この記事は、以下のような方々に向けて書かれています。
- 節約を心がけているのに、食費が思うように減らない
- 節約はしたいが、栄養のある料理も作りたいと考えている
- コストパフォーマンスの良い野菜について知りたい
日々の食事に欠かせない存在である野菜。
健康を維持しながら食費を抑えるためにも、野菜をたっぷりと使った美味しい料理を作りたいですよね。
そこで本記事では、節約に向かない野菜について詳しく説明しつつ、節約に最適なコスパの良い野菜についてもご紹介していきます。
手頃で栄養が豊富な万能野菜を知ることで、あなたの節約生活に役立つ情報を提供できるはずです。
ぜひこの内容を参考にしてみてください。
節約に向かない野菜4選
食費がなかなか減らないという方は、もしかすると節約に不向きな野菜を頻繁に購入しているかもしれません。
実際、野菜の中には日常的に使うには少しお高めのものが存在します。
ここでは、そうした野菜の中から代表的なものを4つピックアップしてみました。
絹さや
絹さやは、おもてなし料理によく使用される食材です。
煮物やお吸い物に彩りを添えるだけでなく、卵とじにするととても美味しく仕上がりますよね。
しかし、価格に対して量が非常に少ないため、日常的に使うには向いていません。
彩りを考慮に入れると、毎日の料理には他の野菜を選ぶ方が賢明です。
アスパラガス
食感が素晴らしいアスパラガスですが、こちらも量が少ないのが難点です。
細いアスパラガスは皮をむく必要があり、その結果食べられる部分が減少してしまいます。
また、季節によって価格が変動しやすいため、割高な野菜といえるでしょう。
さらに、日持ちが良くなく、和食に使うには適さないという点も残念なところです。
マッシュルーム
豊かな香りを持つマッシュルーム。
生のマッシュルームは流通量が少なく、他のきのこと比べて価格が高めです。
お洒落な料理にはぴったりですが、風味が強いため値段の割に使い勝手が良いとは言えません。
えのきやしめじ、舞茸などの方がボリュームもあり、料理にも使いやすいためおすすめです。
パプリカ
料理に使用すると彩りが増すパプリカですが、酸味と甘味があり料理のバリエーションは少なめです。
あっさりとした和食には使いにくいかもしれません。
栄養価は高いですが、他の野菜でも同様の効果が得られるため、毎日の料理にはあまりおすすめできません。
赤パプリカはβカロテンを多く含んでいますが、にんじんの方がより安価で手に入ります。
コスパの良い野菜の特徴
安くて美味しい旬の野菜を選ぶことは基本ですが、それだけでは料理するのが難しい場合もあります。
そこで、毎日の食事作りにぴったりなコスパの良い野菜の特徴について整理しました。
・どんな料理にも使いやすい
・日持ちがする
それでは、これらの特徴を一つずつ詳しく見ていきましょう。
安くてボリュームがある
安価でたっぷり使える野菜を選べば、食べ応えのある料理を毎日作ることが可能です。
1年を通じて安定して購入できる野菜は、コストが安定しているため特におすすめです。
カットされた状態では高くても、丸ごと購入することで長く使えてお得になる場合もあります。
数回に分けて使えるように、価格に対してボリュームがある野菜を選んでおくと良いでしょう。
どんな料理にも使いやすい
さまざまな料理に利用できる野菜を選んでおくことが重要です。
頻繁に買い物に行かずとも、お家にある食材で料理ができることが重要です。
調理法が特定に制限されず、和食、洋食、中華のいずれにも対応できると理想的です。
お弁当にも使いたい場合は、水気が少なく、火を通しても美味しく食べられる野菜を選ぶことをおすすめします。
日持ちがする
節約にはまとめて購入することが有効です。
週に1度の買い物を考えると、常温または冷蔵庫で1週間以上日持ちする野菜を選んでおくと安心です。
適切に保存すれば、1~2か月保存が可能な野菜もあります。
また、冷凍保存できる野菜であれば、使い切れない場合でも安心して保存できます。
節約におすすめ!コスパの良い野菜4選
これまでの基準に基づいて選んだ、おすすめの野菜を4つご紹介します。
食材選びに迷った際には、ぜひ参考にしてみてください。
にんじん
さまざまな料理に使いやすく、彩りを加えてくれるにんじん。
価格は変動がありますが、高くても1本100円以下で、安いときには1本30円程度で手に入ることもあります。
切って数回に分けて使用できるため、緑黄色野菜の中でも非常にコストパフォーマンスが良いです。
また、βカロテン、カリウム、食物繊維など、栄養価が高いのも大きな利点です。
大根
重量感があり、食べ応えが抜群な大根。
冬が旬ですが、品種改良が進み、通年で安価に手に入る野菜です。
根の部分には抗菌作用や抗がん作用があるイソチオシアネートや、消化酵素のアミラーゼなど、多くの機能性成分が含まれています。
さらに、葉の部分にはβカロテンやカルシウムなど、豊富な栄養素が含まれているため、1本まるごと購入するのがおすすめです。
冷凍すると食感は変わりますが、味が染み込みやすくなり、煮物などに役立てることができます。
玉ねぎ
玉ねぎは料理に非常に便利で、日持ちもするため、多くの家庭で重宝されています。
安いときにまとめて購入することが推奨されます。
夏以外の季節であれば、風通しの良い場所で2ヶ月程度保存が可能です。
冷蔵庫に保存しても1か月は持ちます。
ただし、新玉ねぎは長期保存には向かないので注意が必要です。
血液をサラサラにする硫化アリルや、抗酸化作用のあるケルセチン、食物繊維などが豊富に含まれており、健康維持にも貢献する野菜です。
キャベツ
キャベツは他の食材との相性が抜群で、どんな調理法でも美味しくいただけます。
季節による価格変動はあるものの、一玉購入してさまざまな料理に活かせば非常にお得です。
一玉が大きすぎると感じる場合は、カットして冷凍保存することを検討してみると良いでしょう。
胃腸薬の成分としても利用されているビタミンU(別名キャベジン)や、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、カリウムなど、豊富な栄養素が含まれているため、コスパの面でも最強と言えます。
まとめ:コスパの良い野菜を使えば無理なく節約が可能
今回は、節約を考えるならぜひ買っておきたいコスパの良い野菜についてお伝えしてきました。
ご紹介した野菜は、使い勝手が良いため、さまざまなレシピに頻繁に登場します。
常備しておくことで、毎日のメニューに悩まされることが少なくなり、無理なく節約することができるでしょう。
少しお高めの特別な食材は特別な日にとっておき、コスパの良い野菜を使った料理で日々の食卓を楽しんでみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント