最近、特に話題になっている「ミステリーボックス」というものを耳にしたことがありますか?
オカルトや都市伝説に興味がある方なら、すでにその存在を知っているかもしれませんね。
ですが、一般のパソコンユーザーが簡単にアクセスできないダークウェブで販売されているため、実際に購入したことがある人は非常に少ないのではないでしょうか。
今回は、ダークウェブにおいて流通しているミステリーボックスについて詳しくご紹介したいと思います。
・ミステリーボックスはどこで手に入るのか?
・ダークウェブはどのような場所なのか?
好奇心旺盛なあなたにぜひお勧めしたい内容です。
最後までゆっくりとお楽しみください!
ミステリーボックスとは
ミステリーボックスとは、特定のソフトウェアを活用することでのみアクセスできる、ネットの闇の世界であるダークウェブで入手可能な正体不明の箱のことを指します。
このミステリーボックスは、海外のユーチューバーが購入してその内容を開封する様子を撮影した動画が多くの注目を集めています。
その中には、血のような物質が付着したベビーシートや、様々な犯罪を示唆するようなアイテムが含まれていることもあるのです。
実際にミステリーボックスを開けて中身を確認していたユーチューバーが、注射針に指を刺され、その後姿を見かけなくなるという事件も報告されています。
福袋のような感覚で販売されているミステリーボックスですが、意外にも高額で取引されていることが多いようです。
もしこれが単なる演出であればまだしも、ダークウェブという匿名性の高い場所を考慮すると、非常に恐ろしい結果を招く可能性があるのです。
中に危険な物が含まれていても、それは自己責任となります。
ミステリーボックスを購入する際の4つの危険
ダークウェブで流通している「ミステリーボックス」を購入することで直面する可能性のある4つのトラブルについて、以下に詳しく解説します。
・個人情報が漏洩する危険性
・犯罪に巻き込まれる可能性
・詐欺に遭っても確認できない
パソコンがウイルスに感染しやすい
ダークウェブは、インターネットの裏側とも言われる領域であり、サイバー攻撃の温床としても知られています。
ここには、パソコンやネットワークに関する豊富な知識を持つ人々が潜んでおり、ウイルス感染や個人情報の漏洩といったリスクが高まります。
そのため、クレジットカード情報の不正利用の危険性も含まれているため、特に注意が必要です。
怪しいリンクをクリックすることは、絶対に避けるように心がけましょう。
個人情報が抜き取られる可能性がある
ダークウェブには、サイバー犯罪者が運営するサイトが存在します。
そのため、素人がTorをインストールしてダークウェブにアクセスし、危険な犯罪に関わるサイトだと認識せずに訪れた場合、身元を特定され、個人情報を抜き取られるリスクがあります。
匿名性が確保された環境は、サイバー犯罪者にとっては非常に都合の良い仕組みであることは言うまでもありません。
このような危険なサイトが数多く存在するため、セキュリティに関する知識が乏しい素人がアクセスすることは、非常に危険な行為であると言えるでしょう。
犯罪に巻き込まれる確率が高い
高い匿名性を誇るダークウェブでは、違法なコンテンツが多数存在しているため、知らず知らずのうちに犯罪に巻き込まれるリスクが生じます。
不注意からクレジットカードを使用してしまうと、身元が特定され、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。
興味本位で立ち入ることは決しておすすめできません。
詐欺に遭っても確認できない
ダークウェブを利用する人々は、身分を隠している匿名のユーザーがほとんどです。
そのため、購入した商品が届かなかったり、詐欺に遭った際に犯人を特定することが非常に困難であることが多いのです。
結果として、泣き寝入りするしかない状況に追い込まれることが多いのです。
ダークウェブとはどのような場所なのか?
ダークウェブとは、特定の方法でしかアクセスできない特殊なウェブサイトのことを指します。
通常の検索エンジンであるGoogleやYahoo!などでは検索結果に表示されないため、一般のパソコンユーザーが簡単に見つけることはできません。
Tor(トーア)というブラウザを使用することによって、匿名でのアクセスが可能になります。
このように高い匿名性を持つウェブサイトでは、正体を隠れ蓑にして違法な取引が行われることもあります。
Torを利用しても、個人情報が漏洩するトラブルも報告されているため、注意が必要です。
ダークウェブには危険なサイトが多く存在しますが、正当なウェブサイトもいくつか存在しています。
ダークウェブを検索する際には、「DuckDuckGo」など、ダークウェブに対応した検索エンジンを使用する必要があります。
何が起こるかわからないアンダーグラウンドの世界には、興味本位で入ることは避けるべき危険な場所だと言えるでしょう。
Tor(The Onion Router)とは
Tor(トーア)とは、The Onion Routerの略称で、匿名化を実現するためのソフトウェアの名称です。
Torは、2012年に発生した「パソコン遠隔操作事件」において、犯人が送信元を隠すために使用したことで一般に知れ渡ることとなりました。
元々は軍隊が安全な通信を行うために開発されたものであり、一般の人々がプライバシーを守るためにも利用されています。
Torを使用しているユーザーには、さまざまな職業の人々が含まれていると言われています。
通常のウェブページにもアクセスできるため、プライバシーを保護する目的で幅広く使用されているのです。
Torを利用することで、犯罪者から自身を守る手段にもなります。
ここでの詳細な説明は控えたいと思いますので、興味があれば自己責任で調べてみてください。
DuckDuckGo(ダックダックゴー)とは
DuckDuckGoは、ユーザーの個人情報や検索履歴を保存しないため、プライバシーが守られる検索エンジンです。
個人情報を収集しないDuckDuckGoは、ダークウェブでの検索ツールとしても利用されています。
もちろん、Google Chromeなどの通常のブラウザとして設定することも可能です。
・検索履歴が表示されない
・検索結果を一覧で表示
まとめ
今回は、ダークウェブと密接に関連するミステリーボックスについて詳しくご紹介しました。
ミステリーボックスは、ヤラセや都市伝説として語られることもありますが、その販売が行われているダークウェブ自体が非常に危険な場所なのです。
ダークウェブは、匿名でなければアクセスできないウェブサイトを含むため、サイバー犯罪者にとっては都合の良い環境となります。
知識が乏しい素人は、このような場所に近づかない方が無難です。
ミステリーボックスを購入することで遭遇する可能性のある4つの危険を改めてまとめます。
・個人情報が抜き取られる危険性
・犯罪に巻き込まれる可能性
・詐欺に遭っても確認できない
このようなトラブルに巻き込まれないためにも、ミステリーボックスの購入は避けるべきなのです。
最後までお読みいただき、心より感謝申し上げます。
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