年中を通じて楽しむことができるキャンプは、最近とても人気を集めています。
一人でのキャンプから、友人や家族と一緒に楽しむキャンプスタイルまで、多彩な楽しみ方が可能です。
「キャンプに挑戦してみたいな」と思っている方も多いでしょうが、何から始めればいいのか、どの道具を購入すればよいのか、迷ってしまうことも少なくありません。
初心者の方々や、これからキャンプを始めようと思っている方、またすでにキャンプを楽しんでいる方にも、ぜひ知っていただきたい情報があります。
実際に「買って失敗したキャンプ道具」や「絶対に買ってはいけないキャンプ用品」が存在しますので、その理由も踏まえてお伝えします。
キャンプ初心者に必要なキャンプギア・キャンプ道具
では、どのような道具が必要になるのでしょうか。
ディキャンプ | タープ | テーブル | チェア | クーラーボックス |
ガスバーナー | コンロ | 食器 | カトラリー | |
⇓追加していく⇓ | テント一式 | コット | キッチンテーブル | |
テント泊なら追加する | 焚き火台 | ランタン | シュラフ | キャンピングマット |
ヘッドライト |
買ってはいけないキャンプ道具(買って後悔)
笑’s 笑’s B-6君コンパクト焚き火グリル B-6君 3点セット(B6君/専用ハードロストル/グリル) (¥9,400~)
この焚き火台は、人気アニメ「ゆるきゃん△」にも登場した小型の焚き火台で、多くの人に憧れられています。
豊富なパーツが揃った3点または4点セットでコンパクトに持ち運べるため、一見便利に思えますが、実際に使用してみるとサイズが小さくて薪が入らないという問題があります。
利用できるのは小枝を拾ってくることができるキャンプ場に限られ、食事の際には豆炭を使わなければならず、これがかえって荷物になってしまうこともあります。
小枝が豊富にあるキャンプ場では使えますが、海などの小枝が手に入らない場所では、豆炭が必要になり、余計な荷物が増えてしまいます。コンパクトなキャンプを目的に設計されている焚き火台ですが、実際には豆炭などの他の道具も必要になるのです。
SnowPeak コッヘル・クッカーセット トレック900ml (¥2,800)
このクッカーは一般的に見られる丸い縦長の形状をしており、Amazonのレビューでも高評価を得ていますが、実際には買ってはいけないキャンプ用品の一つです。
アルミ製で、蓋はちょっとしたフライパンとしても使用でき、容量も900mlと多くの食材を収容できますが、実際に使ってみると使い勝手が良くありません。
開口部が狭いため具材を混ぜるのが難しく、バーナーの五徳に置くと安定感が欠けるのが問題です。キャンプにおいて安定感がないのは大きなデメリットですので、使用する際にはもう少し直径が広いものが望ましいです。
安くても良いアイテム(オススメ商品)
高機能なアイテムや、有名メーカーの高価な製品は、確かに質の高い商品が多いですが、初心者キャンパーや軽ソロキャンプを楽しむ方にとっては、安価でも十分な性能を持つアイテムがたくさんあります。そんな中から、コストパフォーマンスに優れたアイテムを厳選して、5つご紹介します。
Moon Lence アルミロールテーブル 折りたたみ式(¥4,999~)
非常に多機能なテーブルで、同じ商品を並べることで長テーブルに拡張したり、上下に連結して収納棚や調理台の高さに変身できるのが魅力です。
フレームは高い伸縮性を持つショックコードで連結されており、ヘリノックスのチェアのように簡単に広げて設置ができ、スムーズな使用感を提供します。軽量かつコンパクトながら、耐荷重は30㎏で、テーブル下にはアイテムを置くためのネットが付いています。
フィールドア エアーコンパクト コット (¥13,860~)
この商品はエアーマットとコットが一体化した優れたアイテムです。ポンプが内蔵されているため、空気を入れるのも簡単で、エアーが入っていることでクッション性が高く、快適な眠りを提供します。
ロータイプにもかかわらず、地面の凸凹や冷気を完全に遮断してくれる素晴らしい性能を持っています。
フィールドア バンブーテーブル100 (¥7,590~)
