限のお試しプラン

NUROモバイルでは、月額330円から利用できる「お試しプラン」も用意されています。
お試しプランは「SMS機能付きデータSIM」と「データ専用SIM」の2種類が対象です。

「通信速度が問題ないか確認したい」「自分に適しているか試してみたい」という方には、このお試しプランを利用してみることをおすすめします。

NUROモバイルのデメリット2つ

次に、NUROモバイルのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
NUROモバイルのデメリットには主に以下の2点があります。

それでは、これらのデメリットについて一つずつ詳しく見ていきましょう。

かけ放題オプションに無制限プランがない

NUROモバイルのデメリットとして、無制限のかけ放題オプションがない点が挙げられます。

先に述べた通り、NUROモバイルの通話オプションは「5分かけ放題」と「10分かけ放題」の2種類のみです。このため、長時間通話をする方にはあまり向いていない格安SIMと言えるでしょう。

5分または10分を超えて通話した場合、11円/30秒の通話料金がかかるので注意が必要です。

au回線に限りNUROモバイルでんわアプリからの発信が必須

NUROモバイルでは、au回線を選択した場合、オートプレフィックス機能を利用することができません。

そのため、通話の際にはNUROモバイルでんわの利用や、プレフィックス番号（0037692）を手動で入力する必要があります。

慣れてしまえばそれほど手間には感じないかもしれませんが、特に強いこだわりがない場合は、NTTドコモ回線またはSoftbank回線の選択をおすすめします。

NUROモバイルに向いている人・向いていない人の特徴

これまでお伝えしたNUROモバイルのメリットとデメリットを踏まえ、NUROモバイルに向いている人と向いていない人の特徴を整理しました。

なお、大容量かつ通話無制限プランを求めている方には、イオンモバイルがおすすめです！

まとめ

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
ここまでの内容を振り返ってみましょう。

いかがでしたでしょうか？

今回は格安SIMの中でも特に人気のある「NUROモバイル」のメリットとデメリットについて詳しく解説しました。

格安SIMへの乗り換えを検討している方は、通信速度、データ容量、サポート体制などをしっかりと確認し、自分に最適なサービスを選択してください。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。