買ってはいけないトイレットペーパー、その理由とは??

毎日利用するものであり、普段何気なく手に取っている「トイレットペーパー」ですが、その選び方には意外と多くのポイントがあります。

皆さんはトイレットペーパーを選ぶ際に、どのような点を重視して購入していますか?スーパーやドラッグストアに足を運ぶと、エリエール・ネピア・クリネックス・スコッティなどの名だたるメーカーが提供する商品が数多く並んでおり、その選択肢の多さに迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。さらに、各店舗のプライベートブランド商品も存在するため、どれを選ぶべきか悩むことが増えますね。

日々利用する消耗品であるからこそ、自分のライフスタイルや好みに合ったトイレットペーパーを選びたいものです。

そこで今回は、あなたにぴったりのトイレットペーパーの選び方とともに、「購入を避けるべきトイレットペーパー」についても詳しくご紹介していきます。

トイレットペーパーを選ぶポイント

さまざまな種類が市場に出回っているトイレットペーパーですが、選ぶ際のポイントとして以下の4つがあります。それぞれのポイントを詳しく解説していきますので、自分にぴったりのものを見つけながらお読みください。

①:シングル・ダブルのタイプで選ぶ

トイレットペーパーの主なタイプは、「シングルタイプ」「ダブルタイプ」の2種類に分けられます。さらに、「トリプルタイプ」も存在しますが、今回は特にシングルとダブルの2つに焦点を当てて説明していきます。

まず、シングルタイプの特徴を見ていきましょう。

・通常、紙の長さがダブルの倍になっていることが多いですが、価格はほとんど変わらず、コストパフォーマンスが優秀です。
・1枚のため、ダブルに比べると薄くて破れやすいので、丈夫な素材を選ぶことが重要です。
・使用感はやや固めであるため、選ぶ際には紙質にこだわることが望ましいです。

「コストパフォーマンスを重視する」という方には、シングルタイプが特におすすめです。

次に、ダブルタイプの特徴について見ていきましょう。

・紙が二重になっているため、吸水性が非常に優れています。
・シングルタイプに比べてふんわりとしており、肌触りも良好です。
・一般的にシングルタイプよりも価格が少し高い傾向にあるかもしれません。
・厚手で丈夫なため、巻き取る際に紙が途中で切れる心配が少なくなります。

毎日使用するものであるからこそ、「使い心地を重視する」という方には、ダブルタイプを強くおすすめします

ちなみに、トリプルタイプは種類は少ないですが、ダブルタイプよりもさらに柔らかく、肌触りが良く、吸水性と耐水性に優れています。そのため、「温水洗浄便座(ウォシュレット機能)」を使用される方には特におすすめです。

②:紙質や肌触りで選ぶ

トイレットペーパーに使用される素材には非常に多くの種類があります。また、紙の素材や質だけでなく、加工方法によっても肌触りが変わるため、こちらも詳しくご紹介します。

・肌触りの良さを求めるなら「パルプ100%」を選ぶと良いでしょう

パルプは、古紙などを混ぜずに木材のみから作られているため、白色度が高く、非常に柔らかな肌触りに仕上がるのが特徴です。メーカーによって表記が異なることがあり、バージンパルプ・ピュアパルプ・フレッシュパルプなどの名称が使われていることもあります。

・コストパフォーマンスを重視するなら「再生紙や古紙」を使用したものが良い選択です

一方、古紙や再生紙を使用して作られたトイレットペーパーは、漂白剤を使っていないため、灰色っぽい色合いで固く、ざらつきのある肌触りとなります。古紙や再生パルプなどの表示がされており、環境に配慮したりコストパフォーマンスを重視する方に適していますが、主に業務用として多く使われています。

「エンボス加工」でさらに柔らかな肌触りに

エンボス加工とは、紙の表面に凸凹の模様を施す加工技術のことを指します。この凸凹がクッションのように働くことで、より柔らかな肌触りを実現し、紙の表面積を増やすことで水分の吸収力を高めることができます。さらに、エンボス加工により便の吸着力も向上し、しっかりと拭き取ることができるため、多くのメリットがあります。より柔らかな肌触りを求める方には、エンボス加工が施された製品をおすすめします。

・デリケートな肌や敏感肌の方は「保湿成分入り」のものを選ぶと良いでしょう

「お尻がかゆくなったり、痛みを感じたりすることがある」

「何度か拭くと、お尻がヒリヒリする」

このようなお悩みを抱えている方には、保湿成分が含まれたトイレットペーパーがおすすめです。スクワランやベビーオイルなどの保湿成分が配合された製品は、滑らかな肌触りを実現し、肌に優しい製品ですので、安心して使用できます。

③:機能性で選ぶ

最近のトイレットペーパーには、より使いやすさを追求した機能を備えた商品が多く登場しています。1ロールあたりの長さが通常の1.5~2倍にもなる「長巻タイプ」は、交換の手間を減らすことができ、買い物に行く回数を減らすことができます。たとえば、12ロール分のトイレットペーパーが8ロールに収まることで、収納スペースも従来よりも少なくて済むという利点があります。

また、トイレットペーパーの「芯なしタイプ」も注目されています。この商品は、使い終わった後のゴミが出ず、従来の芯ありタイプよりも1ロールあたりの長さを長くすることができるため、環境に優しいエコな商品として評価されています。これらの点も、商品選びの重要なポイントとなりますね。

海外製のトイレットペーパーは要注意!!

最近のトイレは「少ない水でキレイになる」高性能で、節水機能が充実した製品も多くなっています。しかし、日本のトイレ事情に合わない海外製のトイレットペーパーを使用すると、問題が発生することがあると話題です。

代表的な商品として「コストコのバスティッシュ」が挙げられます。この商品は、ふわふわした肌触りと厚手の紙で使い心地が良いため、人気を集めています。しかし、ネット上では「トイレがすぐに詰まる」という声も多く見受けられます。

なぜコストコのトイレットペーパーを使うと、トイレが詰まりやすくなるのでしょうか。その理由は以下の3点に集約されます。

①トイレットペーパーが日本製に比べて厚すぎるため、水に溶けにくい。
②エンボス加工が施されているため、繊維の結びつきが強く、通常よりも溶けにくい。
③トイレの節水機能が向上しているため、水に溶け切らない。

これらの要因によって、トイレの詰まりが発生しやすいのです。日本のトイレットペーパーでも、一度に大量の紙を流すと詰まることがありますが、日本製のトイレットペーパーは、少量の水でもエンボス加工を施しつつも「溶けやすい」ように開発されているため、詰まりが起こりにくくなっています。日本の技術力は本当に素晴らしいですね。

トイレの詰まりが心配な方は、海外製の商品は「買ってはいけないトイレットペーパー」と言えるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

日々使用するものにちょっとしたこだわりを持つことで、あなたの生活に「より良い変化」をもたらすことができます。数多くのトイレットペーパーの中から、あなたの好みに合った商品を見つけ、日常生活が少しでも快適に向上することを願っています。

最後に、筆者の体験と独自の調査に基づいたおすすめのトイレットペーパー3選を紹介して締めくくりたいと思います。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました