牛乳石鹸を買ってはいけないの?敏感肌でも安心して使いたい

牛乳石鹸の中で特に有名な製品には、青箱と赤箱があります。
これらの石鹸は、主に石鹸素地や牛乳由来の脂肪分から作られており、添加物がほとんど含まれていないため、敏感肌や肌トラブルを抱えている人でも安心して使用することができるのが特徴です。
とはいえ、赤箱や青箱を使用する際には、つっぱり感を感じたり、香りや成分が肌に合わないという場合があることも事実です。
では、牛乳石鹸を安心して使うためには、どのように対策を講じるべきなのでしょうか。

青箱と赤箱の牛乳石鹸の成分について

  • 赤箱…石けん素地・香料・乳脂・スクワラン・水・ステアリン酸・酸化チタン・EDTA-4Na
  • 青箱…石けん素地・香料・乳脂・水・ステアリン酸・酸化チタン・EDTA-4Na
赤箱には、肌をしっとりとさせる効果がある天然のスクワランオイルが含まれており、洗顔や全身の洗浄に適しています。
対して青箱は、さっぱりとした洗い上がりを提供し、体を洗うのに特に向いています。

アレルギーを引き起こす可能性について

牛乳石鹸を使用する際に注意が必要な理由の一つとして、アレルギーを引き起こす可能性のある成分が含まれていることが挙げられます。
赤箱と青箱の石鹸には共通して、乳脂(牛乳の脂肪分)が使用されています。
牛乳アレルギーを持つ人がこれらの石鹸を使用すると、皮膚にトラブルを引き起こす恐れがあるため、注意が必要です。

香料が苦手な方への配慮

赤箱にはローズの香り、青箱にはジャスミンの香りが添加されています。
香料の香りでリラックスできる方にとっては嬉しいポイントですが、香りが苦手な方には逆に不快感を与えることもあるでしょう。
アレルギーではないものの、香りの影響で使用を避ける方も少なくありません。

牛乳石鹸の無添加シリーズについて

青箱や赤箱を使用しても肌トラブルに悩まされる場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。
牛乳石鹸のラインナップには、配慮が行き届いたカウブランド無添加シリーズという選択肢も存在します。

石鹸素地のみのタイプ

牛乳石鹸には、他にもカウブランド無添加せっけんがラインナップされています。
この製品は石鹸素地以外の成分が一切添加されておらず、着色料・香料・パラベンなどの防腐剤・品質安定剤・アルコールも無配合です。
皮膚アレルギーテストも実施されており、香料に敏感な方やアルコールに過敏な方、過去に皮膚トラブルを経験した方でも安心して使用できる設計となっています。
泡立ちも良く、さっぱりとした洗い上がりが特徴で、使いやすいと感じる方が多いようです。
赤箱や青箱が合わないと感じる方には、無添加せっけんを試してみることをお勧めします。

その他の無添加シリーズの紹介

  • ボディケア…泡のハンドソープ・ボディソープ・泡のボディソープ
  • ヘアケア…(サラサラ)シャンプー・トリートメント (しっとり)シャンプー・トリートメント
  • フェイスケア…うるおい洗顔・泡の洗顔料

これらは石鹸タイプではなく、液体や泡状の製品です。
植物性の洗浄成分や保湿成分が含まれているため、つっぱり感が少なく、非常にマイルドな使用感が得られます。
泡状の製品は、洗う際に肌をこすりすぎる心配が少ないため、乾燥肌や敏感肌の方でも安心して使用できるでしょう。
石鹸が肌に合わない場合には、こうした洗浄料を選ぶことも有効な選択肢かもしれません。

牛乳石鹸はシャンプーとしても使用できるのか?

全身に使える特性から、牛乳石鹸の赤箱を泡立ててシャンプーの代用として使用する人も少なくありません。
泡立てネットやタオルを活用して、しっかりと泡立てることで、汚れを落としやすくなります。
ただし、使用方法にコツが必要なので、肌が敏感な方は専用のシャンプーとリンスを使用する方が賢明です。

しっかりとすすいでも髪がきしむ乾かすとバサバサでゴワゴワになるブラシが通らないといったトラブルに直面することもあるようです。
頭皮はきちんと洗えても、髪の仕上がりが良くないと気分も落ち込んでしまいます。
すすぎが不十分だと、石鹸の残留物が髪に残り、ゴワゴワの状態を引き起こすこともあるため注意が必要です。

髪は弱酸性で、石鹸はアルカリ性を示します。
このため、洗浄後に中和を行わないとキューティクルが開いてしまい、髪がきしんでダメージを受ける原因となります。
そこで、リンスの代わりに酸性の液体を使用することが推奨されます。
洗面器にお湯を張り、そこにティースプーン1杯分のクエン酸を溶かして、その液体でアルカリに傾いた髪をすすぐと効果的です。
面倒だと感じる方は、石鹸シャンプー用のリンスを準備するという方法もあります。
これには少しコツが必要ですが、髪のトラブルや石鹸の残留物の問題を解決できる可能性があります。

まとめ

牛乳石鹸といえば、赤箱と青箱が非常に有名です。
しかし、これらの製品がどうしても肌に合わず、他の選択肢を探している人もいるかもしれません。
無添加シリーズの石鹸や泡状・液体タイプの製品を試してみて、自分の肌に最適なものを見つけることが大切です。
無理に石鹸をシャンプーとして使用する必要はなく、専用の牛乳石鹸シャンプーを試してみるのも良いかもしれません。

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