身だしなみの重要な要素であるヘアブラシ。
あなたは「どのブラシも同じだ」と思っていませんか?
実は、ヘアブラシは単に髪をとかすためのものではなく、さまざまな機能を持ったアイテムなんです!
店頭に並ぶヘアブラシの種類は非常に多く、どれを選ぶべきか迷ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、ヘアブラシは髪に良いだけでなく、頭皮にも多くのメリットをもたらすことができるのです。
こだわりを持つことで、美しい髪を手に入れるだけでなく、さまざまな髪のお悩みを解決することができるヘアブラシの魅力をご紹介します。
ヘアブラシは本当に必要なのか?
ヘアブラシは、ただ髪型を整えるためだけの道具ではありません。
ヘアブラシを使って髪をブラッシングすることで、頭皮を適度に刺激し、マッサージ効果を得ることができます。
その結果、血行が促進され、抜け毛を防ぎ、育毛を助け、さらには顔のリフトアップ効果も期待できます。
このように、ヘアブラシは女性だけでなく、男性にとっても嬉しいアイテムなのです。
また、ヘアブラシには髪にツヤを与える効果もあります。
ブラッシングを行うことで、髪のキューティクルが整い、本来の美しいツヤを引き出すことができます。
したがって、ヘアブラシを使ってしっかりとブラッシングを行うことは非常に重要なのです。
ヘアブラシの種類
ヘアブラシは、その材質や形状によってさまざまな種類に分けられます。
材質について
ヘアブラシの材質には獣毛(天然毛)、ナイロン、木の3種類があります。
それぞれの材質によって得られる効果や使用感が異なるため、自分にぴったりのものを選ぶことが大切です。
・獣毛(天然毛)
このタイプのヘアブラシは、主に猪、豚、馬などの天然毛から作られています。
適度な油分や水分を含んでいるため、髪に潤いを与え、自然なツヤを出しやすいのが特徴です。
スタイリングに特化しており、髪にツヤを求める方に特におすすめです。
長く使用することができるものの、価格はやや高めになることがあります。
・ナイロン製
ドライヤーの使用前後に扱いやすいヘアブラシです。
根元からの広がりを抑え、うねりやぼさつきを軽減する効果があります。
髪のボリュームやくせ毛に悩んでいる方に適していますが、静電気が発生しやすいため、髪が傷んでいる方にはあまりおすすめできません。
・木製
木製のヘアブラシは、頭皮ケアを重視したい方に最適です。
竹やメーリプ、オリーブなどの材質で作られており、ピンの先端は丸くなっているため、やさしい肌あたりで頭皮を傷つける心配がありません。
形状について
ヘアブラシの形状によって解決できる悩みもさまざまですので、自分の好みや気になる悩みに応じて選ぶのが良いでしょう。
ヘアブラシの中でも一般的なデザインで、土台部分が半円を描いています。
そのため、頭に沿ってブローすることができ、クセのある広がった髪をまっすぐに整えるのに非常に適しています。
髪のボリュームを抑えたいときには特におすすめのヘアブラシです。
名前の通り、360度にブラシがついているタイプのヘアブラシです。
髪をしっかりと巻き付けることができるため、スタイリングに特化しています。
ドライヤーと併用することで、毛先をカールさせたり、ストレートにしたりと、自由にスタイリングを楽しむことが可能です。
ヘアアイロンよりも低温でセットできるため、髪にかかる負担を軽減することができます。
このブラシは、土台のクッション部分に空気穴が開いている設計です。
穴から空気が抜けることでクッション性が生まれ、頭皮を優しく刺激しながらケアを行うことができます。
硬めの土台のブラシでは刺激が強すぎて頭皮を傷める可能性もありますが、パドルブラシならブラッシングによって頭皮の血行を促進することが可能です。
たまご型のブラシを握ることで、ブラシにかかる圧力を分散させることができ、
髪に無理な負荷をかけることなく、優しく髪をとかすことが可能です。
長いブラシ部分が髪のもつれや絡まりを解消し、短いブラシ部分が髪のキューティクルを整えます。
手にフィットするたまご型のブラシは、子供から高齢者まで幅広い年齢層に使いやすいヘアブラシです。
ヘアブラシを選ぶ際のおすすめのポイント
これまでヘアブラシの種類や形状についてご紹介してきましたが、目的や抱える悩みに応じて選ぶことが重要です!
悩みや目的に合わせた選び方
・自然なツヤのある髪を目指す方に
「獣毛(天然毛)」を使用したヘアブラシを選ぶことをおすすめします。
特に豚毛のブラシは、柔らかい髪の質感の方に非常に適しています。
適度な油分や水分を含んでいるため、髪に自然なツヤを与えながら、優しくとかすことができます。
・カラーリングなどでダメージを受けた髪に
カラーリングを行うと、髪がダメージを受けて細くなり、わずかな摩擦でも切れ毛の原因になります。
そのため、ダメージのある髪には「たまご型ブラシ」を使用することが理想的です。
ブラシにかかる圧力を分散させる設計になっているため、髪への摩擦の負担を軽減しながら優しくとかすことができます。
・クセ毛や寝癖で悩んでいる方に
ブラシにしっかりと重みがある「デンマンブラシ」を選ぶと良いでしょう。
頭の形に沿ってブローしやすく、長い髪でもまとめてストレートにすることが可能です。
ピンの密度が低いため、髪の長さや質に関わらず扱いやすいブラシです。
また、毛量が多い方や髪のボリュームを抑えたい方にも非常におすすめです。
・抜け毛防止やリフレッシュを求める方に
クッション性に優れた「パドルブラシ」を選ぶことをお勧めします。
適度な刺激で頭皮をマッサージし、リフレッシュ効果も期待できます。
面が広いため、絡まった髪を簡単にほどくことができ、髪や頭皮への負担を軽減することができます。
まとめ
ヘアブラシはどの製品も同じというわけではないことを理解していただけたでしょうか?
適切なヘアブラシを選ぶことで、美しい髪や健康な頭皮を手に入れることができるというのは魅力的ですね。
今日からあなたもヘアブラシにこだわりを持ち、髪のケアを始めてみませんか?
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