コンビニで「安いから」となめて買ってはいけない!セイコーマートのリテールブランドのクオリティとは

北海道の象徴とも言えるローカルコンビニエンスストア、セイコーマート。多くの方がこの名前を聞くと、ホットシェフの存在を思い浮かべるのではないでしょうか。

ホットシェフが提供するパンやお弁当、おにぎりは、どれも美味しくてお腹を満たしてくれるものばかりです。

その価格も非常にリーズナブルで、旅行者のみならず、地元の人々もそのおかげで経済的に助かっていると肌で感じている道産子の私です。

さて、こうした意見を聞いて、あなたはもしかしたら、過剰な賞賛ではないかと疑念を抱いているかもしれません。

何か裏があるのではないかと、疑っている方もいらっしゃるでしょう。

そんな疑いを持つあなたに、ぜひ知っておいてほしい情報があります。

実は、セイコーマートにはまだまだ知られざる魅力が数多く存在するのです。

特に、メディアであまり取り上げられないセイコーマートのリテールブランドに焦点を当てて、その魅力をお伝えしたいと思います。

製品の美味しさに対する強いこだわり。

「北海道産〇〇を使用した△△」というキャッチフレーズを、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

しかし、北海道から発信されるセイコーマートは、さらにその先を目指しているのです。

北海道の広大な土地は、多様な気候を持ち、そのために特産物は地域ごとに異なる特徴を持っています。

セイコーマートは単に「北海道産」と謳うだけではなく、どの地域で作られたものが特に美味しいのかをしっかりと見極めて、商品開発を行っているのです。

ここで、いくつかの具体例を挙げてみましょう。

①牛乳

セイコーマートのパック牛乳は、すべて豊富町の酪農家が生産したものを使用しています。

豊富町の牛乳は、その脂肪分が豊かで味わいも濃厚です。

舌の肥えた道民たちが自宅用として購入するほどの美味しさなので、店舗に行くと売り切れになっていることも珍しくありません。

さらに、この牛乳を使用したアイスクリームなどの加工品も絶品です。

②農産物

北海道の農産物は非常に多様で、もしも北海道だけで食料自給率を賄うことができたら、それは決して不可能な話ではないと聞いたことがあります。

広大な土地を利用した農作物の生産は、特に美瑛の丘のような風景として多くの人に愛されています。

このように豊かな土壌と気候のもとで育てられる農産物は、素晴らしい品質を誇ります。

その一例として、北海道の名産品である小豆を取り上げましょう。

コンビニのレジの横には、よく和菓子が並んでいますが、セイコーマートのレジの近くには、北海道の十勝地方産の小豆を使用したどら焼きなどが、非常にリーズナブルな価格で売られています。

北海道十勝産の小豆は、有名和菓子店でも扱われるほどのブランドですので、道産子の私もつい気が付いたらカゴに入れてしまう隠れた名品です。

ぜひ、セイコーマートに立ち寄った際には、ぜひお試しください。

このように、セイコーマートは素材一つ一つにこだわり抜き、高品質な商品を生み出しているのです。

バラエティ豊富!北海道のならではの食材を使った、美味しい変わり種商品!

北海道は、もともと先住民族であるアイヌの方々が住んでいた土地で、その歴史は非常に豊かです。

令和3年現在、北海道を舞台にした書籍や漫画を通じて、北海道の歴史に興味を抱く方も多いことでしょう。

そのようなとき、まずは食文化から触れてみるのも良いかもしれません。

手軽に楽しむことができる、北海道独自の食材を用いたセイコーマートの商品の一部をご紹介します。

①ヤマワサビ

北海道では、ヤマワサビ(西洋ではホースラディッシュとして知られています)を食べる文化があります。

これは、わさびと同様に植物の根の部分を利用したもので、イカそうめんに醤油をかけて一緒に食べると絶品です。しかし、辛み成分が揮発しやすく、鮮度が落ちやすい食材でもあります。

そのため、本州への輸出品は少ないのです。

気になるけれどもなかなか手に入れられないあなたに、セイコーマートの山わさび醤油漬けおにぎりをお勧めします。

一口かじると、ツーンと鼻に抜ける清涼感のある辛さが癖になり、一度食べたらまた食べたくなる味わいです。

②ハスカップ

ハスカップは、アイヌ語の「ハシカプ」を由来とする果物で、日本人が言いやすいように名前が変化したものです。

そのまま食べると非常に強い酸味があるため、現在では加工して食べられることが多い果物です。

セイコーマートでもこのハスカップを利用した商品が展開されています。

例えば、牛乳と混ぜて作ったハスカップバニラソフトクリームや、ワインをベースにしたサングリアに加えた北のサングリアサワーなどがあります。

③和ハッカ

北海道では、道の駅などでハッカを使った製品を目にすることが多いですが、実はこの地は和ハッカ(ニホンハッカ)の特産地なのです。

元々本州で栽培されていた和ハッカは、元屯田兵によって北海道に持ち込まれ、そこでの栽培が始まりました。

現在では、網走や北見などのオホーツク海側で多く栽培されるようになり、北海道は日本におけるハッカの聖地とも言われています。

セイコーマートでも、ハッカを使った商品が豊富で、ミントの入ったカクテルであるモヒートや、ミントを加えたクラフトジン、さらにはチョコミントアイスやチョコミントソフトクリームなど、様々な商品が揃っています。

※セイコーマートは新商品の入れ替わりがとても激しいコンビニエンスストアですので、気になる商品があれば、早めにセイコーマート公式ネットショップで購入されることをお勧めいたします。

まとめ

セイコーマートの揺るぎない北海道への愛情や、食材の魅力に対する探求心は、この豊富なラインナップからも感じられることでしょう。

旅行のためにお金を貯めて、念願の北海道に訪れる方も多く、食を楽しみに来る人々も少なくありません。

しかし、どんなに完璧なスケジュールを組んでも、時には予期せぬハプニングに見舞われることもあるでしょう。

行きたかった飲食店に行けなくなった方や、できるだけお金をかけずに旅行をしたい方もいるはずです。

そんなときに、あなたの空腹を北海道産の食材でしっかりと満たしてくれるのが、オレンジのツルの看板が目印のコンビニエンスストア『セイコーマート』なのです。

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