片付け苦手さん必見!買ってはいけない収納グッズと究極の片付け術

片付け不要の部屋づくり

この記事では、片付けが苦手な方が避けるべき収納グッズと、究極の簡単片付け術についてお話ししますが、その前に、まずは片付けが苦手な方々の心理について考察してみたいと思います。「ああ、私のことだ!」と強く共感できたあなたには、ぜひそのまま最後までお読みいただきたい内容です。

テレビや雑誌で見かける美しいお部屋に心を奪われ、「私もこんなすっきりとした部屋に住みたい!」という思いから、片付けに取り組んだ経験はありませんか。

物が溢れかえった部屋から、必要なものと不要なものを分けたり、整頓するために新たな収納グッズを購入して用途別に小分けで収納したり、おしゃれなインテリアアイテムを取り入れたりと、瞬時に強い集中力を発揮して部屋を片付けることができるでしょう。

そして、片付けが完了したその日から数日間は、整然とした空間に満足し、使ったものは使い終わったらすぐにきちんとしまうことができているはずです

しかし、日常生活は仕事、学業、家事、育児などに追われ、片付けに専念できる時間や体力、心に余裕を持つのは簡単ではないというのが現実です。

そんな忙しい毎日の中で、「後で片付けるから、今はここに置いておこう」や、「今日は無理、明日にまとめて片付けよう」といった様々な理由から、気がつけばまた散らかった部屋に逆戻り…。これはあなた一人の悩みではなく、筆者も同じです。

こうした現象は、せっかく得た片付け後の満足感が徐々に薄れていき、同時に、散らかった部屋への耐性が強まっていくことが一因です

理想と現実のギャップが広がるにつれて、部屋の状態はあなたのやる気を削ぎ、「もうどうでもいいや」という気持ちになってしまうのも理解できます。

そこで、今回提案したいのが片付け不要の部屋づくりです。

片付けても片付けても散らかるのであれば、いっそのこと片付けをしなくても済む部屋を作ってしまえば良いのです。

そのためには購入してはいけない収納グッズを理解し、見極めることが重要です。

余計に散らかる収納グッズ

もしかすると、あなたは購入してはいけない収納グッズを手に入れてしまっているかもしれません。これらのアイテムは、片付け上手な方には便利に使えるものですが、片付けが苦手な方にとっては、逆に片付かない部屋を生み出す危険なグッズです

究極の片付け術、それは「今すぐ収納グッズを捨てる」ということです。

あなたの部屋には、次のような収納グッズがありませんか?

ミニサイズの2,3段の引き出し


多くの方が100円ショップなどで見かける、はがきサイズほどの小さな引き出しがあるかもしれません。一見すると、小物の収納にとても便利そう!に思えるでしょう。しかし、引き出しタイプの収納には、その操作の多さに注意が必要です。

1. 小物を手に取って引き出しの位置に移動する
2. 引き出しを開ける
3. 物を収納する
4. 引き出しを閉める

このように、片付けるためには明確な意志が必要となります。さらに、引き出しタイプの収納は、その特性上、一回り大きな引き出し専用の棚に収納することができず、それ自体を片付けるためにはさらなるアクションが増えてしまいます

そのため、引き出しタイプの収納はクローゼットの外に置かざるを得ず、プラスチック製の場合、外観がインテリアとしても魅力を欠き、アクションの多さから片付ける気持ちが薄れ、結局は片付けるために購入した収納グッズが無駄に放置されることになってしまうのです。

つまり、あなたは片付けを強いられる状況に陥ってしまっていたのです。片付けたいのであれば、思い切って捨ててしまいましょう。その中身は、後で紹介する収納ケースの中に入れてクローゼットにしまってしまいましょう。

「え?クローゼットにしまったら、出し入れが面倒じゃない?」と思うかもしれませんが、そもそもそんなに多くのアクションを重ねて引き出しに入れていたものは、使用頻度が高くないものです。

本当に頻繁に使用するものは、あなたの目の届く範囲に片付けができずにそのまま置かれているはずです

フタ付き収納ケース


フタ付きの収納ケースも、先ほどのミニ引き出しと同様に、そのアクションの多さから片付けに困難をもたらすアイテムです。また、「見えない収納」を意識してフタ付きのものを選ぶことにより、中身が見えない収納ケースでは「何がどこに入っているのか把握し、それを記憶しておく。間違っていた場合には探し出す」という新たなアクションが追加され、さらに片付けの難易度が上がります

中の見えない大きめのフタなし収納ケースに変更して、クローゼットに収納するのが理想です。大きめのものは、仕切りを後から追加することも可能ですが、小さなものを選んでしまうと、容量不足に陥った際に新たな収納グッズを購入せざるを得なくなり、結果的に片付けがより大変になります。

小物入れ


小物入れの最大の利点は、置くだけで簡単に片付けが完了する点です。この点は非常に大きなメリットですが、小物入れはフタのないものを選び、さらに家の中に設置する小物入れは一つだけにすることが重要です。そして、その設置場所は、

・玄関で、靴を履いたままでも手が届く位置
・帰宅後、靴を脱いでから最初に向かう動線上

このいずれかに配置してください。これは、「片付けたいものを片付けるために、わざわざその場所に行かなければならない」というアクションを排除するためです。例えば、帰宅後にすぐにテレビを見に行く方は、テレビのリモコンの近くに小物入れを置くべきです。また、着替えるために腕時計を外して置く場所が決まっている方は、これ以上小物入れを増やしてはいけません。

「小物入れはインテリアであり、収納グッズではない」と心に留めておくと良いでしょう。

究極の片付け術のまとめ

ここまで、購入してはいけない収納グッズの例をいくつか挙げてきましたが、
1. 中の見える透明なフタ付き収納ケース(大)に物を入れ、クローゼットにしまうこと
2. 小さめの収納グッズは今すぐ捨て、その中身を1の収納ケースに収めること
3. 小物入れは、動線上にひとつだけ設置すること

これらのポイントを意識することで、実際には自宅には不要な収納グッズが意外と溢れていることに気づくはずです。
「収納グッズを買う=片付く」ではなかったということを再認識してください。

片付け不要の部屋づくりを目指すために、まずは不必要な収納グッズの処分から始めてみてはいかがでしょうか。

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