「ナチュラルチーズ」は、本当に美味しいと感じる方が多いのではないでしょうか。
実際、世界中には1000種類以上のナチュラルチーズが存在すると言われています。
そのため、世界中で広く愛され、食べられているのがこの「ナチュラルチーズ」です。
「ナチュラルチーズ」は、発酵や熟成、製造方法の違いによって、主に7つの種類に分類されます。
クリームチーズやカッテージチーズは、クッキーやケーキなどの様々なお菓子に利用されていますね。
私もチーズケーキは大好きで、よく楽しんでいます。
さらに、ゴルゴンゾーラやスティルトン、ロックフォールなどの青カビチーズは独特の風味がありますが、野菜や果物と組み合わせることで、その美味しさを引き立てることができます。
こうして、世界中の人々に愛されている「ナチュラルチーズ」ですが、その成分には意外にも、身体に影響を及ぼす危険なものが含まれていることもあるのです。
驚かれる方も多いかもしれませんが、私自身も調査を進める中で、その事実に驚かされた一人です。
では、なぜ「ナチュラルチーズ」が健康に良くない可能性があるのか、詳しく説明していきます。
この記事を読むことで、以下の内容について理解を深めることができます。
・ナチュラルチーズに含まれる栄養素について
・ナチュラルチーズが健康に危険な理由
それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
ナチュラルチーズに含まれる栄養素について
まず初めに、「ナチュラルチーズ」の栄養成分について詳しく見ていきましょう。
「ナチュラルチーズ」は、基本的に乳製品として分類されます。
この乳製品には、特にカルシウムとたんぱく質が豊富に含まれていることが特徴です。
それでは、具体的に「ナチュラルチーズ」にはどのような栄養素が含まれ、それが私たちの体にどのような役立ち方をするのかを見ていきましょう。
この豊富なたんぱく質は、私たちの身体において筋肉や皮膚、臓器、抗体、ホルモンなどの重要な構成要素として機能します。
さらに、チーズ特有の豊かな香りは、酵素や細菌の働きによってたんぱく質の構成成分であるアミノ酸が生成されることによって生まれるのです。
このように、たんぱく質は私たちの健康にとって非常に重要な栄養素であり、独特の香りと味わいもその魅力の一部となっています。
たんぱく質だけでなく、脂質もたくさん含まれています。
ナチュラルチーズの約25〜30%は脂質で構成されています。
この脂質は、細胞の重要な構成要素となり、体にとって欠かせない成分です。
一般的に脂質というと、肥満やコレステロールの問題を連想する方も多いかもしれませんが、実際には私たちの脳を構成する重要な成分でもあるのです。
このように、生命を維持する上で不可欠な栄養素と言えます。
さらに、「ナチュラルチーズ」の脂質は熟成過程で分解され、体内での消化が容易な形で提供されています。
そのため、他の食材に比べて吸収が良いのです。
「ナチュラルチーズ」には、カルシウムも豊富に含まれており、これは骨や歯の健康維持に欠かせない要素です。
カルシウムはまた、血液の凝固や筋肉の収縮にも深く関わっています。
そのため、無理な食事制限などを行うダイエットをすると、カルシウム不足に陥りがちで、年齢に伴い骨粗しょう症のリスクも高まってしまうことがあります。
「ナチュラルチーズ」はこのような健康リスクの予防にも貢献してくれるのです。
「ナチュラルチーズ」には、ビタミンも多く含まれています。これらのビタミンは体内で合成できないため、食事から摂取する必要があります。
特に「ナチュラルチーズ」には、ビタミンAやビタミンB2が豊富に存在しています。
ビタミンAは、目や粘膜の健康を保ち、視力を維持したり、体の抵抗力を高めてくれる効果があります。
また、ビタミンB2は、糖質やたんぱく質、脂質からエネルギーを生成する手助けをしてくれる働きがあります。
このように、「ナチュラルチーズ」には私たちの健康を支えるために欠かせない栄養素がたくさん含まれているのです。
ナチュラルチーズが健康に危険な理由
では、なぜ「ナチュラルチーズ」が健康に対して危険であると言えるのでしょうか?
まず、「ナチュラル」と表記されている通り、ミルクからそのまま作られたチーズです。
ミルクから水分を取り除いて乳を固め、その後熟成させる過程で、多くの菌が生きたまま働き、チーズが完成します。
その過程で生まれる菌の中には、乳酸菌やカビ菌なども含まれています。
ちなみに、よく販売されている「プロセスチーズ」は、「ナチュラルチーズ」を加工して作られているもので、高温で溶かして再度固めるという方法を取っています。
日本やアメリカでは「プロセスチーズ」の消費が多い一方で、ヨーロッパでは「ナチュラルチーズ」の方が多く消費されています。
このように、多くの菌が関与して作られている「ナチュラルチーズ」ですが、厚生労働省の資料によると、その中には「リステリア」という細菌が存在することが示されています。
この「リステリア」は、河川水や動物の腸内などに広く分布している細菌で、年間数百人が「リステリア」感染症を発症しているとされています。
一般的には加熱によって死滅しますので、通常は問題ありませんが、4℃以下の低温でも増殖する特性があるため、注意が必要です。
「リステリア」感染症は通常は軽症で自然に治ることが多いですが、体力や免疫力が低下している状態では、悪寒や発熱、筋肉痛など、インフルエンザなどの他の感染症と似た症状が現れることも報告されていますので、十分な注意が必要です。
国内では死亡例は報告されていないものの、海外では死亡例が確認されていることもあります。
まとめ
世界中で愛され、多くの料理に利用されている「ナチュラルチーズ」は、非常に魅力的な食品です。
そのため、安心安全という印象が強い方も多いことでしょう。
ただし、念のため保存方法や加熱処理に気を付けることが重要です。
免疫力が低下している際には、特に過剰摂取に注意が必要です。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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