
最近のことでも、昔のことでも、何かに夢中になったり熱中した経験はありますか?
実は私自身、ビーダマンを50体ほど集めて飾るという行為にすっかり魅了されてしまいました。
振り返ると、懐かしさがこみ上げてきて思わず笑みがこぼれそうになります。
あの時代は、町のおもちゃ屋さんでビー玉が売られていて、今ではその姿をほとんど見かけなくなってしまいましたね。
ビーダマンは、当時500円から800円ほどで購入できましたが、最近調べてみたところ、アマゾンで42万円を超えるビーダマンが見つかりました。
私がずっと探し求めていた特定のビーダマンは、19,800円~という価格が表示されていました…。
定価の20倍!?この驚きをどう表現すればいいのか、驚愕を隠すことができません!
このように熱中すると本当に危険なことになることもあります。
今回は、買ってはいけないシリーズに「ビーダマン」を追加して、その魅力と危険性についてお話ししたいと思います。
ぜひ最後まで楽しんでいってくださいね!!!
そもそもビーダマンとは?

ビーダマンは、コロコロコミックで連載された漫画を基にして開発された、ビー玉を発射するおもちゃです。
その開発・発売はタカラ(現:タカラトミー)が手掛けており、性別や年齢を問わず、幅広い層に愛されている非常に人気のあるシリーズです。
ビーダマンはプラモデルのように自分で組み立てることができ、腹部にはビー玉を装着するためのスペースがあり、そこにビー玉をセットします。
そして、背中にあるトリガーを押すことで、ビー玉が前方に発射される仕組みになっています。
ビー玉は意外と重たいので、思ったほど速く飛ぶわけではなく、一般的には観賞用やコレクションアイテムとして楽しむことが多いように思います。
ビーダマンシリーズの初代は1993年に発売されており、現在流通しているものは転売されたもので、価格が5倍から10倍になっているものが多く存在しています。
(例) ビーダン クリアパープルボンバー ボンバーマン爆外伝 ¥5,200
ビーダマンの種類

ビーダマンには、「初代ボンバーマンビーダマン」から始まり、さまざまな種類が数多く存在しています。
- 初期ボンバーマンシリーズ
- 爆外伝シリーズ
- スーパービーダマンシリーズ
- バトルビーダマン
- クラッシュビーダマン
- メタルビーダマン
- クロスファイトビーダマン
それでは、一つ一つ詳しく見ていきましょう。
初期ボンバーマンシリーズ

1993年にタカラ(現:タカラトミー)から発売された、ビー玉を発射する「ビーダマン」の最初のシリーズです。
このシリーズは、人気キャラクター「ボンバーマン」とのコラボレーション企画であり、可愛さが際立っています。
年齢や性別を問わず、多くの人々に人気が広がり、熱中する人が続出しました!
爆外伝シリーズ

「ビーダマン爆外伝」は、タカラ(現在のタカラトミー)の初のテレビアニメ化作品となります。
『Bビーダマン爆外伝』は、1998年2月7日から1999年1月31日まで、名古屋テレビを制作局としてテレビ朝日系列で全48話が放送されました。
このシリーズもまだ愛らしさが残っている作品です。
スーパービーダマンシリーズ

これは、競技用ビーダマンシリーズの基本中の基本です!
1995年に発売され、ビーダマンの競技用に特化した最初のシリーズとして知られ、ビーダマン史上最も人気を集めた作品です。
初期のビーダマンに連射機能を加え、さらに専用の拡張パーツも追加され、可愛さに加えてかっこよさが加わった超人気シリーズです。
私自身がこの辺りからハマり始めたのも事実です。
当時は店頭に並ぶ数が非常に多かったことを鮮明に覚えています。

