LINEMOを買ってはいけない?【メリット・デメリットを解説】

本日は、若年層を中心に高い関心を集めている「LINEMO」について詳しく解説する記事をお届けします。

  • LINEMOへの乗り換えを考慮している方
  • スマートフォンの料金を抑えたい方
  • 他の格安SIMとの違いを理解したい方

本記事は上記のような方々に向けた内容となっています。

数ある格安SIMの中でも特に多くの人々から支持を受けているLINEMOですが、実際にLINEMOがどのようなサービスであるかを知らない方も少なくないでしょう。

そこで本記事では、LINEMOのメリットやデメリットを詳しく解説していますので、契約を検討する前にぜひご確認ください。

LINEMOとは?

LINEMOは、2021年3月17日に登場したソフトバンクのオンライン専用ブランドです。

女優の本田翼さんが出演しているLINEMOのCMを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

LINEMOの特徴は、月額料金が非常にリーズナブルであり、さらにLINEギガフリーというサービスがあることから、特に20代から30代の方に高い人気を誇る格安SIMです。

また、ソフトバンクが提供している格安SIMには、LINEMOの他にY!mobileがあります。

LINEMOとY!mobileの大きな違いの一つはサポート体制です。

Y!mobileでは、店頭や電話、チャットなど全てのサポートが提供されているのに対し、LINEMOはオンラインサポートのみに特化することで、低価格を実現しています。

このように運営元は同じでも、サービスの内容には大きな違いがありますので、混同しないように注意が必要です。

記事の最後には、LINEMOとY!mobileのサービスを比較した内容も掲載していますので、どちらを契約するか迷っている方はぜひご覧ください。

LINEMOのメリット7つ

それでは、早速LINEMOのメリットについて詳しく解説していきます。

LINEMOのメリットは主に以下の7つです。

・月額料金が安い
・高速通信が可能
・LINEギガフリー
・5Gに対応している
・通話オプションが2種類から選べる
・テザリングが無料
・キャンペーンが豊富

では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

月額料金が安い

LINEMOでは、データ容量が3GBまでの「ミニプラン」と、20GBまでの「スマホプラン」が用意されており、それぞれの月額料金は以下の通りです。

ミニプランスマホプラン
データ容量3GB20GB
月額料金990円(税込)2,728円(税込)

上記のように、ミニプランは驚くべき990円(税込)という破格の料金設定です。

この価格は話題となっており、3GBまでのプランで比較すると、楽天モバイルよりもLINEMOの方がよりお得にスマートフォンを利用できると言えるでしょう。

また、スマホプランに関しても、20GBのデータを利用できて3,000円未満というのは、非常に財布に優しい選択肢だと言えます。

高速通信が可能

LINEMOの大きなメリットの一つは、高速通信が可能である点です。

「月額料金が安くなったとしても通信速度は落としたくない」というのが、多くの方の希望ではないでしょうか。

LINEMOはソフトバンクと同じ回線を使用しているため、キャリアと同等の通信速度を実現します。

そのため、現在キャリアを利用している方でも、安心してLINEMOに乗り換えることができるのです。

LINEギガフリー

LINEギガフリーは、LINEMOの最大の特徴であり、魅力的なメリットです。

「そもそもLINEギガフリーとは何か?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんので、詳しく説明いたします。

