買ってはいけない壁掛け時計

毎朝、外出の準備に追われている中で、家族から「今、何時?」と尋ねられた経験はありませんか?

我が家では、リビング、ダイニング、洗面所にそれぞれ時計があるのですが、微妙に2~3分ずれているため、「どの時計が正確なの?」とイライラしてしまうこともしばしばです。

家族全員が一目で見やすく、正確な時刻がわかる時計があれば、朝の貴重な時間に少しでも余裕が持てるのではないでしょうか。

そこで、壁掛け時計を購入しようと考え始めると、その種類の豊富さに迷ってしまうこともあるでしょう。見た目だけで選ぶべきか、または多くの機能が必要なのか、いろいろと悩むこともあるかと思います。

自分のライフスタイルに合った時計を楽しんで選ぶための参考になるように、情報をまとめてみました。

壁掛け時計の種類

アナログ時計:文字盤と針を用いて時刻を示します。

現在の時刻を知るだけでなく、残り時間などもわかりやすく表示してくれるのが特徴です。

インテリアとしても活用できるため、見た目を重視する方にも非常におすすめです。

特に、小学校低学年のお子さまがいらっしゃる家庭では、アナログ時計を一つ持っておくと良いでしょう。

時刻を読む力を養うだけでなく、「あと30分でお風呂に入るよ」「もうすぐ出発の時間だよ」といった具合に、時間感覚を育むのにはアナログ時計が適していると言えるでしょう。

デジタル時計:液晶画面に数字を表示して時刻を示します。

カレンダーや温度計など、時計以外の機能が充実している製品も多く、Bluetooth機能を搭載し音楽を再生するものも存在します。

電波時計ってどんなもの


電波時計は、正確な時刻を自動的に修正してくれる便利な時計です。

日本では福島局と九州局の2ヵ所から送信される標準電波を受信することで、常に正しい時刻を表示します。

電波時計があれば、時計が遅れたり早くなったりする心配がなく、わざわざテレビや携帯電話で正確な時刻を確認する手間も省けますね。

国産の電波時計は、通常、深夜の2時から4時の間に自動的に受信を行い、時刻を修正します。

受信中は秒針が12の位置で停止するため、壊れたわけではないので驚かないでください。

部屋に合わせた時計の大きさ

アナログ時計を選ぶ際に迷うポイントの一つが、その大きさです。

文字盤の直径が何センチかというだけでは、具体的なイメージが湧かないこともありますよね。

目安としては、12畳以上の広い部屋では直径が24~30㎝、6畳程度の部屋では直径が18~24㎝くらいが適切とされています。

時計を視認する距離や、設置する場所の広さもしっかりと確認しておくことが大切です。

設置する場所

壁掛け時計は乾電池で駆動するものと、コンセントからの電源供給で動作するものがあります。

アナログ時計は乾電池式が主流ですが、デジタル時計は液晶画面の照明やライト付きのもの、さらには温度計や音楽をかける機能を持つものも多いため、コンセント式のものもあることに注意が必要です。

設置する場所には近くにコンセントがあるか、コードを壁に這わせたりできるのか、また、コードにつまずく危険性がないかなど、十分に検討してから設置した方が良いでしょう。

さらに、電波時計は環境によって電波を受信しづらい場合があります。

例えば、鉄筋コンクリートの建物内やビルの中、または磁気や電波を発生させている場所では、正しい電波を受信できないことがあります。

そのため、テレビや電子レンジの近くに設置することは避けた方が賢明です。

意外と設置後に気づくことが多いのは、時計の表面に直射日光が反射し、視認性が悪くなることです。

家族全員の目線よりも高い位置に取り付けると、直射日光の影響を受けにくくなりますよ。

賃貸物件に壁掛け時計を設置できる?

賃貸物件を退去する際には、原状回復が求められます。

できる限り壁に穴を開けたくないという方が多いでしょうし、小さな穴であったとしても、長期間時計を掛けていると壁の穴が広がったり、壁紙が剥がれてしまったりする可能性もあります。このような場合にどのような対策ができるでしょうか。

壁の下地が石膏ボードの場合:粘着タイプの壁用フックやピンフック(100均でも購入可能)を活用することができます。
壁の下地がコンクリートの場合:すっぽんフック(ライターであぶって取り付けるタイプ)や天井フックなどが適しています。

壁の下地が何かわからない場合は、壁をコンコンと叩いてみて、空洞音がすれば石膏ボードが使用されています。

また、時計の重さを測ることや、フックの耐荷重を確認することも忘れないようにしましょう。

まとめ

壁掛け時計は、日常生活の中で何度も目にする、欠かせないアイテムと言えます。

一度取り付けたら、数年間にわたってその場所で時刻を教えてくれる頼もしい存在です。

時刻を文字盤で知りたい方にはアナログ時計が特におすすめです。

オルゴール機能がついていたり、多彩なデザインがあったりするので、自分の好みに合ったものを探す楽しみもあるでしょう。

数字で明確に時刻を把握したい方にはデジタル時計が適しています。

設置場所の近くにコンセントがあれば、時刻だけでなく日付や天気、気温、湿度なども一度に確認できる便利さがあります。

そして、アナログ時計とデジタル時計のどちらを選んでも、電波時計を選ぶことで、常に正確な時刻を把握できるというのも嬉しいポイントです。

家族の好みや生活スタイルに応じて自由に選べるのも魅力ですが、選ぶ際の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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