買ってはいけないショーツ! 今話題のふんどしショーツとの違いは?


ふんどしショーツが最近注目を集めていますね。

では、一般的なショーツとどのように異なるのでしょうか?

ショーツについての知識を深めて、より快適で充実した下着ライフを楽しんでみませんか。

ショーツの知識を深めましょう

多くの方がデザインを重視して選んでいるかもしれませんが、実際に購入する際に特に重要なポイントは、ショーツの素材選びです。

ショーツの素材

大きく分けると、ショーツには2つの種類の素材があります。

天然繊維

通気性、吸湿性、保湿性が優れている特徴があります。

綿(コットン):下着の主流素材で、通気性が良く、蒸れにくいため、肌触りも非常に良好で、刺激が少ないのが魅力です。


リネン(麻):さらりとした手触りで、通気性にも優れています。繊維自体が強いため洗濯による劣化が少なく、使うほどに柔らかくなる特性があります。

シルク:蚕のまゆから作られる天然繊維で、吸湿性や保湿性は綿よりも高いものの、シミができやすいというデメリットもあります。また、洗濯機で洗えるシルクかどうかを事前に確認しておく必要があります。

化学繊維

価格と安定供給の観点から、多く使用されていますが、天然繊維と比べて価格が約2〜7倍異なることもあります。

ポリエステル:耐久性が高く、扱いやすい素材ですが、化学繊維が原因で肌トラブルを引き起こすこともあります。洗濯しているにもかかわらず、皮膚が炎症を起こす原因は静電気によるものです。化学繊維はマイナスの電気を帯びやすく、皮膚はプラスの電気を帯びやすいため、接触によって静電気が発生します。

ショーツのかたち

早見表を使って簡単に紹介した後、個々のデザインについて詳しく説明します。

ショーツのデザインにおいて重要なポイントは、ウエスト丈と裾丈です。

ウェスト丈

ふかめ(ハイウエスト)→ふつう(レギュラー)→あさめ(ビキニ)→よりあさめ(スーパービキニ/ローライズ/ヒップハンガー)

このウェスト丈の呼び名は、ジーンズなどのボトムス選びにも役立ちます。

すそ丈

ハイレッグ/ハイレグ→ハイカット→ノーマル→ボーイズレングス/ボーイズレッグの順で裾丈が長くなります。

水着を買う際にも、裾丈の呼び方は非常に役立ちます。

では、実際の写真を使って解説していきましょう。

レギュラーショーツ

上の表でいうところの、ウエスト丈がふつう&すそ丈がノーマルの一般的なショーツです。

ハイウェスト

上の表でいうふかめのショーツで、おへそが完全に隠れるデザインになっています。

ボーイズレングス

ボーイズレングスは一般的に、すそ丈の形状からその名が付けられています。

ウエスト丈はふかめからあさめまでさまざまなスタイルがあります。

ティーバック

Tバックは上の表には含まれていませんが、バック部分の布が非常に少ないタイプのショーツです。

すそ丈、ウェスト丈はさまざまなスタイルがあります。

アウターに響かないという特徴があり、お尻の解放感を感じることができます。

ショーツにもデメリットがある

デザインや色を考慮せずに選んでいるショーツにも、実はデメリットが存在します。

ビキニラインの黒ずみ

肌の黒ずみは、皮膚と衣類が擦れることによって引き起こされます。特にショーツが直接肌に触れるビキニラインでは、黒ずみが目立ちやすくなります。

冷え&むくみ&こり

そけい部(鼠径部)をゴムで締め付けると、血流が悪くなり、冷え、むくみ、さらには肩こりの原因となることがあります。

※そけい部は太い血管が集中している足の付け根部分です。

不眠

ショーツの締め付けが原因で、寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めてしまうこともあります。

かゆみ&肌荒れ

締め付けの強いガードルや補正下着は、化学繊維のナイロンなどで作られていることが多く、通気性が悪いため、長時間着用するとデリケートゾーンが蒸れて、かゆみや肌荒れを引き起こすことがあります。