LINEギガフリーは、LINEアプリ内で行うトークや通話、タイムライン投稿などを利用する際に、データ通信量を消費しない機能です。

つまり、データ容量を気にせず、LINEを使ってトークや通話ができるということです。

通常、LINEを使用してメッセージを送信したりビデオ通話を行なうと、データ通信が必要になります。

そのため、データ量に制限がかかると、何をするにも速度制限を気にしなければなりませんでした。

しかし、LINEMOを利用すれば、LINEアプリ内のさまざまな機能を存分に利用することができます。

普段からメッセージや通話をLINEで行うことが多い方にとって、LINEギガフリーは非常に魅力的なサービスと言えるでしょう。

5Gに対応している

LINEMOは、4Gだけでなく5Gにも対応しています。

5Gに対応した端末かつ5G対応エリア内にいる場合、高速通信を楽しむことができます。

LINEMOの5G対応エリアについては、下記のリンクからご確認いただけます。

現在は対応エリアが限られていますが、今後徐々に拡大されることが期待されています。

通話オプションが2種類から選べる

LINEMOでは、「通話準定額」または「通話定額」の2つの通話オプションから、自分に合ったプランを選ぶことができます。

通話準定額:国内通話が5分以内であれば何度でもかけられる月額550円(税込)のオプション
定額通話:国内通話が時間制限なしで何度でもかけられる月額1,650円(税込)のオプション

お店の予約や家族との連絡はスマートフォンの電話を使うという方も多いでしょう。

しかし、電話を頻繁に使わない方や長電話をしない方にとっては、月額1,650円(税込)のオプションは少し高く感じるかもしれません。

そのような方には、5分以内の通話であれば何度でも定額の「通話準定額」がおすすめです。

定額制なので、毎月の請求額が変動する心配もなく、安心して利用できます。

したがって、「スマートフォンの電話をよく使う方は、通話オプションを追加すると安心感があります

テザリング無料

テザリング機能が無料で利用できることも、LINEMOの大きなメリットです。

外出先でパソコンを使用する方にとって、テザリングが無料で使えるというのは非常に魅力的なポイントです。

ただし、契約しているデータ量が上限となるため、データ使用量のオーバーには注意が必要です。

キャンペーンが豊富

LINEMOは、多彩なキャンペーンを利用できる点も大きな魅力の一つです。

2022年5月4日現在、実施されているキャンペーンの一部を以下にご紹介します。


<画像元:LINEMO>【LINE MUSIC6か月無料キャンペーン】
通常月額980円(税込)のLINE MUSICが、LINEMO契約者には6か月間無料になるキャンペーンです。
LINE MUSICでは約85,000曲が聴き放題ですので、6か月間無料というのは非常にお得な内容ですね。

<画像元:LINEMO>【LINEスタンプ プレミアムポイントバックキャンペーン(スマホプラン加入者限定)】
LINEMOでスマホプランを契約し、プレミアム(ベーシックコース/デラックスコース)に加入している方には、毎月LINEポイント240ポイントがもらえるキャンペーンです。

<画像元:LINEMO>【PayPayポイントあげちゃうキャンペーン】
他社からLINEMOのスマホプランに乗り換えると、10,000円相当のPayPayポイントが付与されるキャンペーンです。

LINEMOのデメリット7つ

次に、LINEMOのデメリットについて詳しく解説します。

LINEMOのデメリットは主に以下の7つです。

・スマートフォンをセットで購入することができない
・データ容量の繰り越しができない
・家族割やおうち割光セットの割引を受けることができない
・店舗や電話でのサポートが受けられない
・キャリアメールが利用できない
・データ無制限プランが存在しない
・17歳未満は契約できない

