
あなたはハンドブレンダーをお持ちでしょうか?
食材をすりつぶすことはもちろん、お子さんの離乳食を作る際にも非常に役立つ便利な家電ですが、多くの種類が存在するため、どれを選ぶべきか悩んでしまうこともあるかと思います。
そこで、今回はハンドブレンダーの種類やおすすめ商品、さらには購入を避けるべき商品について詳しくご紹介していきたいと思います。
ハンドブレンダーとは?
そもそもハンドブレンダーとは、一体どのようなものなのか疑問に思われる方もいらっしゃることと思いますが、ハンドブレンダーは、手に持って使用できるミキサーのことです。
ミキサーとの違い

ミキサーは、容器の内部で食材を攪拌するための器具です。英語圏ではブレンダーと呼ばれ、ミキサーとブレンダーは同じ意味を持つ言葉です。一般的にはテーブルの上に置いて使用され、カフェでスムージーを作る際に見かけることがあるかもしれません。
フードプロセッサーとの違い

また、似たような調理家電としてフードプロセッサーがあります。こちらは、ミキサーと比較して食材をやや粗く切ることが可能で、食材の下ごしらえに非常に役立ちます。最近では手動で刃を回すタイプのフードプロセッサーが人気を集めていますよね。
ハンドミキサーとの違い

さらに混同しやすいのが、ハンドミキサーという製品です。こちらは生クリームを泡立てる際などに使用されるもので、電動の泡だて器の一種です。お菓子作りをする方には欠かせない調理家電となっています。

それでは、ハンドブレンダーは具体的にどのようなことができるのでしょうか。
実は、最初に述べた通り、ハンドブレンダーは、手に持って鍋の中の食材を直接すりつぶしたり攪拌する(ミキサーする)ことが可能です。
「え、それだけなの?」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
実際には、ハンドブレンダーが人気を博している理由はそれだけではなく、アタッチメントを交換することで、「つぶす」「混ぜる」「刻む」「泡立てる」などの全ての調理が実現できるからなのです。
選ぶ時の注意点!買ってはいけないハンドブレンダーとは
ハンドブレンダーには多機能なものが多いことをお伝えしましたが、ここではハンドブレンダーを選ぶ際の重要なポイントや注意すべき点をいくつか詳しくご説明していきたいと思います。
- メインの用途を考える
- コードの有無
- パワフルさ
- 重さ
- お手入れのしやすさ
- 定格運転時間
1.メインの用途を考える
筆者が多機能商品を購入する際には、常に「この商品で自分は具体的に何をしたいのか」を明確にするよう心掛けています。例えば、ケーキを作りたいから電動の泡だて器が必要だと考えたとき、多機能でお得だからといってハンドブレンダーを選ぶのはあまりお勧めできません。その理由は、「泡立てる」ことに関してはハンドミキサーの方が得意だからです。泡立てることを重視したいのであれば、ハンドミキサーを選んだ方が良いでしょう。
したがって、メインの用途が「離乳食を作る」や「かぼちゃスープを作る」といったハンドブレンダーに適した用途の場合、または、ハンドミキサーとミキサーの両方が以前から欲しかったといった理由であれば、ハンドブレンダーを購入することをおすすめします。
2.コードの有無
ハンドブレンダーには、グリップ部分にコードが付いているモデルと、コードレスの充電式モデルがあります。
自分のキッチンにコンセントがあるか、また調理中にコードが邪魔にならないかを確認することが重要です。長時間使用する場合には、コード付きのモデルの方が安心感があるかもしれませんね。
3.パワフルさ
商品のワット数(W数)によって、調理に要する時間が変わってきます。ワット数が高いほど短時間で調理が可能ですが、その分価格が高くなることが一般的です。離乳食作りなど、もともと調理にあまり時間を必要としない場合には、ワット数にこだわる必要はないかもしれません。ちなみに、刃の種類によっては氷を砕けないモデルも存在するため、スムージーを作りたいと考えている方は特に注意が必要です。
4.重さ
ハンドブレンダーは手に持って使用するため、重すぎる商品を選んでしまうと、長時間使用する際に手が疲れてしまう可能性があります。重いモデルだと、本体とアタッチメントを合わせて約1㎏になるものもあります。一方で、軽すぎると本体の重みが不足し、食材がつぶしづらいこともありますので、用途に応じて検討してみてください。
5.お手入れのしやすさ
多くの商品はアタッチメントを簡単に取り外して洗うことができるため、お手入れ面で特に不便を感じることは少ないかもしれませんが、刃の部分を洗うためのクリーニングブラシが付属している商品もあります。お手入れが面倒だと感じる方には、そのような商品を選ぶと良いでしょう。
6.定格運転時間
ブレンダーやチョッパーのアタッチメントを使用する際には、連続して稼働できる時間(約1~3分)が設定されており、その時間を超えると安全のために一時的に運転が停止します。料理に不慣れな方は、初めは定格運転時間が長めのモデルを選ぶと良いでしょう。
おすすめ商品
500Wという強力なパワーで、コーヒー豆などの固い食材も容易に砕くことができます。また、アタッチメントの種類も豊富で、料理の幅が広がることは間違いありません。

4枚刃のブレンダーカッターを搭載しており、食材をムラなく、なめらかにカットすることができるため、スムージーなどを美味しく作ることが可能です。

商品名にもあるように、ティファール独自の「離乳食ブレンダー」を使用することで、赤ちゃんに合わせた少量(約50ml程度)の離乳食も均一に撹拌できるため、月齢に応じた離乳食作りが可能です。

まとめ
いかがでしたでしょうか。1台持っているだけで料理の幅を大きく広げてくれるハンドブレンダー。
ぜひ、ご自身の使用目的に合ったハンドブレンダーを選ぶ際の参考にしてみてください。
コメント