買ってはいけない！鮮度の悪い野菜～夏野菜～
暑さが厳しい夏は、私たちの食欲を奪いがちで、「夏バテ」になるリスクが高まります。
また、汗をたくさんかくことで水分が不足し、脱水症状を引き起こすこともあります。
気温が高くなるこの季節には、体調を崩しやすくなるため、栄養をしっかり摂取して健康を維持したいものです。
夏が旬の野菜は、水分を豊富に含み、みずみずしさが際立っています。
そのまま食べれば水分補給にも役立ち、食欲を促進させるだけでなく、体を冷やす効果のある栄養素も含まれているのです。
この記事では、前回に引き続き、
「買ってはいけない！鮮度の悪い野菜～夏野菜篇」をお届けします！
新鮮で美味しい野菜を手に入れて、厳しい暑さに負けない健康な身体を作りましょう！
傷んだ野菜の見分け方
買ってはいけないものと買うべきもののポイントを紹介する夏野菜篇です。
買い物の際の参考にしていただければと思います。
おくら
おくらの鮮度を見極めるには、さやの状態に注目しましょう。
特に、サイズが大きすぎるものは実が固くなり、中の種も大きくなって舌触りが悪くなることが多いです。
調理時には塩でもみ込んでうぶ毛を取り除きますが、
このうぶ毛がしっかりと生えているものの方が、鮮度が良いとされています。
買ってはいけないもの
- 全長１０センチ以上あるもの
- 先端がしなびているもの
買うべきもの
- うぶ毛がびっしりと生えているもの
- 濃い緑色のもの
きゅうり
きゅうりは、茎に近い部分が青黒くなることがあります。
この青黒い部分は苦味が強いため、なるべくこの部分が短いものを選ぶことが望ましいです。
さらに、先端が細かったり、お尻が極端に太いものは青臭さが強くなるので、全体の太さが均一なものを選ぶようにしましょう。
買ってはいけないもの
- 色が青黒くなっているもの
- 先端が細くなっているもの
買うべきもの
- 鮮やかな緑色のもの
- 頭から先端にかけて太さが均一なもの
とうもろこし
とうもろこしは、非常に鮮度が落ちやすい野菜の一つです。
常温で一日置いておくと、甘みが半減するとも言われています。
買ってきたら、すぐに茹でてから保存することをお勧めします。
皮を一枚だけ残して茹でることで、甘みを逃すことなく美味しく食べることができます。
また、軸が細いものは、養分がゆっくりと入っていくため、甘みが強い傾向があります。
買ってはいけないもの
- ひげの色が薄く、本数が少ないもの
- 皮が黄ばんでいたり、白っぽく変色しているもの
- 軸が太いもの
買うべきもの
- ひげがふさふさしていてツヤがあるもの
- 皮がみずみずしく、青々としているもの
- 軸が細いもの
トマト
トマトのお尻の中央には黒い小さなポチがあります。
このポチから白い筋が長く走り、その筋と筋の間の果肉が透けて見えるものは甘いトマトの特徴です。
この筋が見られないものは酸味が強く出るため、選ぶ際には注意が必要です。
また、トマトは寒さに弱いため、冷蔵庫に入れると低温障害を起こし、実がグシャグシャになり食感が損なわれることがあります。
購入後は早めに食べるか、ポリ袋に入れて野菜室で保管することをお勧めします。
買ってはいけないもの
- へたがしなびているもの
- 実が柔らかく、触れると跡がつくもの
買うべきもの
- へたがピンとしているもの
- 持つとずっしりと重みがあり、丸くハリのあるもの
なす
なすは、ヘタと実の隙間に注目して選ぶことが重要です。
ヘタと実の間の部分が空きすぎて、なすの地の色になっているものは熟しすぎているため避けましょう。
逆に、ヘタと実の隙間が全くないものは未熟な証拠です。
なすもトマトと同様に寒さに弱いため、常温保存がお勧めです。
冷蔵保存は日持ちする一方で、種の周りが黒ずんだり、皮に茶色い穴が空いたりと低温障害を引き起こす原因になるため、購入後は早めに使用することをお勧めします。
買ってはいけないもの
- ヘタと実の隙間が空きすぎている、または隙間がないもの
- 皮にシワや傷があるもの
買うべきもの
- ヘタと実の隙間に５ミリほどの白い幅が見えるもの
- 大きさが均一でふっくらとした丸みのあるもの
- ガクのトゲが痛いくらい尖っているもの
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