買ってはいけない子供のレイングッズ

小さな子供を連れての雨の日のお出掛け。

お出掛けの準備から帰宅後の片付けまで、普段以上に手間がかかることが多いですよね。さらに、外出先でもさまざまなことに気を配る必要があり、可能であれば予定を変更したいと考える方も少なくないのではないでしょうか。そこで、ここでは雨の日のお出掛けを少しでも快適に楽しむために欠かせない子供用のレイングッズについて、選び方のポイントを詳しく見ていきましょう。

必要なレイングッズアイテムとは

必要なレイングッズは、家庭の生活スタイルや子供の年齢によって大きく異なるものです。どのアイテムが本当に必要で、どれが不要なのか、状況を想像しながら考えてみることが大切です。

学校に通うようになったら、レインコートや長靴、そして傘はもちろんのこと、ランドセルを守るためのランドセルカバーも非常に重要なアイテムとなります。ランドセルの上から着用できるレインコートも便利ですね。

ただし、少し成長するとレインコートや長靴を嫌がる子供も多く見受けられます。せっかく購入したのに使ってくれないという事態を避けるためにも、年齢に応じた新しいアイテムを少しずつ取り入れていくことが望ましいでしょう。

自転車に子供を乗せる方には、チャイルドシートを覆うレインカバーがあるととても便利です。これがあれば、子供はほとんど雨に濡れることなく過ごせます。そのため、運転するパパやママのためのレインコートが必要になるかもしれません。

車移動が多いご家庭であれば、マグネット式のアンブレラマーカーも重宝するアイテムです。このアイテムを使うことで、傘の先端にキーホルダーのようなものを付けておくと、傘を開いたときに車体と傘が重なる形になり、濡れずに移動できます。抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこする際や、子供が傘を開くまでの間も濡れる心配がないので安心です。

このように、パパママが取り入れることができるアイテムを考慮することで、子供が雨に濡れることなくお出掛けを楽しむことができるのです。

傘・レインコート・長靴の上手な選び方

必要不可欠な三大アイテムとも言える、レインコート・傘・レインシューズ

これらのアイテムは形や種類が多岐にわたりますが、どのようなポイントで選ぶと良いのか、それぞれの特徴を交えながら詳しく紹介していきます。

レインコート選び

ポンチョタイプ

マントのように羽織ることができるポンチョタイプは、小さな子供にとって着せやすいデザインです。リュックやショルダーバッグの上からも着用できるため、荷物を濡らさずに安心して使えます。さらに、袖の開きが大きく、通気性も良いため、蒸れることがないのも大きなメリットです。初めてのレインコートとして、幼稚園や保育園への通園時にも非常に役立ちます。

コートタイプ

袖がついているコートタイプは、動きやすさが際立つため、雨の日でも普段通りの動きが可能です。自分で脱ぎ着がしやすく、動きが活発になってくる4歳から小学生まで長く使える形状です。ほとんどの製品にはフードが付いているため、傘を上手にさせない子供でも安心してお出掛けできますね。

ランドセル対応タイプ

通学用としてレインコートを選ぶのであれば、背中にマチがついていて、ランドセルを背負ったまま全体を覆うことができるランドセル対応タイプが特におすすめです。もちろんリュックの上からも着用可能で、通学用だけでなく、学校の遠足時の雨具としても重宝するでしょう。

レインコートを選ぶ際には、子供が幼稚園や学校でフックにかけられるように、首もとにコート掛け用の紐が付いているものを選ぶことも重要なポイントです。また、レインコートを収納できる付属の袋が付いているものは、濡れたレインコートを他の荷物を濡らさずにコンパクトに持ち帰ることができるので、非常に便利です。

傘選び


子供用の傘は、サイズ表記として40cm、45cm、50cmなどがあり、これらは全て傘の骨の長さを示しています。大きすぎても小さすぎても使いにくい傘は、子供の身長や年齢に応じて適切なサイズを選ぶことが重要です。

サイズの参考としては、以下のようになります。

– 40cm・・・3~4歳 適応身長85~100cm
– 45cm・・・4~5歳 適応身長90~105cm
– 50cm・・・5~6歳 適応身長105~120cm
– 55cm・・・小学校中学年以上 適応身長120~140cm
– 58cm・・・小学校高学年以上 適応身長130~145cm

大人用のものでもサイズが近いものがありますが、子供用に設計された傘は、石突きや露先が丸くなっている形状や、視界を確保するための透明窓が付いているなど、安全面に配慮された工夫が施されています。

開閉には、ジャンプ傘と呼ばれるボタン式のものが開閉が非常に簡単で便利ですが、小さな子供には不向きです。幼児のうちは、大人が近くにいて使うことが多いため、手開きのものを選び、傘を開く際の注意点を一緒に教えると良いでしょう。周りに注意して開閉できるようになる小学生くらいから、ジャンプ傘の購入を検討してください。

持ち手部分が持ちやすいことも重要なポイントです。海外製品にはキャラクターや動物の形をした可愛らしい持ち手があるものもありますが、あまりおすすめできません。持ちにくく、子供が傘を上手にさせないため、結局使い物にならないことが多いのです。

長靴選び


長靴を選ぶ際には、素材の柔らかさ、重さ、丈の長さの3つのポイントをチェックすることが重要です。長靴は基本的にゴム素材で作られていますが、靴底が曲がる柔らかいものを選ぶことをおすすめします。足に力が入らず、歩きにくい硬い素材は子供には向かないといえます。

重さに関しては、かかと部分にボリュームがある靴は脱げやすく、また重いと疲れやすいので注意が必要です。丈の長さについては、ショートタイプは小さな子供には脱ぎ履きがしやすく、しゃがんだ際に膝裏にあたることもないため適した選択です。

子供が活発に動くようになると、水たまりに飛び込むのが楽しくなりますので、ロングタイプの長靴で跳ね返りを防ぐことも良いでしょう。ただし、通園や通学用に選ぶ場合は、下駄箱に収まるショートタイプもおすすめです。用途に応じてショートタイプとロングタイプを使い分けるのも賢い方法です。

まとめ

レイングッズ選びで最も大切なのは、子供の年齢や身長に合ったサイズ選び、そして実際に使いこなせるものを確認してから購入することです。

たとえば、大きすぎる傘は小さな子供には扱うことが難しいため、傘を持たせずにしっかりとフード付きのレインコートを着せ、大人がワンサイズ大きめの傘をさして一緒に入る方法もあります。このようにすることで、荷物も軽減され、ストレスなくお出掛けできることが可能です。

避けるべきアイテムは、子供の年齢や身長に合わず、使いこなせないものです。子供の成長に合わせて、それぞれに合ったアイテムを選んであげることが大切です。

また、色やデザインのバリエーションが豊富なレイングッズの中から、お子さんが気に入るものを見つけてあげてください。きっと、雨の日もお気に入りのレイングッズを使って、心晴れやかにお出掛けできることでしょう。

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