四つ折りでコンパクトに折りたためるテーブルで、アウトドアテーブルとしては珍しく、高さを無段階に調整できるという特徴があります。
多少の重量感はありますが、安価で丈夫な竹製のテーブルで、自然素材を使用しているためキャンプの雰囲気を壊すことなく楽しい時間を過ごせます。
飯塚カンパニー エスビット アウトドア1100mlクックセット (¥7,240~)
初めてのキャンプやソロキャンプに非常におすすめの調理セットです。アルミ製のクックセットには、固形燃料のストーブの五徳がセットになっており、使い勝手が良いです。
五徳はクッカーの中にすっぽりと収納できるため、コンパクトに持ち運ぶことができます。また、四角形のクッカーなので、インスタントの袋ラーメンもそのまま入れることができ、パックご飯もぴったり収まります。
メジャーな安心おすすめアイテム
少し高めの価格設定ですが、機能性に優れ、長く使用できるキャンプギアのオススメ商品を2つ紹介します。
コールマン エクスカーションティピー II/325 (¥18,650~)
この商品は、メインポール1本で支えるタイプのテントで、設営が非常に簡単なワンポールテントです。
設営の手軽さだけでなく、非常にコンパクトに収納できるため、車などに収めやすくなっています。
コットンよりも速乾性に優れたテックスファイバー生地を使用しており、カビの発生を軽減してくれるため、手入れも楽で安心して使用できます。
ピコグリル 498 Picogrill498 (¥15,780~26,000価格変動あり)
これは、多くの有名YouTuberやキャンプ好きな方々に推奨されている焚き火台です。
価格はお手頃ではありませんが、コンパクトで軽量ながら長く使えると評判です。
薪をそのまま乗せて使用できるため、焚き火を楽しむことができ、開放部分が広いため、調理の際には薪の出し入れや火加減がしやすいのも特徴です。
先ほど紹介した、買ってはいけない焚き火台「笑’s B-6君」とは使い勝手が異なるのです。
色んなキャンプスタイル
BBQ・バーベキューがメインのキャンプ
皆でワイワイとおしゃべりしながら楽しむことができるのが、バーベキューキャンプの魅力です。
河川敷や海岸など、明るい時間帯に楽しむスタイルが一般的で、ファミキャンや友キャンに特に人気です。
前日に下ごしらえをしたり、漬け込んだ食材を持参するのが大変な場合は、バーベキューセットを備えたキャンプ場を選ぶのも一つの手です。
テント泊メインのキャンプ
夜には美しい夜景を楽しみ、朝には朝日を浴びて自然を満喫できるのが、テント泊の魅力です。
子供たちはまるで秘密基地にいるかのような冒険気分を味わい、ワクワクが止まりません。
コンパクトなソロキャン
一人で自由に楽しむことができるのがソロキャンプです。
コンパクトなギアを揃えて最小限の荷物でバイク旅や、一人での車中泊など、さまざまな楽しみ方があります。
好きな食事を堪能し、気兼ねなく自分の時間を過ごすことができるのが醍醐味です。
車中泊キャンプ
天候に左右されず、いつでも気ままに楽しむことができるのが、車中泊キャンプの魅力です。
サイトの設営にかかる手間を他のことに使うことができ、急な雨にもさっと対応できるのが大きな利点です。
たくさんのギアでおしゃれキャンプ
ギアとは道具を指す英語で、キャンプギアとはキャンプで使用するすべての道具を意味します。
黒や緑を基調にしたり、ブランドによってカラフルに統一したり、いろいろなスタイルがありますが、写真映えするおしゃれキャンプが楽しめます。
こだわりのギアを使うことで、自分の個性を楽しむキャンプが実現します。
買ってはいけない!キャンプ道具のまとめ
キャンプの楽しみ方は人それぞれで、さまざまなスタイルが存在します。
自由さがキャンプの魅力でもあります。
魅力的なアイテムが多く存在しますが、使い勝手の悪い道具ではせっかくの楽しいキャンプがストレスになり、楽しさが半減してしまうこともあるのです。
そのため、必ずしっかりと情報を調べ、見極めてから購入することが重要です。
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