デリケートゾーンの臭い

汗をかいたときなどに通気性の悪いショーツを身につけていると、湿気がこもり、菌が繁殖しやすくなり、悪臭の原因になることがあります。

ショーツには多くのデメリットが存在するため、ノーパンを推奨する人もいますね。

江戸時代には着物の下はノーパンだったという話も聞かれますよね。

ノーパンは抵抗があるという方には、次に紹介するふんどしショーツが特におすすめです。

ふんどしショーツとは

ふんどしショーツにはさまざまな呼び方があり、ふんどしパンティーの略で「ふんパン」や「ふんティー」とも呼ばれています。

この記事では「ふんパン」という呼び名を使用します。

このショーツは、太い血管が集中している鼠径部(足の付け根)を締め付けないデザインが特徴です。

主流となるデザインはこのようなものです。

ふんどしショーツのメリット

ふんパンは、多くの場合、ふんどしの素材である綿が用いられています。

そのため、ショーツの素材からくるデメリットを軽減することが可能です。

先ほど挙げた、黒ずみ、冷え、むくみ、不眠、肌荒れ、臭いといった悩みをふんパンで解決できるのです。

 

さらに、ふんパンには他にもさまざまなメリットがあります。

 

開放感

 

開放感については、Tパンティーを履いたことがある方には少し理解できるかもしれません。

 

Tパンティーはお尻が開放された感じがあり、食い込むことがないのです。

 

ふんパンはお尻も布で覆われているにも関わらず、ノーパンのような感覚を持つことができます。

 

リンパ開放

 

鼠径部には、大きな鼠経リンパ節が存在しています。


リンパ節は、細菌やウイルスと戦うリンパ球が働いたり、老廃物を除去するフィルターとしての役割も果たしています。

一般的なショーツには、この鼠経リンパ節を締め付けるゴムが入っていますが、締め付けによってリンパの流れが悪くなり、老廃物がたまる原因となります。

一方、ふんパンには足の付け根にゴムがないため、リンパの流れを常に開放し、良好な状態を保つことができます。

 

妊活〜マタニティ

妊活の場面でもふんパンは活用できます。

血流が良くなることで体内の子宮も温まり、妊活に効果が期待できるのです。

また、妊活用に購入したふんパンは、産前産後の使用にもとても便利です。

妊娠中にお腹が大きくなり、マタニティショーツを購入した経験がある方も多いのではないでしょうか。

ふんパンはゆったりしたデザインのため、産前産後も着用できるのが大きな利点です。

特に、後ろを紐で調整できるタイプのふんパンはおすすめです。

 

着物のリメイクで作られたふんどしショーツも存在

ふんパンは、量産ではなく手縫いなどで一つ一つ丁寧に作られたものが多く、そのため個性豊かなデザインやかわいい柄が豊富です。

ふんどしショーツはどこで購入できるの?

これまで、ふんどしショーツは量産されていないことが多く、個人が出店している楽天、ヤフー、アマゾンなどのECサイトでの購入が一般的でした。

 

最近では、ふんどしショーツの良さが広まり、デパートなどに出店している店舗も増えてきました。

 

店頭で購入する際は、インターネットとは異なり詳細な情報が読めないため、素材や質感をしっかり確認することが重要です。

 

こだわりのふんどしショーツを手に入れたい方には、国内最大級のハンドメイドサイトであるミンネもおすすめです。

まとめ

もしかしたら、自分が抱えている悩みが履いているショーツに起因しているかもしれないと思った方もいるのではないでしょうか。

この記事が参考になった方は、ぜひ彼氏や旦那様などのパートナーと一緒に読み返してもらえると嬉しいです。

ふんパンに一気に全てを変えるのは少しハードルが高いかもしれませんが、まずは1枚試してみることをおすすめします。

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