塩分・添加物がたっぷり?買ってはいけないふりかけ


白ごはんにぴったりと合うおかずが手元にないときに非常に便利に使えるアイテム、それがふりかけです。

甘じょっぱい風味からスパイシーなものまで、豊富な種類の味が販売されており、食事を手軽に済ませたいときや、お子さんが食欲をあまり示さないときにも非常に役立ちます。

ふりかけの定番商品としては、丸美屋の「のりたま」のような乾燥タイプが知られていますが、しっとりとした食感でごはんにしっかりと絡むソフトタイプのふりかけも高い満足感を得られるため人気があります。さらに、これらの商品はスーパーやコンビニなど、身近な場所で簡単に手に入るのも嬉しいポイントです。

このように身近で便利なふりかけですが、商品の選び方や使い方によっては健康に悪影響を及ぼす可能性があることをご存じでしょうか?

この記事では、ふりかけが健康に与える影響や、日常生活に上手に取り入れるためのコツについて詳しくご紹介していきます。

ふりかけを使うと塩分摂りすぎに?

ふりかけを使用することで健康に与える影響の中で特に気になるのが、塩分の摂りすぎではないでしょうか。

まずは、ふりかけの大手メーカーである丸美屋の「のりたま&バラエティー」を例に挙げて、ふりかけの1食分に含まれる塩分量を調査してみました。この商品は、のりたまをはじめとする人気の乾燥タイプのふりかけ6種類がそれぞれ1食分ずつ個包装されています。

丸美屋の公式サイトを参考にしながら、各種の味における1パックの栄養成分表示を確認してみたところ…

1食あたりの塩分量(g)
のりたま0.22
味道楽0.19
鮭あおさ0.24
すきやき0.21
たらこ0.40
香味しそ0.45

                   ※参考:丸美屋公式サイト

1パックあたりの塩分量は0.19gから0.45gの範囲です。

驚くことに、意外にも塩分量が少ないということが判明しました。

さらに、ソフトタイプのふりかけの塩分量をチェックしたところ、こちらも0.3gから0.4g前後で、乾燥タイプとほぼ同じレベルでした。塩気の強いカリカリ梅入りのソフトふりかけは1食分あたり0.49gと少し多めでしたが、それでも0.5gを超えることはありませんでした。

梅干し1個やインスタント味噌汁1杯で約2gの塩分を摂取することを考慮すると、ふりかけは特別に塩分の高い食品というわけではないことがわかります。

気づくと塩分過多に…大袋入りは要注意!

意外にも、ふりかけの塩分量は思ったよりも少なかったという結果です。

しかし、これは1食分あたりの推奨量をきちんと守って使っている場合の話です。大袋を購入し、目分量でたっぷりとかけてしまう方は注意が必要です

先ほどの丸美屋の商品では、1食分の量が2.0gから2.5g程度で塩分が計算されています。
ソフトタイプの場合は、1食分が4.0g前後に設定されているため、意識しないとあっという間に塩分摂取量が超過してしまう可能性があります。

健康を意識するのであれば、割高でも量が把握しやすい個包装タイプを選ぶか、または塩分控えめのタイプを選ぶことが良いでしょう。

気になる添加物のアミノ酸

次に注意が必要なのは、ふりかけに含まれている添加物です。

ふりかけに含まれる主な添加物は、うま味調味料のアミノ酸です。主成分はグルタミン酸ナトリウムであり、「味の素」として知られている化学調味料です。

通常の量で使用している場合には健康への影響は少ないとされていますが、過剰に摂取すると発がん性や脳機能の低下、肥満などに影響を及ぼす可能性があるとも言われています。

さらに、市販されている多くの加工食品にもこのうま味調味料のアミノ酸が使用されているため、外食やコンビニでの食事が多い方は知らないうちに大量に摂取している可能性があります。

家族や自身の健康を考えるためにも、できるだけアミノ酸などの添加物が含まれていない、ナチュラルな原材料のふりかけを選びたいものです。

ふりかけは何歳から使える?

お子さんが白いご飯をあまり食べてくれないとき、ふりかけをかけると喜んで食べてくれることが多いですよね。アンパンマン・プリキュア・仮面ライダーなどのキャラクターふりかけも多く販売されているため、子どもたちにとってふりかけは身近で親しみやすい存在です。

家庭での食事はもちろん、幼稚園や保育園、小中学校の給食にもふりかけは登場しますよね。

パッケージを見ても特に「何歳から」という注意書は見当たりませんが、こうしたキャラクターふりかけは何歳ごろから使用できるのでしょうか。

丸美屋の公式サイトに記載されているQ&Aによると、キャラクター付きのふりかけは離乳食完了後の1歳前後から使用できるとのことです。

離乳食が完了する前のお子さんにふりかけを食べさせたい場合は、生後9か月頃から使用できるベビー向けの商品が和光堂やピジョンから販売されていますので、そちらを選ぶと良いでしょう。

これらの製品は赤ちゃんのために塩分を控えめに作られており、アミノ酸や着色料、保存料などが無添加となっているものが多いです。

まとめ

ふりかけは手軽に白ごはんにおいしさをプラスすることができる便利なアイテムですが、ついつい癖になって頻繁に使用してしまう方は注意が必要です。塩分や化学調味料の過剰摂取が気になる方は、個包装や減塩、無添加タイプを選ぶなど上手にふりかけを活用して、健康的に楽しみましょう。

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