今年のボーナスは出ましたか?私自身、なんとか支給されたものの、全額が手に入ったわけではありません。昨年のボーナスはさらに少なくて、年末には少し寂しい思いをしたことが強く記憶に残っています。その際、「ボーナスを当てにしてはいけないなぁ」と痛感させられました。
クリスマスや忘年会、お年玉といったさまざまなイベントでお金が必要になるこの時期、企業もボーナスを狙って利益を上げようとしています。あなたの財布がまさに狙われているのです。
家族の構成によっても出費は異なりますが、「保険クリニック」の調査によれば、年末年始の1週間における平均支出額は4万9000円程度、つまり約5万円に達するとのことです。
その出費、本当に必要なものなのでしょうか?冷静になれば、節約できる部分が見えてくるはずです。
ハッピーな新年を迎えるためにも、年末年始における注意点を以下にまとめてみたいと思います。
ここからお話しする「買ってはいけないもの」を避けることで、財布が軽くならずに年を越すことができるでしょう。それでは、最後までお付き合いください。
年末年始に買ってはいけないもの5選!
年末年始の支出の中で特に大きな割合を占めるのが「帰省の交通費」「おせちや年末年始用の食費」「お年玉」といった項目です。
お正月特有の出費は避けがたいものですが、無駄を省き、工夫できるところから少しずつ削減していきましょう。
・年末・初売りバーゲン
・福袋
・旅行
・おせち料理
年末ジャンボ宝くじ
宝くじといえばやはり年末ジャンボ宝くじが思い浮かびます。この時期には、テレビやラジオなどでコマーシャルが頻繁に流れ、多くの人の心を掴んでいます。
「前後賞合わせて10億円!当たったら何を買おうかな?」といった妄想を膨らませて楽しむのも一興です。しかし、残念ながらその当選確率はおよそ20000000分の1、つまり0.000005%程度しかないと言われています。これは、隕石に当たる確率よりも低い数字です。
もちろん、ドキドキ感や夢を買うために購入するのも一つの楽しみですが、本気になってしまう方は、今年は少し控えてみるのも良いかもしれません。宝くじは1年中販売されていますので、年末年始に特に狙う必要はありません。
年末・初売りバーゲン
年始のバーゲンセール会場は、いつも人でごった返しています。新しいアイテムを手に入れたいという気持ちは理解できますが、初売りセールやバーゲンは、「期間限定」や「限定品」といった言葉で希少価値を高めて販売されることが多いです。
そのため、こうした言葉に引き寄せられて、ついついお金を使ってしまうことがあるのです。これは「スノップ効果」と呼ばれ、他の人とは違ったものを手に入れたくなる心理が働いています。
このような心理作戦に引っかからないように注意しましょう。
福袋
毎年楽しみにしている方も多い福袋ですが、実際にはどうなのでしょうか?
私自身も、スターバックスの福袋を毎年楽しみにしている経験があります。中身を買わなくても毎年チェックしてしまうほどです。好きなブランドの商品がたくさん入っていると、お得感を味わえるのが魅力ですよね。たとえば、1万円で3万円以上の価値が入っていることもあります。
しかし、福袋の中身が何であるかは実際には分からないため、本当に自分が欲しい商品が入っているのかという疑問が残ります。結局、売れ残った商品を買わされているという現実もあるのです。
開封時のワクワク感は確かにありますが、その感覚を求める方以外には、福袋はあまり価値がないかもしれません。実際、スターバックスのタンブラーは、私の実家のコップとして活躍しています。
旅行
「せっかくの休みだし、温泉でリラックスしたい!」という気持ち、非常に理解できます。休むことができない人にとっては、正月の休みは最高のチャンスですよね。
ですが、実際には多くの人が同じことを考えているため、正月休みは旅行先が混雑することが予想されます。渋滞や人混みで、ゆったりと過ごすつもりが逆にストレスになる可能性もあります。
さらに、旅行代金が通常の3倍になることも少なくありません。年末年始の特別な時期には、高額でも人々が旅行に出かけるため、需要が高まるのです。
もし可能であれば、有給を活用して正月休みを避ける工夫をすれば、かなりの旅行費用を節約できるでしょう。
おせち料理
おせち料理は本当に高額です!
おせち料理が高い理由は、縁起物としての意味合いがあるからだけでなく、高価でも売れるからという現実も影響しています。自分で作る選択肢があるとしても、年末の時期はおせち料理の材料費が高騰しています。そのため、材料費も時間もかかるため、自分で作るメリットは少ないと言えます。
お子さんがいる家庭では、縁起物数品を加えたオードブルや、お寿司にすることで家族みんなが喜んでくれるでしょう。おせち料理はすぐに飽きが来ることもありますので、家族の好みに合わせた食事を用意することが大切かもしれません。
おせち料理抜きでも十分に楽しめますよ。
まとめ
今回は、年末年始に買ってはいけないものについてお話ししました。年末年始は出費がかさむ時期であるため、無駄な出費を避ける工夫が必要です。
欲しくなる物が多い時期ですが、冷静になって考えれば大幅に支出を削減することができます。単に控えるだけで、かなりの節約が可能です。
・年末・初売りバーゲン
・福袋
・旅行
・おせち料理
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正月くらいお母さんを休ませてあげようよ<おせち