定期便を利用しようかと考えている方々に向けて、非常に役立つ情報をお届けしたいと思います。
◎定期便のリスクについて知りたい
◎トラブルが多いと耳にして心配している
これらの悩みを抱える方々に向けて、定期便の利点や欠点、さらには実際のトラブル事例について詳しくご紹介いたします。
最後までお読みいただくことで、定期便を申し込む際に注意すべきポイントが明確になるでしょう。
記事の前半では「定期便に関するトラブル事例」を、後半では「定期便のメリットとデメリット」をお伝えしていきます。
そもそも定期便って?
定期便とは、週に1回や月に1回など、一定の周期で同じ商品を自動的に購入できるサービスです。
このサービスは「定期通販」や「定期購入」といった名称でも知られています。
最近では、定期便を導入する企業が増加しており、取り扱うジャンルも多岐にわたっています。
(雑誌、日用品、食品、サプリメント、新聞、子どもの教材など)
定期便という言葉を聞くと、雑誌や化粧品、サプリなどをイメージする方が多いかもしれませんが、実は私たちが日常的に利用している商品も意外と多く含まれているのです。
定期便におけるトラブルが多発している

ネット上で調べると、定期便に関連するトラブルが増加しているようですね。

その通りです。最近、さまざまなトラブルが続出しており、ネットでもその話題が取り上げられています。
非常に便利なサービスではありますが、最近では定期便に関するトラブルが増えているということをご存じでしょうか。
具体的に多く見られるトラブルの例は、以下の通りです。
・業者に連絡がつかず、解約ができない
定期便のメリット
まずは、定期便のメリットについて考えてみましょう。

定期便にはあまり良いイメージが無いのですが、実際にメリットはあるのでしょうか?

もちろん、メリットは存在します。ひとつずつ詳しく説明いたしますね!
購入の手間が省ける
自分で商品を購入しに行く手間が省けることは、定期便の最大の利点の一つと言えるでしょう。
近くにスーパーやショッピングモールがない場合に、定期的にお気に入りの商品が届けられるのは非常に便利なサービスだと感じることでしょう。
また、ネットで注文をする際に毎回入力していた配送先や支払い方法といった手間も省かれ、ストレスが軽減されます。
買い忘れを防げる
定期便を申し込むことで、買い忘れを防ぐことができます。
たとえば、トイレットペーパーを買いに出かけたにもかかわらず、結局買い忘れて戻ってしまったという経験は誰しもが持っているのではないでしょうか?
ストックが無いときには、買い忘れが非常に困ることもあります。
そんなときに役立つのが定期便です。
定期便であれば、決まったタイミングで商品が自動的に届くため、買い忘れを心配する必要がなくなるのです。
在庫切れの心配がない
定期便を利用すれば、在庫切れの心配も無用です。
普段使っている化粧品を買いに行った際に売り切れていた経験がある方も多いでしょう。
しかし、定期便を利用していれば、毎回決まったタイミングで商品が自動的に届くため、欠品の心配がなくなります。
通常より安く購入できる
定期便に申し込むことで、同じ商品をお得に購入できるというメリットもあります。
単品で購入する場合は定価での販売でも、定期便にすることで特典や割引を受けられることが多いのです。
そのため、リピートしている商品は定期便を利用した方が経済的に得られることが多いのです。
定期便のデメリット
次に、定期便のデメリットについて考えてみましょう。

メリットだけ見ると試してみたい気持ちになりますが・・・
デメリットについても詳しく教えていただけますか?

デメリットもいくつかありますので、詳しくお話ししますね。
解約に手間がかかる
定期便の最も大きなデメリットとして挙げられるのが、解約に時間と手間がかかることです。
最初は、解約が簡単にできると思い込んで申し込んでしまうこともあるでしょう。
しかし、いざ解約しようと思ったときに、さまざまな条件を提示され、スムーズに解約できないことも少なくありません。
ネット上ではクーリングオフ制度が適用されないため、返品や解約、キャンセルに関する事項は事前に自分自身でしっかりと確認しておく必要があります。
ペースを合わせる必要がある
商品が届くペースと自分が必要とするペースが一致しない場合、在庫が増えてしまい、保管が困難になることがあります。
特に食料品の場合、腐るリスクがあるため、賞味期限に注意する必要があります。
思っていた商品とは違うことがある
化粧品やサプリメント、ダイエット関連商品については広告の内容に十分注意しましょう。
流れてくる広告をクリックすると、魅力的な内容が多いですが、
例えば、「シミが消えたという人が続出中!」「3カ月続ければ-10kgも夢じゃない!」といった表現を見たことがある方も多いでしょう。
このように、”言い切ってはいないが曖昧な表現”は、広告界ではグレーゾーンの部分です。
特定商取引法では誇大広告の禁止が定められていますが、「著しく事実に相違する表示があった場合」という基準が設けられています。
上記の例で言えば、
「シミが消える!」や「3カ月で-10kg!」と言い切ってはいないため、合法となるわけです。
そのため、販売会社や広告代理店は、合法ギリギリのラインでキャッチコピーを考え、消費者を引き込もうとするのです。
したがって、キャッチコピーや広告の内容にあまり囚われすぎず、口コミや実際の評価などもしっかり確認してから購入することが肝要です。
隅々までの確認が大切

メリットとデメリットについてのご説明、ありがとうございます!
実際に申し込んでみたとしても、解約に手間がかかると聞くと不安感が増しますね。

簡単に解約できる定期便も存在するのでご安心ください。
とはいえ、申し込み前には解約条件やキャンセル、返品についての詳細を必ず確認しておくことが重要です。
人によっては非常に便利な定期便。
特に、近くにスーパーやコンビニがない方にとっては、そのメリットは計り知れません。
しかし、条件付きの定期便が多いため、購入する前にはしっかりと確認しておくことが大切です。
最近では、パソコンではなく携帯電話から購入する方が増えている傾向にあります。
画面が小さく、注意書きの文字も細かいため、重要な情報を見落としてしまうリスクがあるので、しっかりと確認するように心掛けてください。
また、返品や解約が可能か、可能な場合はその条件についても事前に確認することが安心につながります。
もし、すでに定期便を利用している方でトラブルに遭遇した場合は、速やかに消費者ホットラインに相談するようにしましょう。
まとめ
最後までお読みいただき、心より感謝申し上げます。
今回の内容を振り返っておきましょう。
▶そもそも定期便って?
▶定期便におけるトラブルが多発している
▶定期便のメリット
・購入の手間が省ける
・買い忘れを防げる
・在庫切れの心配がない
・通常より安く購入できる
▶定期便のデメリット
・解約に手間がかかる
・ペースを合わせる必要がある
・思っていた商品とは違うことがある
▶隅々まで確認することが大切
いかがでしたでしょうか?
この記事でお伝えしたように、定期便は非常に便利な一方で、デメリットも存在します。
しかし、それらのデメリットは購入前に自分でしっかりと調べておくことで、ほとんどが解決できる問題です。
そのため、定期便を検討中の方は必ず詳細を確認し、疑問があれば販売会社に問い合わせてみることをお勧めいたします。
今回の記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
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