バトルビーダマン

2002年に発売されたバトルビーダマンシリーズは、一定の人気を誇りましたが、拡張性や発展性に欠けており、ストーリーの限界も影響してシリーズは一旦終了となりました。
その後、すぐに新しいシリーズ「クラッシュビーダマン」がリリースされます。
このシリーズも私のお気に入りです。現在でも10,000円を超える価格で取引される人気のビーダマンです。
クラッシュビーダマン
2005年に発売されたクラッシュビーダマンは、大型のトリガーユニットとロングバレルが標準装備されたビーダマンです。
見た目は銃型のトリガーが特徴で、ロングバレルと組み合わせることで、ビーダマン全体がまるで銃のような形状に変わります。
この時期からビーダマンは、以前の可愛らしさが薄れてきました。
厳ついデザインに変わりましたが、発売からわずか1年未満で販売終了となった、幻のビーダマンです。
メタルビーダマン
2007年に発売されたメタルビーダマンの大きな特徴は、ビー玉が「メタルボール」という金属製のパチンコ玉のようなボールに変わったことです。
メタルボールは、従来のビー玉よりも小さく、「マグネターゲット」と呼ばれる磁石を取り付けた標的も登場しました。
初代ビーダマンからメタルビーダマンまで、約15年にわたってロングセラー商品となっています。
クロスファイトビーダマン

2010年に発売されたクロスファイトビーダマンは、メタルビーダマンの終了後、安全基準や生産コストなどの問題から、しばらくビーダマンの販売が停止されていました。
新生ビーダマンの誕生は、コアチェンジシステムを採用し、ヘッド、アーム、フットをそれぞれ交換可能となりました。
そして、ビー玉に戻っています!
やっぱりビーダマンはビー玉が一番合いますね。
ビーダマンにハマる理由

ビーダマンに夢中になる理由は人それぞれですが、見た目の可愛さも大きな要因であり、何よりビー玉がその魅力の核心だと言えるでしょう。
私がビーダマンを部屋に飾っていた頃は、ビー玉を丁寧に磨いてピカピカにしていたことを思い出します。
また、さまざまな色や模様のビー玉に変えたりして楽しんでいました。
プラモデル感覚でビーダマンを組み立てていく過程も、本当に楽しい体験です。
ビーダマンには、発射力を強化するためのパーツも販売されており、それらを組み合わせて自分だけのビーダマンを進化させることもできます。
最近では、再び人気が復活しつつあるようです。
ビーダマンにハマった人の末路
最強のビーダマンを目指して、自作のカスタムパーツをクラッシュビーダマンに取り付け、鉄球を時速50kmで発射する実験をした方がいます。
また、クロスファイトビーダマンを使ってビー玉を時速30kmで撃ち出す、強力なビーダマンを作成した人もいました。
その様子を動画にアップしており、缶や瓶をターゲットにして撃つ光景が見られます。
スピードを極めすぎて、危険な行為に走ってしまったようですね。
このような危険なアイテムを外に持っていくことは、軽犯罪法に抵触する可能性があります(軽犯罪法第一条二項に該当します)。
くれぐれも、危険な遊びは避けるようにしましょう。
プレミア価格がついているビーダマン
現在、高値がつく人気のビーダマンをいくつかご紹介します。
【スーパービーダマン PIビーダマン カイトスペシャル ノーチラスポセイドン】
こちらもスーパービーダマンシリーズの一部であり、特に「バトルフェニックス」が人気を集めています。
【スーパービーダマン OSギア ファイティングフェニックス】
その可愛さは抜群で、高値がついても手に入れたいと思ってしまいます…。
まとめ

今回は、熱中しすぎると危険行為につながる可能性もあるビーダマンについて詳しく紹介しました。
その可愛さに心を奪われてしまうと、人気の高いビーダマンはプレミア価格がつくため、手に入れるのが難しくなることがあります。
欲しいと思ってもなかなか手に入らず、高額でも購入してしまうこともあるかもしれません。
その気持ちは十分に理解できますが、もし定価近くで販売されているのを見かけた場合は、ぜひ購入を検討してください。
現在は、売り切れが続出していて手に入れるのが難しい状況ですが、運が良ければ安く手に入ることもあります。
確かにその魅力に惹かれてしまうのは理解できます。ただし、高額すぎるビーダマンには十分に注意してください。
最後までお読みいただき、心から感謝いたします。
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