【危険】買ってはいけない「 パチンコ・パチスロ攻略法」その理由は?

本当に効果的なパチンコ攻略法があればいいなぁという願望を抱いている方、多いのではないでしょうか。

大金を一気に獲得して、心の底からスッキリしたいと思う瞬間があるでしょう。

そんな気持ちを抱きつつ、現代の情報が溢れる中で、果たしてパチンコやパチスロの攻略法は存在するのか、じっくりと調査を行いました。

調査の結果、1,000円程度の手頃な価格から、10万円以上の高額なものまで、さまざまな攻略法が販売されていることがわかりました。

もしその情報が本物であれば、高価でも元を取れる可能性は十分にあります。

しかし、情報社会で流布されている「パチンコ・パチスロ攻略法」を安易に購入することは避けるべきだと考えます。

それでは、ぜひ最後までお付き合いください。

パチンコ・パチスロ攻略法とは?

パチンコ・パチスロ攻略法とは、プレイヤーの意志や技術を駆使して、大当たりを連続的に引き出し、利益を得るための方法を指します。

もし本当に効果的な攻略法が存在するのであれば、たとえ10万円の情報を購入しても、その実行によってすぐに元を取ることができるという理論が成り立ちます。

まさに夢のような話です。

では、どのような攻略法が存在するのかを詳しく見ていきましょう。

【パチスロ・パチスロ攻略法の種類】

・ホルコン攻略法
・演出や回転数を目安に当たり台を見極める技術
・セット打法
難しい用語が出てきますが、一つ一つ丁寧に解説していきますね。

ホルコン攻略法

ホルコン攻略法とは、パチンコ台に内蔵されたコンピュータを利用して、売上の設定や出玉の管理が行えるという解釈に基づいています。

ホルコンは「ホールコンピュータ」の略で、一般的には「ホルコン」と呼ばれることが多いです。

このシステムでは、出玉の割合を決定するために『高設定』『中間設定』『低設定』といった設定段階が用意されています。

しばしば誤解されるのは、ホルコンを利用してパチンコ店が「遠隔操作などの不正を行っているのではないか」という疑念です。

しかし、ホルコンの本来の目的は、売上や利益、打ち込み状況などのデータを収集・管理し、さらに不正行為を防止するための監視を行うことですので、遠隔操作が行えるわけではありません。

要するに、ホルコンはパチンコ台のデータを適切に管理するための機械ということです。

こういった営業データは、実際の運営において必要な情報であり、翌日の営業計画に活用されることもあります。

ですので、ホルコンを利用して当たりを操作するような機能は存在しませんが、その特性を逆手にとって攻略するのがホルコン攻略法です。

演出や回転数を目安に当たり台を見極める技術

回転数において「ハイエナ」が効果的だと言われる理由は、多く回された台ほど当たりやすいという原理が、パチンコをあまり知らない人でも理解できるからでしょう。

「ハイエナ」とは、他のプレイヤーが投入した後にその台を打つ行為を指します。

特に、天井時短が搭載された機種では「ハイエナ」が効果を発揮することが多いようです!もちろん、これはあくまで一般論です(関西人特有の言い回し?)。

演出に関しては、派手で長いパチンコの液晶演出のことを指し、大当たりする機種と外れる機種を見極めるための攻略手法です。

あの演出を見ているだけで、興奮が止まらなくなるのは本当にずるいですよね。

セット打法

セット打法とは、特定の手順を行うことで大当たりや特定の状態を引き起こす状況を作り出す攻略法とされています。

主に以下の3つの種類があります。

・台に細工を加える
・台の不備やプログラムのミスを突く
・特定の打ち方によって大当たりを誘発する

不正な機器を台に取り付けて大当たりを引き起こす行為や、磁石やセルロイドの板を使ってスタートチャッカーに玉を導くような行為は、いわゆる「ゴト行為」として刑事罰の対象となります。

また、台の不備やバグが頻繁に発生するわけではなく、もし不備が見つかればパチンコ店も迅速に対策を講じるため、一般のプレイヤーにとっては縁のない攻略法と言えるでしょう。

最もよく耳にするのは、特定の動作や打ち方を行うことで、大当たりを引き寄せるという打法です。

本当にパチンコには攻略法があるのか?

