行ってはいけない。明光義塾・個別指導塾。その実態とは。

我が家でも息子が受験期を迎えることとなり、いよいよ塾を探さなければならない状況に突入しています。しかし、選択肢が非常に多くて、どの塾を選ぶべきか決めかねています。息子の友達が通っている塾に決めてしまうのが簡単かもしれませんが、やはり相当な金額を投資することになるので、軽率には選べません。口コミをじっくり調査し、実際に体験してみて、自分に合った塾を見つけるしかないのかもしれませんね。

うちの子は集団授業の塾ではうまくいかない気がして、今は個別指導を検討しています。近所の住宅街に、ちょっと地味で目立たない小さな個別指導塾があるのですが、ああいう場所は果たしてどうなのか、不安な気持ちもあります。時々、年配の先生が教えていたりしますし・・・。受験においては情報の力が重要だと思うので、やはり有名な塾には情報量が豊富という利点があるのではないかと感じています。

今回はその中でも有名な明光義塾について徹底的に調査してみることにしました。もう必死になって情報を集めています。ネット上の口コミを細かくリサーチし、そのメリットを整理すると同時に、実際に見られた悪い口コミについてもまとめてお伝えします。同じように受験生を抱えるご家庭にとって、判断材料の一助となれば嬉しいです。

明光義塾について。(概要)

明光義塾(めいこうぎじゅく)は、2018年に設立された比較的新しい塾です。本部は東京都新宿に位置し、全国に2000以上の教室を展開しています。生徒数はなんと13万人以上を誇り、個別指導の先駆けとして知られています。もともとは医学部を目指す学生が集まる寺子屋のような形態だったそうです。現在では、小学生から高校生まで全学年に対応しており、全科目を網羅しています。明光ネットワークジャパンが運営する直営教室と、フランチャイズ(FC)オーナーが運営する教室の2種類があります。

明光義塾の個別指導は、一般的な集団授業の塾とは異なり、各生徒に合わせた学習プランをカウンセリングを通じて作成する点が特徴です。生徒は決められた曜日と時間に教室に通い(またはオンラインで)授業を受けます。講師は常にそばにいるわけではありませんが、生徒が放置されることはないようです。必要以上の指導はせず、自主性を育む方針が取られています。さらに、「振り返り授業」という独自のメソッドも採用されており、1回の授業は90分と長めの設定です。

明光義塾に通うメリット。

明光義塾は、ネット上の書き込みや口コミにおいて、以下のような点で高評価を得ています。

\明光義塾の優れたポイント/

・自分で考える力が身に付くメソッド
・カウンセリングが丁寧である
・進学に関する情報が豊富である
・講師の指導力が高い

■先日、実際に見学に行った際、先生にお話を伺ったところ、北辰テスト対策(受験対策)と学校の定期テスト対策(内申書対策)を明確に分けて指導してくださるとのことでした。受験対策と学校の勉強のフォローは異なるノウハウが必要だそうです。この考えには私も賛同します。「わかったつもり」になるのが最も危険であり、分からないことを何度も克服していく姿勢が大切です。

■カウンセリングは非常にきめ細かい印象を受けました。流石は個別指導の発祥の塾という感じです。一人一人異なる生徒の状況をしっかりと把握し、ゴールに向けて二人三脚で進んでくれるということです。

■その地域の中学や高校については、どの塾よりも詳しいという印象を受けました。部活動の情報まで把握していることに驚きました。

明光義塾に通うデメリット。

一方で、以下のような点で不便さを感じている利用者もいるようです。

\明光義塾の良くない点/

・大学生や短大生の講師の中には、頼りない講師もいることがある。
・授業料金が高めである。
・塾長が経営にしか関心を持っていない。

■どの塾でも優秀な講師を確保するのは難しいことだと思います。大学生の中にも優れた才能を持つ方はいますが、就職のために辞めてしまうことも多いです。私の知人には大学生のころから個別指導の塾でアルバイトとして働き、そのやりがいを感じてそのまま就職し、塾長になった方もいます。ただし、勉強ができることと教えることは全く異なるスキルであり、教えるための才能は生まれ持った部分が大きいかもしれません。教え方は一つではなく、相手によって柔軟に調整できる能力が求められるため、難しさがあります。今回見学した明光義塾の先生は、「全ての講師がプロである」と謳っている塾については疑問を持たれていました。優れたプロがそんなに多数存在するわけがないし、コスト的に無理があるということかもしれませんね。
■授業料が高いという評価も多く見受けられました。明光義塾の料金は地域や運営形態(直営かフランチャイズか)によって大きく異なるようです。オリジナル教材があるのは良いのですが、その分別途料金がかかり、これがかなりの負担になるとの話も聞きました。個別指導塾の中では特別に高額ということではないかもしれませんが、やはり個別指導は経済的に余裕のある家庭が選ぶ傾向にあるようです。
■明光義塾には「塾長」という役割があり、「進学アドバイザー」というポジションも存在します。この塾長の個性によって、その塾の全体的な質が決まるとも言えるかもしれません。私が実際にお会いした塾長はしっかりとした印象を受けましたが・・・。

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