イルミネーションや装飾に使われるおしゃれな空間を演出するための照明として、インテリアやさまざまなシチュエーションに利用できるLEDテープライトですが、実は防水仕様や遠隔操作機能など、多様なタイプが存在し、幅広い用途で活用することが可能です。しかし、実際に購入しようとすると、どの製品を選ぶべきか悩んでしまうことがあるでしょう。
この記事では、購入を避けるべきLEDテープライトの特徴やポイントについて詳しくご紹介していきます。
おしゃれ空間を作るLEDテープライトとは?
LEDテープライトとは、文字どおりテープ状の基盤にLEDチップが取り付けられた照明器具のことを指します。このLEDテープライトは、白熱灯などの従来の照明器具と比べて発熱しにくいという大きな利点を持ち、またテープ状であるため、設置場所を選ばずに幅広く活用できる特性があります。
例えば、リビングやダイニング、寝室などの部屋の間接照明として非常に有効です。LEDテープライトの特長の一つは、長さを自由にカットできるため、お部屋や家具のサイズに合わせて理想の照明を作り出すことができるのです。また、車内やパソコン周辺などのパーソナルスペースを彩るのにもぴったりです。
さらに、カラーバリエーションが豊富なので、ぜひLEDテープライトを使って自分だけのお気に入りの空間を演出してみてくださいね!

LEDテープライトの選び方
では、あなたの目的に合ったLEDテープライトを選ぶためには、どのようなポイントに注意を払えば良いのでしょうか。
チップの種類を見よう
LEDテープライトの明るさや耐久性などの特性は、使用されているSMD(LED)チップの種類や数によって大きく変わります。
例えば、LEDテープライトを選ぶ際に「5050」や「3216」といった数字が表示されていますが、これはLEDチップのサイズを示すものです。
光量重視の車の塗装には5050
5050LEDテープは、チップ一つに対して発光体が3つ搭載されているため、非常に明るく、カラーバリエーションも豊富であることから、最も一般的なタイプと言えるでしょう。
特に、車のアンダーLEDなど目立たせたい部分の装飾に最適です。発熱量が多いので、排熱性を向上させるためにアルミフレームと組み合わせて使用すると、さらに寿命が延びることがあります。
ちなみに、「5630」は発光体が一つですが、流れる電気の量が大きいので、5050よりも5630の方が明るくなります。
屋内照明にはコスパ重視の2835
屋内照明用に使用するなら、消費電力が少なく、耐久性に優れた2835が特におすすめです。価格もお手頃で、交換時の費用を抑えることができます。
また、チップが小さいため、1メートルあたりの搭載数を増やし、より滑らかな光を実現できる点も魅力的です。もし5050並みの光量が必要であれば、発色が美しいと評判のSamsung(サムスン)製の5630も良い選択肢です。
白色や電球色のラインナップが豊富なので、オフィスや寝室など、様々な部屋や店舗の雰囲気に合わせてライトを用意しやすいのも嬉しいポイントです。
狭い場所では3528
テープが貼りにくい狭い場所には、5050よりも小さなチップを持ち、テープ幅も約8mmと狭い3528LEDテープライトがおすすめです。
ただし、5050に比べると光量はやや劣りますので、明るさを重視する場合は、チップ数が多い製品を選ぶと良いでしょう。
細かなもののライトアップには1206,2012
家具にLEDテープライトを取り付けてほんのり明るくしたり、コレクション作品などの細かいアイテムを照らしたい場合、取扱数は少ないですが、テープ幅がさらに狭い1206や2012も選択肢にあります。
テープ幅は1206が約5mm、2012が約2.5mmとなっており、細かな場所への取り付けが容易で、点灯していない時も目立たず隠すことが可能です。消費電力も少なくて済むのが特徴です。
屋内や車のドレスアップには防水を選ぼう
雨や湿気にさらされる屋外のイルミネーションや車の装飾には、防水・防滴加工が施された製品を使用することが重要です。
参考として、車のドア内側やグリル裏など、時折水がかかる程度の場所にはIPX5(防滴)が適していますし、大雨にさらされる屋外でも耐えられるIPX7(防水)、さらに水中での使用が可能なIPX8(全灌防水)となります。
初心者にはアダプター付属のものがおすすめ
LEDテープライトには、5V・12V・24Vの電圧仕様があります。
電源アダプターが付属していない製品を選ぶ場合、適切な電源アダプターを別途購入する必要がありますので、DIY初心者の方には、最初からアダプターが付属している製品を選ぶことを強くおすすめします。これにより失敗のリスクを減らすことができます。
また、電源アダプターが付属している場合には、USB経由で給電するタイプと家庭用コンセントから供給するタイプがあるため、どちらのタイプかを事前に確認しておくことが大切です。
さらに、24時間使用したい場合には、安定した電力供給のためにできるだけ壁のコンセントから電源を取ることが望ましく、延長コードの使用は避けるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した、購入してはいけないLEDテープライトの特徴について、理解が深まったのではないでしょうか。皆さんもぜひ美しく飾り付けて、素敵なライトアップを楽しんでください!
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