現在、LINEMOへの乗り換えを検討している方は、事前にこれらのデメリットを確認しておくことが非常に重要です。

以下で、一つずつ詳しく説明しますので、ぜひチェックしてください。

スマホをセットで購入できない

LINEMOでは、SIMまたはeSIMのみの販売となります。

そのため、LINEMOを契約する際には、あらかじめ端末を用意しておく必要があります。

現在使用している端末をそのまま利用する場合はSIMロックの解除が必要ですし、新しい端末を購入する場合は通販や家電量販店での購入を検討する必要があります。

なお、LINEMOに対応していない端末もいくつか存在するため、注意が必要です。

※LINEMOの動作確認端末はこちらからご確認いただけます。

データ容量の繰り越しができない

LINEMOではデータ容量の繰り越しができないため、これもデメリットと言えます。

データ容量の繰り越しとは、使用しきれなかったデータ容量を翌月に持ち越せるサービスのことです。

したがって、「その月によってデータ使用量が変動する」という方にとっては、少し無駄に感じるかもしれません。

家族割・おうち割光セットの割引を受けられない

LINEMOはソフトバンクのユーザーとはみなされないため、家族割やおうち割光セットの割引対象外です。

現在、家族割を適用中の方やSoftbank光・SoftbankAirに加入している方は、LINEMOに乗り換えるとその割引が解除されるため、注意が必要です。

もし「格安SIMに乗り換えたいけれど、家族割やおうち割光セットの割引を受けたい」と考えている場合は、LINEMOではなくY!mobileをおすすめします。

店頭や電話でのサポートを受けられない

LINEMOのサポートはオンラインのみです。

そのため、店舗サポートや電話での相談を利用することができません

操作方法に困ったときや故障が発生した際には、チャットまたはLINEで問い合わせることになります。

キャリアメールが使えない

LINEMOではキャリアメールが利用できません。

そのため、常にキャリアメールを使っている方には不便に感じられるかもしれません。

しかし、近年ではGmailやYahoo!メールなどのフリーメールが一般的になっているため、大きな不便を感じることは少ないでしょう。

とはいえ、どうしてもキャリアメールを引き継ぎたい場合には、「キャリアメール持ち運び」という有料サービスを利用することができます。

データ無制限プランがない

LINEMOにはデータ無制限プランが存在しないこともデメリットです。

以前に述べたとおり、LINEMOでは3GBまたは20GBのプランしか用意されていません。

そのため、家庭に回線を引いていない方や、ゲームや動画を頻繁に利用する方にとっては、データ容量が少なく感じられるかもしれません。

普段のデータ使用量を確認して、自身のスマートフォンでどれくらいのデータを使っているのか把握しておきましょう。

なお、データ無制限プランを探している方は、楽天モバイルも選択肢に入れてみると良いでしょう。

17歳未満は契約できない

LINEMOは、17歳未満の方が契約することができません。

17歳未満の方がLINEMOを利用するには、親権者に契約をしてもらい、その後使用者登録を行うことで利用可能になります。

LINEMOに向いている人・向いていない人の特徴

これまでお伝えしてきたLINEMOのメリットやデメリットを踏まえ、LINEMOに向いている人と向いていない人の特徴をまとめました。

LINEMOに向いている人
・通信速度が速い格安SIMを探している方
・LINEのトークや通話機能をよく利用する方
・申し込みや契約、初期設定などを自分で行える方
LINEMOに向いていない人
・20GB以上のデータ容量が必要な方
・家族でSoftbankの割引を利用している方
・店舗や電話でのサポートを必要とする方

LINEMOとY!mobileのサービス比較

最後に、LINEMOとY!mobileのサービスを比較してみました。

以下の表には、記載されているサービス以外にもいくつかの違いがあります。

LINEMOY!mobile
データ容量3GB・20GB3GB・15GB・25GB
月額料金990円(税込)~2,178円(税込)~
割引家族割・おうち割など
国内通話オプション通話準定額
通話定額
だれとでも定額
スーパー誰とでも定額
留守番電話無料
テザリング無料無料
LINEギガフリー
Yahoo!プレミアム無料
5G
eSIM
データ繰り越し
端末販売

まとめ

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

ここまでの内容を振り返っておきましょう。

▶LINEMOって?

LINEMOのメリット7つ
・月額料金が安い
・高速通信が可能
・LINEギガフリー
・5Gに対応している
・通話オプションが2種類から選べる
・テザリング無料
・キャンペーンが豊富

LINEMOのデメリット7つ
・スマホをセットで購入できない
・データ容量の繰り越しができない
・家族割/おうち割光セットの割引を受けられない
・店頭や電話でのサポートを受けられない
・キャリアメールが使えない
・データ無制限プランがない
・17歳未満は契約できない

▶LINEMOに向いている人・向いていない人の特徴

▶LINEMOとY!mobileのサービス比較

いかがでしたでしょうか?

格安SIMを提供している会社は数多く存在するため、どのサービスを選ぶべきか悩んでいる方も多いことでしょう。

今回お伝えしたLINEMOのメリットとデメリットをしっかりと理解した上で、自分に最適な格安SIMを見つけていただければ嬉しいです。

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