発売から3年以上経過したミラーレス一眼カメラ SONY α6400は買ってはいけない?

【はじめに】

カメラを手に入れるために、私は大型家電量販店のカメラコーナーを約3ヶ月間も徘徊していました。その間、様々なモデルを見比べ、じっくりと考える時間を持ちましたが、結局のところ、特にデザインと素材感に惹かれてSONY α6400ダブルズームレンズキットを選ぶことにしました。

エントリークラスのミラーレス一眼カメラであるキャノンEOS KISS M2とも迷いましたが、結果的にはレンズの多様性からSONY α6400を選んで大正解でした。

購入時に気になったのは、このα6400の発売時期が2019年2月と古かったことです。発売からすでに3年以上が経過していましたので、そろそろ新しいモデルが登場するのではないかと不安に思いました。

もう少し情報を集めていれば良かったと感じたのは、キャノンEOS R10という新しいミラーレス一眼カメラについてでした。このカメラはα6400の競合として2022年7月28日に発売されたものです。まさか、私がα6400を購入してわずか4日後にライバル機が登場するとは思ってもみませんでした。やはり新しいモデルほど、技術が洗練されているのが実感できます。

【発売から3年以上経過したSONY α6400】

実際に使用してみると、3年前に発売されたモデルとは思えないほどの使いやすさと画質の良さを実感しています。風景を撮影してみると、空の青さが非常に鮮やかに再現されており、色彩のビビッドさが重視されて開発されたのだと感じました

有効画素数は2420万画素と高く、私が普段使っているスマートフォンのカメラよりも明らかに高画質で、深みのある写真を撮影することができます。私の率直な感想は、「美しい写真を撮影できるカメラ」と言う一言に尽きます

α6400ダブルズームレンズキットは、その名の通り異なる焦点距離を持つ2本のズームレンズが付属しています。単体で購入する場合、レンズは非常に高価ですが、セットで購入することでお得感が増すのが魅力です。

付属するレンズは、手ぶれ防止機能が搭載されているEマウントのもので、F値(絞り)は3.5-5.6、焦点距離は16mmから50mmのズームレンズと、EマウントでF値が4.5-6.3、焦点距離が55mmから210mmのズームレンズの2本です。

【初心者は、エントリークラスのカメラから始めよう】

カメラを始めたばかりの初心者は、いきなり中級機を購入するのではなく、まずはエントリークラスのカメラで基本をしっかり学ぶことが大切です。私自身、カメラの分野については初心者だったため、いきなり中級機に挑戦し、うまく扱えなかった経験があります。

基本をしっかりと学べば、カメラを使うことに対する不安はなくなります

SONY α6400は、初心者が基本を学びながらも、優れた美しい写真を撮影できる素晴らしいミラーレス一眼カメラです。これからはミラーレス一眼カメラが主流になると考えています。

デジタル一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラの違いは、デジタル一眼レフでは内部の反射板を使用した光学ファインダーを備えていますが、ミラーレス一眼はイメージセンサーを利用した電子映像ファインダーを利用する点です。

【α6400とEOS R10とEOS KISS M2の違い】

α6400の発売時期は確かに古いものですが、EOS R10よりもコンパクトで持ち運びに便利であり、バッテリーの持続時間もEOS R10より長いという利点があります

イメージセンサーは、α6400、EOS R10、EOS KISS M2のいずれもAPS-Cサイズです。これよりも大きなサイズにはフルサイズのイメージセンサーがあります。

さらに、ミラーレス一眼カメラの開発に長い歴史を持つSONYは、α6400に対して非常に多様なレンズを提供しており、最近登場したRFマウントを使ったEOS R10よりも多くの選択肢があります

より美しい写真を撮影したり、自分の感性に合ったレンズを見つけたりしたい場合、レンズの豊富さは大きな強みとなります

私もソニーストアで魅力的なレンズを見つけ、α6400を選んで本当に良かったと思っています。このカメラは初心者にとってコストパフォーマンスが非常に高く、誰にでもお勧めできると思います。

使いこなせる性能が、初心者にとってはちょうど良く、満足度も非常に高いです

コストパフォーマンスの良さという点では、EOS R10も同様ですが、欠点としては、キャノンのRFマウントのレンズの種類がまだ限られていることが挙げられます。

また、EOS KISS M2はα6400よりも約2万円安く購入でき、性能もほとんど同等ですが、極端にレンズの選択肢が少ない点がデメリットです。

キャノンはアダプターマウントを提供し、上位機種のレンズを取り付けることが可能ですが、SONYのレンズの場合、APS-Cカメラにフルサイズ用のレンズを装着すると、撮影範囲に制限が生じたり、使用できなかったりすることがあります。そのため、APS-C用のレンズが豊富に揃っているのはα6400の安心材料となっています

カメラにあまり詳しくない方は、レンズに関して「全て同じでは?」と思うかもしれませんが、光や映像を通す道具であるため、やはりその違いが写真に影響を与えます。

【EOS R10がα6400よりも優れている点】

EOS R10がα6400よりも優れている点は、連写機能にあります。α6400の連写速度が11枚/秒であるのに対し、EOS R10ではメカシャッターで15枚/秒、電子シャッターを使用すれば23枚/秒も撮影できるという優れた性能を誇ります

エントリーモデル全般に共通する点として、カメラ本体内部には手ぶれ補正機能がないことが挙げられます。これを補うために、レンズに手ぶれ補正機能が内蔵されている場合も存在します

【まとめ】

α6400は発売から3年以上が経過しましたが、その魅力は今でも色あせることはありません。発色の良い美しい写真が撮影でき、豊富なレンズが用意されているため、自分らしい表現を写真に反映させることができる優れた機種です。

キャノンやニコンのミラーレス一眼カメラも非常に高品質であることは間違いありません。ただし、新しさだけを追求すると、α6400の魅力が薄れてしまうのも事実です。それでも、α6400を使って写真の基本を磨きつつ、美しい写真を撮影する体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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