突然の話ですが、「衣食住」という言葉があるように、私たちが生きていくためには食事が欠かせない要素となっています。
料理をする際には、必然的に出てしまうのが生ごみという存在ですよね。
多くの方が、生ごみを減らしたいと思いつつ、臭いもできるだけ気にしたくないと感じているのではないでしょうか?
全国の女性を対象に行われた調査によれば、生ごみ処理機を所有している人はわずかであり、興味を持っている人は約3割にのぼるとのことです。

私自身も生ごみに悩まされることが多く(特に夏場は特に…)、そのため「生ごみ処理機が問題を解決してくれるかもしれない」と強い興味を抱いた家電製品の一つです。
高額な買い物であるため、「購入したものの実際にはあまり使わなかった」とならないよう、これから購入を検討している方々にとって参考になれば嬉しいです。
コンパクトな乾燥式生ごみ処理機のデメリットについて詳しく説明します。
まず最初に、「乾燥式の生ごみ処理機とは何か?」について簡潔にご説明いたします。
乾燥式生ごみ処理機とは?
乾燥式生ごみ処理機とは、生ごみを熱を用いて乾燥させる家電製品を指します。
生ごみを減少させることができ、さらにごみ捨ても簡単になるのは非常に便利な機能です。
加えて、生ごみ処理機を使用することで自治体から助成金を受け取れることもあるのです…!(※ただし、生ごみ処理機の種類や自治体によって異なります)
このように利点がある生ごみ処理機ですが、果たしてどのようなデメリットが存在するのでしょうか?
では、結論を先にお伝えします。
買ってはいけない乾燥式生ごみ処理機の理由
次に、これらの理由について詳しく解説していきます。
電気代が高い
生ごみ処理機の電気代は使用頻度や処理する生ごみの量によって異なりますが、基本的には毎日使用する場合、月に700円から1000円程度の電気代がかかるとされています。
乾燥式の生ごみ処理機は、バイオ式やハイブリッド式と比較して熱を発生させるために処理を行うため、電気代が高くなる傾向があります。
バイオ式は液晶テレビ32V型(140W)相当、ハイブリッド式は小型冷蔵庫(60W)くらいに対し、乾燥式は電子レンジやエアコン、電気ヒーターと同等の電力(800W)を消費することになります。
生ごみ処理機を利用して自治体から助成金を得ても、電気代がその分を上回ってしまっては意味がなくなってしまいます。
音が大きい
乾燥式は熱を使って処理を行うため、音が大きいのが一つの特徴です。
常にモーター音が発生するため、音に敏感な方にとっては不快に感じることもあるかもしれません。
メーカーによって異なることもありますが、硬い物質を処理する際には破裂音や爆発音がすることもあります。
臭いがある
生ごみの臭いの問題は、特に夏場の気になるお部屋の臭いランキングでも上位に入ります。
臭いに関しては敏感に反応する方が多く、生ごみ処理機を購入する際の重要なチェックポイントでもあります。
ただし、乾燥式は熱を利用して乾燥させるだけの構造なので、全く臭いが出ないというわけではありません。
生ごみの減量はできても、生ごみ自体の臭いや焦げたような臭いはどうしても発生してしまうのです。
一部の生ごみ処理機には臭いを抑える性能を持つものもありますが、乾燥式では処理中や処理後に臭いが発生してしまう製品も多く存在します。
お手入れの手間がある
乾燥式に限らずですが、生ごみを処理機にセットする手間がかかります。
さらに、乾燥式の場合は処理後の生ごみを取り出し、容器を洗浄する必要があります。
処理後に中身を取り出す頻度は、1〜2週間に一度で済む製品もあれば、その都度取り出さなければならない製品も存在します。
生ごみ処理機の寿命は約5年とされており、長期間使用するためには定期的なお手入れが不可欠となるのです。
時間がかかる
メーカーや処理容量によって処理にかかる時間は異なりますが、生ごみを処理するのに3〜8時間を要することがあるため、その分電気代もかさんでしまいます。
これらの課題を解決するためには、生ごみの量や水分量を減少させることが重要となります。
しかしながら、生ごみの量や水分量に毎回気を使うのは少々面倒な作業ですよね。
また、その処理時間中は運転音や臭いが存在するため、敏感な方にはあまりお勧めできません。
まとめ
時代の進展とともに、家電製品も日々進化を遂げており、一見すると非常に便利になっているように思われるかもしれません。
しかし、それはすべての人にとって便利になるわけではなく、逆に不便に感じる人も存在するのです。
臭いを抑えるための方法は他にもたくさんありますので、慎重に購入を検討することをお勧めいたします。
最後に、自分に最適な方法で生ごみを処理し、悩みが解消されることを心より願っています!
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