買ってはいけないリンサークリーナー|3つのデメリットを解説

布製のソファや大きなカーペットなど、手軽に洗えないものを洗浄できるリンサークリーナー。

「購入を検討している方も多いのではないでしょうか。」

しかしながら、リンサークリーナーは他の家電とは異なる特性を持っているため、その特徴を理解せずに「買わない方が良い」と思われることもあります。

この記事では、購入前に押さえておくべきポイントや、オススメのリンサークリーナーについて詳しくお伝えします。

リンサークリーナーとは?その特徴

リンサークリーナーは、一般的な掃除機や洗濯機とは異なる家電です。

普段あまり見かけることのない家電なので、その仕組みや特徴について簡単に説明したいと思います。

リンサークリーナーは、水と洗剤を使いながら、同時にゴミや汚れを吸い取ることで、布製品を洗浄することを目的とした家電です。

まず洗浄したい対象に水や洗剤を吹きかけ、続いてリンサークリーナーを使って吸引することで、効果的に汚れを取り除くことができます。

このように「水分を含んだゴミを吸引するためのタンクが装備され、強力な吸引力を持った掃除機」と考えると良いでしょう。

主に使用する場面としては、布張りのソファ、カーペット、車のシート、カーテン、さらにはぬいぐるみなどが挙げられます。

実際に使用してみると、「こんなに汚れていたのか」と驚くほど、汚れた水がタンクに溜まっていくのが実感できます。

そして洗浄後には、非常に爽快な気持ちになれることでしょう。

特に、お子様がいらっしゃるご家庭では、ジュースをこぼしたときなどにも大変役立つアイテムです。

リンサークリーナーがなければ、水を含んだ雑巾で何度も拭かなくてはなりませんが、

ただ叩いてみたところで、深く染み込んだ汚れを取り除くのは非常に難しいものです。

その点、リンサークリーナーは強力な吸引力を駆使して、かなりの汚れを効率的に吸収してくれるのです。

こうした理由から、実際に一台持っているとさまざまな用途で活用できる、非常に便利な家電であると言えるでしょう。

ただし、利用する際にはいくつかのデメリットも存在しますので、ここで3つのポイントを紹介していきたいと思います。

デメリット①:音が大きい

リンサークリーナーは、音がかなり大きいという特徴があります。

自身が購入した製品では、キーンという高音の独特な音がしており、「掃除機三台分」ほどの騒音レベルでした。

そのため、夜間に使用するのは非常に難しいと感じます。

夜の時間帯はもちろん、20時頃でも使用するのに気を使うほどの音が出ます。

実際の使用感としては、「使うのは平日の昼間が良い」というのが率直な感想です。

水分を吸い取るためには相応のパワーが必要ですので、どうしても音が大きくなりがちなのだと思います。

もし「近所に迷惑をかけたくない」という方は、やはり「購入を避けた方が良い」という結論に至るでしょう。

デメリット②:メンテに手間がかかる

リンサークリーナーは、水と共に汚れを吸い上げるため、使用後にはメンテナンスが必要です。

そのため、髪の毛や糸くず、ホコリなどのゴミが、湿った状態でホースを通ることになります。

湿ったゴミは、ホースの途中で引っかかることがあるため注意が必要です。

掃除機の場合は、乾いたゴミを吸引するので、ホースにこびりつくことはありませんが、リンサークリーナーはその点で異なります。

とはいえ、ホースが詰まることはほぼないため、基本的には放置しても問題はありません。

結局、次回使用時には、吸い込まれた水と一緒に流れてしまうことになります。

とはいえ、「使用後にきれいにしておきたい」と思う方もいるでしょう。

そのような方には、メンテナンスが非常に手間だと感じるかもしれませんので、「購入を避けた方が良い」と思うかもしれません。

デメリット③:洗ったものが濡れたままになる

リンサークリーナーは洗浄する際、まず対象物を濡らし、その後に汚れを水分と共に吸い取ります。

そのため、使用後は洗浄した物が湿った状態のまま残ることになります。

強力な吸引力があるため、完全にベチャベチャということはありませんが、

すぐにソファやカーペットに座ると、お尻が濡れてしまう可能性があります。

リンサークリーナーを使用した後は、乾燥させるために少なくとも数時間程度は放置する必要があります。

待機時間を短縮したい場合は、扇風機やサーキュレーターを使って風を当てると、乾くのが早まります。

また、アイロンを使ったり、洗浄した物を大きなビニール袋に包み布団乾燥機で乾燥させる方法もあります。

以上のような理由から、「待っていられない」「乾燥が面倒だ」と感じる方には、購入を避けた方が良いかもしれません。

リンサークリーナーの圧倒的メリット

ここまでデメリットについてお話ししてきましたが、リンサークリーナーには多くの素晴らしいメリットも存在します。

その一つは、「これまでは洗えない」と諦めていたものを洗浄できるということです。

例えば、布張りのソファを洗いたいと考えても、どのようにすれば良いのかわからないものです。

縫い目をほどいて、布地と中の綿を取り出して洗うことは、簡単ではなく、元に戻すのも難しいでしょう。

専門の業者に依頼できるかもしれませんが、手間を考えると相当な費用がかかることが予想されます。

実際には、「新しいソファを購入した方が良いのでは?」という結論に達する場合も多いでしょう。

車のシートやぬいぐるみ、大きなカーペットについても同様に、分解して洗うことは基本的には難しいのが現実です。

その点、リンサークリーナーを使えば、対象物をそのままの状態で非常に手軽に洗浄することが可能です。

リンサークリーナーのオススメ機種

ここでは、具体的にオススメのリンサークリーナーの機種をご紹介したいと思います。

まず、最も手頃で人気のある機種がこちらです。個人的にも購入した製品です。

ただし、水をまく機能が搭載されていますが、手動での操作が少し扱いにくいと感じました。

とは言え、100均で手に入るスプレーを使えば問題ありませんので、大きなマイナスにはならないでしょう。

自動散水機能付きの製品もあるため、予算に余裕のある方にはそちらを選ぶのも良いかもしれません。

乾湿両用の集塵機もオススメ

リンサークリーナーに関する情報をお伝えしてきましたが、最後に「乾湿両用集塵機」もご紹介いたします。

このアイテムについては、YouTubeで「リンサークリーナーより優れている」と解説している方がいたため、知ることができました。

よく業者がビル清掃などで使用しているタイプの製品です。

水も吸引できる掃除機なので、リンサークリーナーの代替品として使える」という話があります。

個人的にはサイズが大き過ぎるため、購入を断念しました。

物置やガレージなどにスペースがある方には、安価でパワフルな乾湿両用集塵機がオススメです。

ただし、その製品については、ダイソーなどで手に入るノズルを取り付ける必要がありますので、その点に注意してください。

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