スマートフォンを新たに購入したり、機種変更を考える際、多くの方が携帯ショップを利用するのではないでしょうか。その際、スマホが新しくなることで、今まで使っていた携帯ケースがフィットしなかったり、液晶画面が汚れたり傷つく前に、画面保護カバーやケースをショップで購入してすぐに使いたいと考えることは理解できます。
しかし、「その前に、少しお待ちください!!」
率直に申し上げると、携帯ショップで販売されている付属品は非常に高額です。ここでは、携帯ショップで購入を控えた方が良い「付属品とスマホ本体」について、その理由を分かりやすく説明いたします。
高額な付属品 4選
SDカード
AndroidスマートフォンにはSDカードが不可欠です。筆者が5年前に携帯ショップで機種変更を行った際、「純正のSDカードを使わないと、写真などのデータが保存できなくなる恐れがある」と言われ、当時の無知さから急遽その場で購入しました。以前にAmazonでSDカードを購入したことがあったため、おおよその価格は把握していましたが、携帯ショップでのSDカードの価格が3倍近く高いことに驚愕しました!結局、1万円程度のものを購入しましたが、以前のスマートフォンではAmazonで購入したSDカードでも問題なかったことに疑問を感じました。その後、友人や知人に尋ねると、「純正のSDカードなんて買ったことがない、高すぎるから」と言われ、かなりショックを受けました。もしかすると、その後の価格改正が影響したのか、現在では2016年と比較して携帯ショップでのSDカードの価格は見直されています。それでも、率直に言えばネットショップの方が安価であり、今でも多くのユーザーがネットで購入したSDカードを使用しているようです。携帯ショップでスマホを購入しようと考えている方には、事前にSDカードの情報を確認することをお勧めします。なお、iPhoneではSDカードは使用できません。
スマホケース
スマホケースも同様に、携帯ショップでは価格が高く、しかも種類が限られています。Amazonなどのネットショップでは、豊富な種類が揃い、価格も安いため非常におすすめです。
画面保護フィルム・カバー
新しいスマートフォンを汚さないために、ショップでフィルムを購入しようと思ったところ、あまりにも高額で驚愕しました!以前は携帯ショップの店員さんに頼めばフィルムを貼ってもらえたのですが、最近ではそのサービスを断られることが多くなりました。2021年2月からKDDIが提供する「店頭設定サポート」では、ショップで購入した方に1000円で画面フィルムを貼るサービスを行っているようです。
保護フィルムを自分で貼ることに緊張する方や苦手な方も多いかと思います。そんな方には、安価で保護フィルムを貼ってくれるサービスがあります。カメラのキタムラでは、店内で販売している保護フィルムを550円で貼ってくれるサービスを提供しており、持ち込みのスマホでも対応しています。家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機)でもフィルムを貼ってくれるサービスがありますので、ぜひお問い合わせください。
ワイヤレス充電器
従来のコード式の充電器は他店とそれほど差がないため、購入しても問題ないと思います。しかし、流行のワイヤレス充電器は携帯ショップでの価格が高いため、注意が必要です。もし従来の充電器が使えない場合は、コード式のものを買うか、電気屋さんに行くことをお勧めします。
スマホ本体の購入はオンラインショップがお得!
もしあなたがスマートフォン本体の購入や機種変更を考えているなら、オンラインショップを利用することをお勧めします。オンラインショップでの購入はお得です。
各キャリア公式オンラインショップのメリット
・頭金が不要
・事務手数料が無料
・各キャリアのポイントが利用可能!
・不要なオプションサービスの勧誘がない
・忙しい方や店舗へのアクセスが困難な方に便利
・キャリアスタッフとチャット機能やメッセージで相談できる
デメリットは?
・実物を手に取って確認できないこと
・対面で相談ができない
・すべての手続きを自分で行う必要がある
・購入しても商品が届くまで使用できない
なぜ携帯ショップの付属品は高額なの?
携帯ショップは、代理店運営の利益を確保するために頭金を設定したり、スマートフォンに詳しくないシニア層をターゲットにした不要なサポートや高額な付属品の契約を促して利益を得ているとされています。その理由は、スマートフォン本体の利益が少ない現状が影響しているのです。
もしかすると、あなたも以前「何か割引する条件でオプションサービスに一定期間加入してほしい、期間が終了したら即退会しても問題ない」と言われたことがあるかもしれません。しかし、電気通信事業法が改正されたことで、そのような販売方法には規制がかかり、割引上限額が税込み20000円に制限されました。そのため、月々の携帯料金が上昇することから、オプション加入を勧めにくくなったとされています。
このような背景を考慮すると、付属品の価格は以前より下がったものの、他店よりも高い価格を維持しないと利益が出せないのです。
以前、シニア層をターゲットにした不要なオプションサービスがSNSで拡散され、問題が明るみに出ました。現在では、シニア層など契約に対する理解が難しい方には、家族同伴での来店を促すよう呼びかけています。

まとめ
携帯ショップの付属品が高額である理由が理解できました。スマートフォンを紛失したり壊れた場合、急いで携帯ショップに駆け込むこともあるでしょう。その場で液晶フィルムを貼ったりケースに入れてすぐに使用できるメリットは確かにあります。しかし、筆者自身は液晶フィルムとスマホケースは絶対に高いと感じています!そのため、携帯ショップではスマホ本体のみを購入し、付属品はネットショップで注文して到着するまでの間は、ハンカチやポーチに入れて大事に使用しています。液晶フィルムも自分で貼っています。
また、携帯ショップでは、お得なプランを紹介してくれたり、不要なオプションを「いらない」と言えば無理に勧められることはほとんどありません。オンラインショップは確かに安価に済むことが多いですが、数千円で手続きを代行してくれるサービスもあり、親切で丁寧な店員がいることもあります。ただし、店舗での営業活動には利益を求める側面もあるのは事実です。最新機種の提案やオプション、付属品の購入を勧められることも理解できます。
「要らないオプションや最新機種、付属品」は率直に伝えて、自分が納得できるプランで気持ちよく契約することが大切です。
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