自宅にトレーニング器具を買ってはいけない理由とは？

自宅にトレーニング器具を導入しようと考えている方はいらっしゃいませんか？

最近では、手軽に使えるトレーニング器具が数多く市場に出回っています。これにより、多くの人々が運動不足を解消するために自宅でのトレーニングを始めるようになりました。しかし、高価なトレーニング器具を購入しても、最終的にはあまり使わなくなってしまうことが多いのが現実です。特に、「簡単に痩せられる」といったキャッチフレーズのついた器具は、たいていすぐに飽きられて使われなくなることが予想されます。

私自身の意見としては、自宅でのトレーニングを継続することは非常に難しいと考えています。そこで、今回は自宅にトレーニング器具を揃えるべきでない理由について詳しくお話ししたいと思います。

ながらトレーニングは続かない
緊張感が必要だから
生活の邪魔になるから
衛生的に悪い？
まとめ

ながらトレーニングは続かない

まず最初に、自宅で購入できるトレーニング器具の多くは、ながらトレーニングを目的とした商品が非常に多いと感じます。また、「テレビを観ながら、楽に痩せられる！」といった宣伝文句のついた商品も数多く見受けられます。しかし結論として言えるのは、楽をしながら身体を鍛えることはできず、結局テレビに意識が向いてしまい、トレーニングに集中できなくなるのです。

視覚的な刺激は非常に強力で、特にテレビの画面は人の注意を引きつけてしまいます。現在ではYouTubeなどでトレーニング動画も多く配信されていますが、それでも家庭でのトレーニングは他の事に気を取られやすく、集中力が途切れやすいのです。これは、私たちが無意識のうちに「家はリラックスできる場所だ」と認識しているからに他なりません。

緊張感が必要だから

トレーニングにおいては、メリハリが極めて重要です。また、適度な緊張感は日常生活に活力をもたらしてくれる要素でもあります。 もし身体がリラックスした状態にあるなら、どれほど優れたトレーニング器具が自宅にあっても、その効果を十分に引き出すことは難しいでしょう。

私のおすすめとしては、やはりジムに通うことです。なぜなら、他の人の目がある環境の方が、自然と緊張感を持つことができるからです。さらに、ジムには多様なトレーニング器具が揃っており、同じ目標を持つ仲間たちが集まるため、「自分も頑張らなければ！」という気持ちが芽生えやすくなります。

トレーニングは身体に負荷をかける行為ですので、緊張感がある方が身体からアドレナリンが分泌され、楽に行えることが多いでしょう。逆に、リラックスした状態でトレーニングを行うと、逆に辛く感じることが多いのです。まずは、しっかりとトレーニングに適した環境を整えることが非常に重要です。

生活の邪魔になるから

トレーニング器具を自宅に置くことは、場合によってはかなりのスペースを占有してしまうことがあります。特に小さなトレーニング器具が増えてくると、どこに置くかの問題も出てきます。特に、住居が狭い場合には、トレーニングを行うことができても、器具自体が日常生活の妨げとなる危険性があります。

さらに、ランニングマシンやロデオマシンなどは音が大きく、周囲の家族に迷惑をかけることも考えられます。そして、最終的には多くの器具が物置と化してしまうことが多いのです。そのため、まずは自宅を「生活する場所」と「トレーニングする場所」に分けて考える必要があります。優先すべきは、生活環境の方でしょう。

もし自宅にトレーニング器具を設置する場合は、トレーニング専用のスペースを確保することを強くお勧めします。すなわち、「生活スペース」と「トレーニングスペース」をしっかり分けることが望ましいのです。また、狭い部屋でトレーニングを行う場合、物にぶつかって怪我をする危険性もあるため、自分の住居に運動できるスペースがあるかどうか、改めて見直してみることが大切です。

衛生的に悪い？

自宅でトレーニングを行い、汗をかくことは衛生的にあまり良くないと言えます。 というのも、家庭内は生活空間であり、さまざまな物が存在するため、汗を放置すると蒸れやすく、雑菌が繁殖する原因となるからです。風通しの良い家であれば問題は少ないですが、マンションなどに住んでいる場合は、特に注意が必要です。

もちろん、汗をかいた衣服は簡単に洗濯することができますが、床に付着した汗や身体から出た汗は蒸発しやすく、壁に付着してしまうこともあります。また、汗の付いたトレーニング器具は定期的に掃除をしないと、カビの発生を引き起こす恐れがあります。もし自宅でトレーニングを行う際は、トレーニングマットを使用することが必須だと考えます。そして、部屋の掃除を定期的に行い、十分な換気を心がけながら進めることが重要です。