買ってはいけないコードレス掃除機


現在の掃除機市場では、コードありのモデルよりもコードレスのタイプが圧倒的に主流となり、多くの人々に選ばれています。

そこで、特に気になるポイントとして挙げられるのが『吸引力』と『掃除のしやすさ』ではないでしょうか?皆さんが自分にとって最適な機種を見つけるために、店舗に足を運ぶ前に知っておくべき重要な情報をお伝えしたいと思います。

店員はダイソンを基準にして接客をしている。

コードレス掃除機の中で、その名を知らない人はいないと言っても過言ではないのがダイソンです。このブランドは、強力な吸引力を誇り、デザイン性にも優れた製品を展開しており、多くの人々から高く評価されています。

私自身もいつか手に入れたいと思いつつも、その価格が高いために購入には至っていません…

さて、なぜ販売店の店員がダイソンを基準にして接客を行うのかというと、家電量販店にとっては売上を確保することが最も重要な使命だからです。
少しでも高価格の商品を販売することを目指しています。
人気のモデルを基準に説明することで、顧客にとって分かりやすくなります。

これらの2つの理由が、ダイソンが頻繁に訴求される背景となっているのです。

例えば、ダイソンの高価格帯の製品について説明した後、国内メーカーの掃除機を紹介すると、相対的に安く感じるのではないでしょうか?営業マンにとっては、安価な商品から高価な商品を購入させるのは非常に難しいですが、高価格な商品から安価な商品へと移行させる方がはるかに容易なのです。

もちろん、国内メーカーの掃除機が劣っているわけではありません。ダイソンに特にこだわりがないのなら、むしろコストパフォーマンスに優れた良い掃除機を購入することができるのです。

まずは、購入時に考慮すべき選び方を5つ紹介します。

吸引力

吸引力とは一体何なのか、疑問に思っている方へ向けて詳しく解説します。

実は、吸引力が変わらないからといって必ずしも吸引力が強いわけではありません。
吸引力の強さは、基本的には『吸引仕事率』の数値が高いほど強いとされています。

ヘッドブラシ

ヘッドブラシには大きく分けて2つのタイプがあります。
【パワーブラシ】
このタイプはブラシにモーターが搭載されており、床、フローリング、カーペット、畳など様々な素材に対応できることが特徴です。

仕組みとしては、ブラシが床にしっかりと接触し、密閉されることで空気の漏れが少なくなり、結果として吸引力が高まります。
【タービンブラシ】
こちらはモーターが搭載されていないため、吸引力が劣り、床とブラシの密閉度も低いため吸引力が弱まります。

主に1万円前後の価格帯の商品に多く見られ、フローリングしか掃除しない方には問題ないかもしれません。

フィルター

価格の高いモデルにはフィルターレスのタイプが存在しますが、5万円以下のモデルにはフィルターが搭載されていることが多いです。

フィルターレス』は、ゴミと空気を分離することにより吸引力の低下を防ぎ、メンテナンスが不要になるため非常に楽です。

一方で『フィルターあり』のモデルは、小さなゴミをフィルターで捕えるため、定期的に清掃が必要になります。

チェックすべきポイントは以下の3つです。

メンテナンスのしやすさ

ダストカップの分解のしやすさ

水洗いができるかどうか

バッテリー

バッテリーに関しては、多くの人が使用時間を気にすることが多いですが、実際にはそれだけではありません。

私自身も過去に、使用時間ばかり気にした結果、充電が非常に長く、急に使いたい時に使えなかった経験があります。

多くのメーカーが様々なモデルを展開していますが、充電時間が長いと使用できない時間が増え、ストレスがたまります。

充電時間が短いとすぐに掃除ができるため、ストレスが軽減されます。充電時間が長い場合は、着脱可能なバッテリーを選ぶことをお勧めします。

本体質量

本体質量は軽い方が良いと考えられがちですが、必ずしもそうとは限りません。

本体が軽量であるということは、部品が一つ一つ小型化されていることを意味します。

そのため、モーターが小型化されると吸引力が低下し、バッテリーが小型化されると使用時間も短くなるといったデメリットがあります。

また、ゴミをためるダストカップも小さくなるため、掃除のたびにメンテナンスが必要になることもあるため、注意が必要です。

国内大手4社の特徴

掃除機は多くのメーカーから販売されているため、どのメーカーを選ぶか検討する際に、比較せずに何となく選んでしまうことがよくあります。
各メーカーには得意分野と不得意分野があり、それぞれの掃除機の性能に差があるため、購入前に自分の目的に合ったメーカー選びが重要です。

ここで、国内の大手4社の特徴をお伝えします。

パナソニック

パナソニックの掃除機は、普段ゴミがたまりやすい隙間や角、壁の際までしっかりと吸い取ることが得意です。また、クリーンセンサーが内蔵されているモデルでは、目に見えない微細なゴミを感知し、自動で吸引力を高めて綺麗にすることができます。

お手入れも容易で、ダストボックスを丸洗いできるモデルや、ワンタッチでゴミを捨てられる機能など、様々な工夫が施されています。清潔感を大切にする方にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。

東芝

東芝は、吸引力が長持ちし、長期間にわたって使用できる掃除機を提供しています。

特に東芝のトルネオシリーズのコードレス掃除機は、軽量でありながら吸引力が強いと評判で、ダストボックスも分解して洗えるため、常に清潔に保つことが可能です。

日立

日立は軽量化に特化した製品が多く、軽量でありながら吸引力も強く、壁際のゴミまでしっかり集めることができる掃除機を提供しています。

ヘッドのアタッチメントも多様で、使用目的に応じて柔軟に使い分けることができるため、使い勝手が良いメーカーです。

シャープ

シャープの掃除機は、軽量でありながら高い吸引力を実現しているのが特徴です。

特に『RACTIVE Air』シリーズの掃除機は、コードレスでありながらもパワフルな吸引力を持っているのが魅力です。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

購入時の選び方には吸引力・ヘッドブラシ・フィルター・バッテリー・本体質量といった重要なポイントをしっかりと押さえ、自分にぴったりの掃除機を見つけていただければ嬉しい限りです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました