買ってはいけない布団乾燥機とは?その理由と選び方を紹介!

私たちの健やかな睡眠に欠かせないアイテム、それが布団です。

快適な眠りを得るためには、晴れた日には布団を外に干して、しっかりと乾燥させたいものですが、現実にはそう簡単にはいきませんよね。

「湿気がこもった布団をどうにかしたいけれど、連日の雨で外に干すことができない…」

「天気は良好なのに、花粉が舞っているために外に干すのは避けたい…」

このような悩みを抱えている方に大変おすすめしたいのが、布団乾燥機という家電製品です。

布団の中に温かい風を送り込むことで、湿気を効果的に取り除き、布団をさっぱりと乾燥させることができます。

さらに、ダニ対策としても非常に有効です。

また、就寝前に使用することで、布団をあらかじめ温めておくことが可能となります。

一年中活用できる便利な布団乾燥機ですが、製品ごとに特徴が異なるため、自分に最適な製品を選ばないと、使い勝手が悪くて困ってしまうこともあります。

せっかく購入するのですから、自分にぴったりのものを選びたいですよね。

今回は、買うべき布団乾燥機と、避けるべき布団乾燥機についてお話ししていきます。

布団乾燥機の種類とメリット・デメリット

布団乾燥機は布団に熱風を送り込むことで乾燥させる家電ですが、大きく分けて2つのタイプに分類されます。

それぞれの特徴やメリット、デメリットを見ていきましょう。

マット無しタイプ

このタイプの布団乾燥機は、ノズルを敷布団と掛け布団の間に差し込み、布団内部に直接熱風を送ることで乾燥を行います。

この方法のメリットは、手間いらずで簡単に使用できるという点です。

ノズルを布団に差し込むだけでセットが完了するため、手軽に利用できるのが大きな魅力です。

頻繁に布団をメンテナンスしたい方にとって、この手軽さは非常に大きな利点となりますね。

このような理由から、最近では「マット無しタイプ」が主流になりつつあります。

一方、デメリットとしては、熱風が布団全体に均等に届かず、隅の部分が十分に温まらないことがあるという点が挙げられます。

ダニ対策を考える場合、熱風が届かない部分があるのは問題ですよね。

マット有りタイプ

次にご紹介するのがマット有りタイプです。

このタイプは、敷布団と掛け布団の間に専用のマットを敷いて、そのマットにノズルを差し込んで使用します。

マットの中に熱風を送り込むことで、布団をしっかりと乾燥させる仕組みです。

メリットとしては、布団の隅までしっかりと温めることができるという点が挙げられます。

マットを正しく布団の隅まで敷けば、熱が布団全体に均一に行き渡るため、ダニ対策にも非常に効果的です。

一方で、デメリットは、マットを敷いたり畳む手間が必要という点です。

準備に手間がかかると、使用するのが面倒に感じてしまいますよね。

また、マットのサイズが自分の使っている布団に合わない場合、全体をしっかりと除湿することが難しくなるため、注意が必要です。

便利な機能にも注目!

布団乾燥機は、その名の通り布団を乾燥させるためだけの家電製品だと思われがちですが、実はそれ以外にも多くの便利な使い方が存在します。

製品を選ぶ際の参考になるように、他の活用方法もご紹介しますね。

洗濯物を乾かす

布団乾燥機の熱風を利用して、室内で干した洗濯物を乾燥させることも可能です。

布団乾燥機はそのコンパクトさから、部屋に置いてもスペースを取らないのが嬉しいポイントですね。

衣類を乾燥させたい場合は、洗濯物に向けてノズルを固定できるかどうかを確認しておくと良いでしょう。

靴を乾かす

雨の日などで靴が濡れてしまい、なかなか乾かずに困った経験はありませんか?

実は、布団乾燥機は靴を乾かすこともできるのです。

靴専用のアタッチメントが付属しているモデルを選べば、両足を同時に乾かすことが可能となります。

アイリスオーヤマの「ふとん乾燥機カラリエ FK−W1」では、2本のノズルが付属しており、靴を同時に乾かすことができるだけでなく、付属の「くつ乾燥ノズル」を使うことで2足同時に乾燥することも実現できます。

このツインノズルによってスピーディに乾燥が可能で、布団も2組同時に乾燥できるなど非常に便利な機能を搭載しています。

布団乾燥機のランキングでもよく登場する人気モデルで、おすすめです。

ヒーター代わりとして

寒い時期に足元が冷えるときなどに、ヒーター代わりに使うこともできます。

布団乾燥機は持ち運びがしやすいため、気軽に自分が好きな場所を温めることが可能です。

洗濯物を乾かす時と同様に、ノズルの向きを固定できるかを事前に確認しておくと良いでしょう。

買ってはいけない布団乾燥機とは?

布団乾燥機を選ぶ際には、使いやすさを重視するのか、乾燥機能を優先するのかによって、避けるべきタイプが異なります。

それぞれのポイントを確認してみましょう。

手軽に使いたい・頻繁に利用したい人

布団乾燥機を手軽に使いたい、日常的にお手入れをしたい方は、マット有りタイプは避けるべきです

準備に時間がかかるため、頻繁に使用するには不便と感じてしまいます。

手軽に使用できるマット無しタイプをおすすめします。

しっかり乾燥させたい・ダニ対策もしたい人

布団をしっかりと隅まで乾燥させたい、ダニ対策を行いたい方は、マット無しタイプは避けるべきです

布団の隅までしっかりと乾燥させられない可能性があります。

しっかりと湿気を取り除けるマット有りタイプを選ぶのが良いでしょう。

その際、自分が使用している布団と付属のマットのサイズが合っているかをしっかり確認してくださいね。

まとめ

布団乾燥機の種類やそのメリット・デメリットについて詳しくお伝えしてきました。

「マット無しタイプ」「マット有りタイプ」の二つの種類が存在し、それぞれの使い方によって選ぶべき機種が異なることが分かりました。

布団乾燥機は、布団を乾かすだけでなく、多様な用途に使える便利な家電製品です。

自分に合った機種を選択し、生活の中にうまく取り入れられると良いですね。

ぜひ参考にしてみてください。

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