さて、これらの攻略法が実際に存在するのかどうか、非常に気になるところですが、結果から言うと、現状においてパチンコ・パチスロ攻略法はほぼ100%存在しないと考えて良いでしょう。

かつて詐欺などで使われていた「セット打法」は、昔は実際に存在したとされますが、パチンコ店の幹部ですら知らない情報が流通すること自体、考えられません。

要するに、それは存在しないのです。

古くから言われている攻略法の多くは、根拠や出所が不明確であり、典型的な攻略法詐欺に該当するものです。

「攻略法詐欺」と呼ばれるギャンブル詐欺は、雑誌やインターネットの記事、電話やメールなどを通じて「パチンコ、パチスロの必勝法」「公営ギャンブルの必勝法」「宝くじの当選番号」などを提供すると持ちかけ、その情報を信じ込ませて金銭をだまし取る(または脅し取る)特殊詐欺の手口の一つです。(攻略法詐欺参照)

もちろん、これが発覚すればパチンコ店への入場が禁止されることもあるので注意が必要です。

パチンコやパチスロはなぜハマるのか?

ギャンブルに依存してしまうメカニズムは、アルコール依存症や薬物依存症と似た側面があることが最近の研究で明らかになってきました。

パチンコの液晶演出などで、まさに当たりそうなリーチを目にすると、脳内の快感を感じる領域が刺激され、ドーパミンという物質の分泌が促進され、「もっとギャンブルを続けたい」という欲求が生まれます。

脳の快感に関連する部位は、心地よい刺激や行動があると活性化され、快感をもたらすドーパミンの分泌を増加させるのです。

また、パチンコ台やスロット台の演出のビジュアルや音響効果には、勝っていると錯覚させる要素が含まれており、脳内の報酬系を活発にすることで、パチンコによって快感が得られ、やめられなくなる仕組みが構築されています。

パチンコにハマる仕組み

  • ギャンブルをする
  • リーチ画像や音響などの影響や大当たりの出現で脳に快感を得る
  • 興奮や快感を求めてギャンブルにのめり込む
  • ギャンブルをやめようとしてもやめられない
  • ギャンブルをしないと落ち着かないと感じる
  • 負けた場合はギャンブルで取り戻そうと考える
  • 嘘をついたり、借金までしてギャンブルに費やす

このような症状が現れる場合、これは「ギャンブル障害」として認識され、依存症として扱われるようになっています。

負けが続いても最終的には勝てると信じ込んでいたり、勝利時の高揚感が忘れられない人は、特に注意が必要です。

参考文献

本来あり得ないと理解している攻略法で運をコントロールできると信じたり、高額な料金を支払ってパチンコ攻略法を購入し、その情報に基づいてパチンコで元を取ろうとする考え方には危険が潜んでいます。

自分自身をおさえることが大切です。

まとめ

今回は、パチンコ・パチスロ攻略法について詳しく紹介してきました。ここで少し振り返ってまとめてみましょう。

・パチンコ・パチスロ攻略法とは、プレイヤーの意志や技術を駆使して大当たりを連続的に引き出し、利益を得るための方法を指す。
・現時点において、パチンコ・パチスロ攻略法はほぼ100%存在しないと考えられる。

【パチスロ・パチスロ攻略法の種類】

・ホルコン攻略法
・演出や回転数を目安に当たり台を見極める技術
・セット打法

などが高額な情報商材として販売され、攻略法に従えば勝てると謳い、購入を促す内容が多いです。

情報社会における詐欺には十分注意を払いたいものです。

パチンコ・パチスロだけでなく、ギャンブル全般にのめり込むことは危険ですが、ちょっとした暇つぶしとして楽しむのは問題ないかもしれません。

それでも、もしハマりすぎて困っている方がいれば、無理をせずに相談窓口で相談することを強くお勧めいたします。

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最後までお読みいただき、心から感謝申し上げます。

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