猫用ブラシのお悩み解決!適当に買ってはいけないその理由とは?

猫のお世話において欠かせないアイテムの一つが猫用ブラシです。「多くの種類があって、どれを選べばいいのかわからない…」や「せっかく購入したのに、猫が使うのを嫌がってしまった…」といった経験をしたことはありませんか?私自身も猫を飼っているため、ブラシ選びにはかなり苦労しました。そのため、本記事では猫用ブラシのさまざまな種類や特徴、さらに実際に使ってみた感想を詳しくお伝えします。この記事が、あなたの愛猫にぴったりなブラシ選びの参考になれば嬉しいです。

ブラシの種類


猫用ブラシには主に4つのタイプがあります。
・獣毛タイプ
・ラバータイプ
・コームタイプ
・ピンタイプ

各ブラシは見た目や機能がまったく異なるため、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

猫用ブラシの特徴

獣毛ブラシ

豚毛や猪毛などの動物の毛を使ったブラシです。獣毛からは自然な油分が出てくるため、ブラッシングすることによって猫の毛艶を美しく保つことができるとされています。毛の硬さもいくつかの種類があり、短毛猫には毛先が揃った柔らかいタイプが、中〜長毛猫には毛先がギザギザの硬いタイプが適していると言われています。

ラバーブラシ

このブラシはシリコンやゴムで作られています。柔らかい素材でできているため、ブラッシングが苦手な猫でも比較的受け入れやすいのが特徴です。手袋型になっているものもあり、手にはめて撫でるように使えるスタイルも人気です。基本的には短毛種向けとされているものの、最近では長毛種用のラバーブラシも多く見かけるようになりました。価格帯も他のブラシに比べて手頃なものが多く、ブラッシング後には丸洗いできるのでお手入れも簡単です。

コームブラシ

「コーム(comb)」という名前の通り、ブラシ部分が一列に並んだ平らな形状のものが多いです。他のブラシと比較して目が細かく、ブラッシング後は毛並みが整い、美しい仕上がりになります。主に使用される素材はステンレス製、金属製、プラスチック製です。猫用ブラシを考えたことがある方ならおそらく一度は耳にしたことがある「ファーミネーター」もこのタイプに当たります。

ピンブラシ

ブラシの先端に丸いボール状の部分が付いているブラシです。このピンブラシは、獣毛ブラシとセットになっていることが多く見受けられます。先端が丸いため、猫の皮膚を傷めることなく優しくブラッシングができるのが特徴です。ブラッシングでは力加減も非常に重要ですので、初めて猫を飼う方にとっては特におすすめのブラシとして紹介されることが多いです。

実際に使用してみた感想

ここまで、各ブラシの特徴について詳しく見てきましたが、「実際に使ってみたらどうなの?」と気になった方も多いことでしょう。私の家には短毛種と中毛種の雑種の猫がいるので、実際に使用した感想をまとめてみました。

獣毛ブラシ

我が家で初めて購入したブラシです。ペットショップで、毛先が揃った柔らかめの素材のものを選びました。早速使ってみると、短毛猫も中毛猫も、まあ嫌がること嫌がること。抜け毛は比較的よく取れましたが、ブラシに絡まった抜け毛の後始末が非常に大変でした。ブラッシング後の猫の毛艶は、う〜ん…という感じで、我が家では数回使用した後にお蔵入りとなってしまいました。

ラバーブラシ

我が家では、ペティオの「プレシャンテ 猫用ラバーブラシ」を楽天で購入し、使用してみました。猫も受け入れやすく、ブラッシングを始めると気持ちよさそうに喉をゴロゴロと鳴らしています。意外だったのは、抜け毛の吸着力。数回撫でるだけで、あっという間に抜け毛が取れてきました。ラバーブラシは短毛猫におすすめという記事をよく見かけますが、中毛猫でも問題なく使用できました。

ただし、欠点もあります。我が家の猫はブラッシング後にブラシを噛む習慣があり、そのため全体的に柔らかい素材のラバーブラシは約1年でボロボロになってしまいました。それでも、使い勝手や猫の受け入れが良いため、リピートして購入して使い続けています。手袋タイプのブラシも試してみましたが、手袋自体が大きめで私の手には合わず、個人的には使いにくかったです。手の大きい男性向けかなと思いました。

コームブラシ

金属製とプラスチック製の2種類を試しましたが、短毛猫はどちらの種類も嫌がり、抜け毛の取れ具合もいまひとつ…。中毛猫はプラスチック製のブラシを受け入れてくれましたが、こちらも期待したほど抜け毛が取れませんでした。また、ブラッシング後の毛並みはきれいに整いますが、中毛猫は静電気が立ってしまい、結果的に微妙な見た目になってしまいました。そのため、我が家では抜け毛のお手入れというよりも、仕上げとして中毛猫に時々使用しています。

ピンブラシ

我が家では獣毛ブラシの背面にセットでついていたピンブラシを使用しています。短毛猫・中毛猫ともにブラシの受け入れは良好です。しかし、取れる抜け毛の量がそれほど多くないため、換毛期においては物足りなく感じました。調べてみると、ピンブラシ単体で毛量が多く取れるよう工夫された種類も販売されているようなので、次回機会があったらぜひ試してみたいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、猫のお手入れに欠かせない猫用ブラシの種類やその特徴、さらに実際に使用してみた感想をまとめてみました。ブラッシングは猫の健康を維持するだけでなく、飼い主との絆を深める大切な時間でもあります。ぜひ、あなたの愛猫にぴったりなブラシを見つけて、日々のお手入れを楽しんでいただければと思います。

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