
どの家庭にも欠かせない存在であるトイレ。
その一方で、汚れやすいという印象が強いため、できればお洒落に整えておきたいものです。
そのため、多くの方が素敵なトイレマットを敷いていることでしょう。
トイレの冷たい床が心地よく暖かくなるだけでなく、何よりもトイレのドアを開けた瞬間に気分が明るくなる効果もあります。
しかし、トイレの床は特に汚れやすい場所でもあります。
実際には、トイレマットを敷かない方が、衛生的に使える場合だってあるのです。
トイレマットのデメリット

トイレマットは、その存在感によってトイレの雰囲気を一変させることができます。
足元に一枚敷くだけで、殺風景な空間をお洒落に演出することが可能です。
それにもかかわらず、なぜ買ってはいけないのでしょうか。具体的には、どのようなデメリットが存在するのでしょうか。
不衛生になりがち
男性が立って用を足すと、1日あたり約2,300滴もの尿が飛び散るというデータがあります。
また、小さなお子さんがいる家庭では、汚してしまうことも多いでしょう。
さらに、トイレは衣類をまくったり、ペーパーをカットしたりするため、ホコリがたまりやすい場所でもあります。
そのため、床に敷いているトイレマットはどうしても不衛生になりがち</spanなのです。
洗濯が大変
トイレマットを清潔に保つためには、こまめな洗濯が必要不可欠です。
家族構成やライフスタイルにもよりますが、2~3日に1度は洗いたいものです。
しかしながら、マットと衣類を一緒に洗うことに抵抗を感じる方も多いかもしれません。
トイレマットを洗うためだけに洗濯機を回すとなると、電気代や水道代が気になることもありますよね。
そうは言っても、毎回手洗いをするのも手間がかかります。
であれば、いっそのことトイレマットを取り除いてしまえば、洗濯の悩みが解消されます。
トイレの床を清潔に保つには
トイレマットには、見た目を良くするだけでなく、ホコリや汚れを受け止めるという役割もあります。
それを取り外すということは、直接床に汚れがつくことを避けることはできません。
しかし、何も敷かないむき出しの床は、拭き掃除が簡単で、さっと拭くだけで清潔を保てます。
朝か夜の拭き掃除がおすすめ
トイレの床を拭くのは、朝が最適なタイミングです。
家族が眠っている間は、トイレの空気が静まり、宙に舞っていたホコリも床に落ちているので、朝一番にそのホコリを拭き取れば、気持ちよく1日をスタートできます。
とはいえ、朝は特に忙しい時間帯です。
毎朝トイレの床を拭くことは、なかなか難しいという方も多いでしょう。
そんな方には、夜に掃除をするのがオススメです。気になる床をきれいにして、スッキリした気分で就寝することができます。
床の拭き掃除に便利なグッズ
マットを外した後のトイレには、ペーパーに吹き付けて使う洗剤が非常に便利です。
この洗剤を使うことで、トイレットペーパーが崩れることなく、コストもお掃除シートよりも抑えられます。
手軽に床を拭くことができるので、トイレに1本置いておいて、「汚したらすぐに拭き取る」という家庭内ルールを作るのも良いアイデアです。
また、洗剤を使わずに水拭きをしたい場合には、ペットボトル用の霧吹きヘッドが非常に便利です。
霧吹きタイプなら、床が濡れすぎることなく、トイレットペーパーで簡単に拭き取ることができます。
ただし、フローリングの床は湿気に弱いので、水が染み込む前に素早く済ませることが大切です。
洗濯がいらないトイレマットもある
トイレマットを取り外すと、どうしても床が殺風景に見えてしまいます。
むき出しの床を見て、寂しさを感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな時には、洗濯不要のトイレマットが非常におすすめです。
拭けるトイレマット

塩化ビニール素材のトイレマットであれば、洗濯が不要で、拭くだけで清潔さを保つことが可能です。
表面は滑らかですが、厚みのあるものを選べば冷たさを感じることもありません。
また、同じデザインのペーパーホルダーカバーやスリッパとセットで使用できる商品もあり、トイレ全体の統一感を出すこともできます。
デザインやサイズのバリエーションも豊富にありますので、ぜひお好みのものを見つけてみてください。
使い捨てのトイレマット

汚れたら捨てるだけのトイレマットは、お手入れが一切不要です。
防臭効果のあるものを選べば、さらに快適に使用することができます。
トイレの形に合わせてカット可能であったり、滑り止め加工が施されていたりと、機能も多岐にわたります。
床と便器の隙間をカバーするために、切れ込みが入った商品もあります。
コストはかかりますが、汚れが気になる家庭には、使い捨てのトイレマットを強くおすすめします。
まとめ

洗濯が面倒なトイレマットを外すことで、すっきりとした印象を与えることができます。
床を拭き掃除することで、衛生的な状態を保つのも容易です。
それでもなおトイレマットが必要な方には、拭くタイプや使い捨てタイプが存在することも理解できました。
改めて考えてみると、トイレマットには奥深い魅力があります。
本当に必要かどうかをしっかり見極め、快適な日々をお過ごしください。
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