突然の質問ですが、あなたは朝食にパンを好む派でしょうか、それともご飯派でしょうか?
ちなみに、私はパンを選ぶことが多いです。
何と言っても、パンは手軽に短時間で食べることができ、非常に versatile な食材です。
例えば、以下のような組み合わせで楽しむことができます。
・納豆にチーズをトッピングして
・レタスにハムを挟んで
・きゅうりとスクランブルエッグにマヨネーズをかけて
・バターをたっぷり塗って
このように、手軽さだけでなく、さまざまな食べ方のバリエーションがある点もパンの魅力の一つですよね。
さて、皆さんはその「食パン」をどこで購入しているのでしょうか?
まさか、スーパーで買っている方はいないですよね?
今回は、スーパーで購入してしまってはいけない「食パン」についてお話ししたいと思います。
食パンの原材料について
食パンは、現在ではどこでも容易に手に入る食品ですよね。
パン屋さんをはじめ、スーパーやコンビニ、さらにはドラッグストアでも見かけることが多くなりました。
最近では、食パン専門店も数多く登場しており、選択肢が増えています。
そして、価格もさまざまです。200円台で手に入るものもあれば、1斤が1000円近くする高級なものも存在します。
では、これらの食パンの間には何がそんなに違いがあるのでしょうか?
それは、製造方法の違いや、職人が手作りしているかどうかなどの要因もありますが、一番の違いは【原材料】の質にあります。
あなたは、食パンの原材料がどのようなもので構成されているか、知っていますか?
【原材料名】小麦粉・糖類・マーガリン・バター・ショートニング・パン酵母・食塩・発酵種・脱脂粉乳/乳化剤・イーストフード・VC(乳成分、小麦、大豆を含む)
こちらは、某大手メーカーの食パンの【原材料】です。
全ての食パンではありませんが、スーパーやドラッグストアで購入できる食パンの多くは、だいたいこのような原材料を使って製造されています。
高級食パンと通常の食パンの違いは、食品添加物が使われているかどうかです。
パン屋さんや高級食パンを購入する際に、店員さんから「賞味期限は〇〇日までなので、できるだけ早めにお召し上がりください」と言われたことはありませんか?
もちろん、スーパーの食パンにも賞味期限は設定されていますが、この賞味期限に影響を与える要因もあります。
それはすべて【食品添加物】によるものなのです。
では、具体的にその食品添加物についてご紹介していきます。
危険な成分(食品添加物など)について
①イーストフード
イーストフードとは、イースト菌の働きを助け、パンの発酵を迅速に進めるための食品添加物です。
イーストフードに指定されている物質は18種類あり、その中には化学肥料の成分として使用される危険な「塩化アンモニウム」も含まれています。
塩化アンモニウムを大量に摂取すると、嘔吐や昏睡を引き起こすリスクがあるとされています。
本来、パンを発酵させるためにはある程度の時間が必要ですが、このイーストフードを使うことで時間を短縮でき、作り手にとっては非常に便利な添加物となっています。
しかし、このイーストフードは一括表示が認められているため、原材料への記載は「イーストフード」となり、消費者にはその詳細がわからないようになっているため、十分な注意が必要です。
②乳化剤
乳化剤は、本来は混ざり合わない「水」と「油」をスムーズに混ぜるために使われる食品添加物です。
この乳化剤を利用することで、食パンを柔らかく、ふっくらとした食感に仕上げることが可能になります。
化粧品やシャンプーなどでは「界面活性剤」と呼ばれることもありますが、食品の場合には「乳化剤」として表記されます。
この添加物は、乳化剤としての用途以外にも、湿潤・浸透作用、可溶化作用、消泡作用、滑沢作用、抗菌性など、さまざまな機能を持っています。
例えば、カビを防ぐ目的で使用される場合も(抗菌性として)、食品衛生の表示では「乳化剤」と記載されるのです。
そのため、驚くべきことに、ふわふわのパンがカビが生えにくい製品となるのです。
この乳化剤も、イーストフードと同様に、原材料への表記は一括表示が認められているため、消費者には具体的な内容がわからないという点に注意が必要です。
③マーガリン
こちらは食品添加物ではありませんが、安全性に疑問が持たれる原材料とされています。
マーガリンは、その製造過程において「トランス脂肪酸」という物質が生成されます。
トランス脂肪酸は、心臓疾患のリスクを高めることと強く関連しているとされています。
海外では、すでにトランス脂肪酸の使用が規制されている国もありますが、日本では「通常の食生活では健康への影響は小さい」とされ、まだ規制が行われていません。しかし、安全性に疑問のあるものを自ら進んで摂取する必要はないでしょう。
④外国産小麦
外国産の小麦は国産よりも安価であるため、製造コストを削減する目的で使用されることが一般的です。
しかし、外国産小麦は収穫後に農薬を添加するポストハーベストや、収穫直前に除草剤を散布するプレハーベストが行われることが多く、これらに使用される農薬や除草剤には発がん性の懸念があるとされています。
原材料を見る際には、産地も考慮すると良いでしょう。
無添加の食パン
もちろん、食品添加物が含まれていない食パンも存在します。
ここで、手軽に手に入る無添加の食パンをご紹介したいと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
①超熟 国産小麦 / Pasco
こちらは、スーパーで手に入るお馴染みの食パンで、CMでもおなじみですよね。
国産小麦を100%使用しており、ほのかな甘みとバターの風味が感じられ、もっちりとした食感が特徴的な食パンです。
スーパーで見かけた際には、ぜひ手に取ってみてください。
②金の食パン / セブンイレブン
ご存知の方も多いのではないでしょうか?
焼かずにそのまま食べても、耳の部分までふんわりと柔らかく、とても美味しいですよね。
トースターで焼くと、さらにふわふわとした食感とカリッとした食感が混ざり合い、ますます絶品となります。
コンビニで手軽に手に入りますので、ぜひ一度お試しいただきたい食パンです。
まとめ
家庭の朝食として非常に便利な「食パン」ですが、過剰に摂取しすぎると体に悪影響を及ぼす可能性があることを忘れないでください。
スーパーのパンと一言で言っても、上記でご紹介したように食品添加物が含まれていない食パンももちろん存在します。
スーパーやコンビニだけでなく、パン屋さんなどで無添加の食パンを購入することも一つの良い選択肢です。
また、パンはご飯と比較すると、バターやマーガリンなどの油脂が含まれている上に、ご飯には含まれていない食塩も含まれています。
油脂は高カロリーであり、食塩は塩分過多の原因にもなりかねませんので、パン食が中心となっている方は、選び方や摂取量に注意し、見直すきっかけにしていただければと思います。
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