買ってはいけない?!今流行りのオーガニックコスメ【正しい選び方】

今回は、近年ますます注目を集めているオーガニックコスメについて、詳細に解説いたします。

現在流行しているオーガニックコスメは、ナチュラルなパッケージデザインや心地よい使用感が特徴で、実際に使うことで肌に良いことをしているという感覚を与えてくれます。では、オーガニックコスメとは一体何なのでしょうか?本当に肌に良いのでしょうか?また、どんな商品が特におすすめなのでしょうか?

オーガニックコスメを選ぶ際に、このような疑問を抱えている方は多いと思います。この記事では、これらの疑問を解決するための情報を提供します。

目次

  1. オーガニックコスメとは?
  2. オーガニックコスメの魅力・注意点
  3. おすすめの商品
  4. まとめ

1.オーガニックコスメとは?

オーガニックコスメとは、化学成分を一切使用せず、有機栽培で育てられた植物を原料として製造された化粧品のことを指します。

(有機栽培とは、農薬や化学肥料を用いず、遺伝子操作も行わない方法で植物を育てることを意味します。)

人工香料や石油由来の成分を排除し、自然由来の成分のみで作られたコスメがオーガニックコスメと呼べます。しかし、日本国内ではオーガニックコスメの明確な基準が統一されていないため、自然由来の成分が含まれていればオーガニックとして販売することが可能です。

一方、外国では様々なオーガニック認定団体が存在し、それぞれ異なる認定基準を設けています。そのため、海外製のオーガニックコスメは日本よりも規定がしっかりと確立されていると言えます。

逆に、有機栽培の植物を使用せずに石油由来の成分を使用しているコスメは「ケミカルコスメ」と呼ばれます。このオーガニックコスメとケミカルコスメについて、それぞれの特徴を比較しながら解説していきます。

2.オーガニックコスメの魅力

肌に優しく、自然由来の成分を使用したオーガニックコスメ。その魅力について詳しくご紹介いたします。

★肌への負担が少ない

まず、オーガニックコスメの大きな特徴は、化学成分を含まないことです。植物由来の成分が多く含まれているため、肌に優しく低刺激な商品が多数存在します。

オーガニックコスメは、メイクをしたままでも肌そのものを美しく保つことを目的にしているものが多く、クレンジング不要で石鹸だけで洗い流せる製品も豊富です。長時間肌に乗せていても軽やかな着け心地で、ストレスを感じることが少ないのです。特に日焼け止めやファンデーションなど、肌に直接触れるアイテムはオーガニックコスメを選ぶことで安心感を得られます。

ただし、クレンジング不要で石鹸だけで落とせるという特性は、カバー力がやや不足していることを意味します。日焼け止めも、SPF35 PA+++程度の比較的軽めのものが多いです。

たとえば、炎天下で1日中外にいるような場合、オーガニックコスメのベースメイクだけで済ませるのではなく、しっかりと紫外線対策ができるアイテムを使用することをおすすめします。その日の天候や予定に応じて、肌の状態に合った使い方を心掛けることが大切です。

 

★自然由来の優しい香り

コスメを選ぶ際、香りは非常に重要な要素です。いくら使い心地や発色が優れていても、香りが自分に合わないと購入をためらうこともありますよね。

一般的に、オーガニックコスメには天然香料が使用されています。天然香料は、香りのある天然の植物から抽出したり圧搾したりして作られる香料を指します。一方で、ケミカルコスメには合成香料が使用されています。合成香料とは、人工的に、化学的に製造された香料をさします。

これまでの説明から、天然香料の方が好ましいように思えますが、一概にはそうとも言えません。天然香料は植物から抽出するため、不純物が含まれている可能性があります。その一方で、合成香料は化学的に作られたため、自然界には存在しないような人工的な香りを作り出すことができ、強い香りを持つことが特徴です。

したがって、「どちらが良い」とは一概には言えないというのが重要なポイントです。それでも、オーガニックコスメの自然由来の優しい香りには、リラックス効果があり、非常に癒されることもあるでしょう。

ぜひ、オーガニックコスメの香りにも注目していただきたいです。

 

★肌なじみのいいナチュラルなカラー

オーガニックコスメには、自然由来ならではのナチュラルな色合いが多く揃っています。特にリップやアイシャドウなどのポイントメイクに使用するコスメは、オーガニックコスメの魅力を特に感じやすいアイテムです。

ケミカルコスメと比較すると、化学的な着色剤(無機顔料)を使用していないため、発色や持続力には劣ることがあります。しかし、肌に自然に馴染む仕上がりになるので、ナチュラルメイクを楽しむ際には非常に適しています。

オーガニックコスメというと、ベースメイクやスキンケア商品ばかりに目が向きがちですが、ぜひポイントメイク用のアイテムも試してみていただきたいです。

オーガニックコスメとケミカルコスメの比較が多くなりましたが、実際には化粧品を商品化する過程において、医薬品医療機器等法や景品表示法など、厳しい基準をクリアしています。そのため、体に有害な成分が含まれている商品は販売できません。オーガニックコスメとケミカルコスメ、それぞれの魅力を大切にしながら、自分に最適なコスメを見つけてくださいね。

おすすめの商品

ここからは、筆者が実際に使用し、本当に良いと感じた商品を3つご紹介します!

①rms beauty(アールエムエスビューティー)/リップチーク

〈画像元:https://www.rmsbeauty.jp/〉

リップとしてもチークとしても万能に使える rms beautyのリップチークは、指でポンポンと塗るだけで一瞬にして血色感を引き出します。しっとりとした使い心地で、乾燥を気にすることもありません。特に「イリューシブ」というカラーは深みのあるレッドで、これ一つで洗練された印象を与えてくれるので、筆者のお気に入りのアイテムの一つです。

 

②m.m.m (ムー)/スキンスムーザー

〈画像元:https://www.rmsbeauty.jp/〉

「塗るあぶらとり紙」とも称されるm.m.mのスキンスムーザーは、かつて人気が高まり、品切れが続出したアイテムです。ひと塗りするだけでベタつきを取り除き、サラサラに仕上がります。筆者は化粧直しとして使うのではなく、ベースメイク時に下地として使用しています。この商品を使うと、本当に化粧崩れがしにくくなるので、特に夏に向けて試してみていただきたいです。

 

③naturaglace(ナチュラグラッセ)/ブライトタッチ リキッド

〈画像元:https://online.naturesway.jp/naturaglace/〉

最後にご紹介するのは、naturaglaceのブライトタッチ リキッド(コンシーラー)です。この商品の最大の魅力は、まるでスキンケアをしているかのような軽やかな着け心地です。非常に伸びが良く、少量でも広範囲をカバーできます。また、しっとりとしたテクスチャーなので、目元の乾燥を防ぐ効果もあります。ただし、カバー力には若干の限界があるため、室内で過ごす際に特におすすめのコスメです。

まとめ

今回はオーガニックコスメについて詳しく解説いたしました。オーガニックコスメは、肌に優しく、使用感が高いのが特徴の化粧品です。

また、肌を美しく保ちながらメイクを楽しむことができる他、心地よい香りやナチュラルな色合いがその魅力となっています。しかし、すべての人に適しているわけではないため、自分の肌に合うかどうかを見極める必要があります。ケミカルコスメとの比較も行いましたが、オーガニックコスメとケミカルコスメにはそれぞれにメリットとデメリットが存在することを忘れないようにしましょう。

ぜひこの記事を参考にして、自分のお気に入りのオーガニックコスメを見つけてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました